住民税が戻ってくる可能性があります。(住民税の還付)【1】

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次に該当する方は,
昨年払った住民税の一部が戻ってくる可能性があります。
1 平成18年は働いていて,平成19年は働いていない方。

2 平成18年は働いていて,平成19年に独立して
  所得税がかからないくらいに収入が減った方。
1もそうですが,2の方も多そうです。
私も平成19年開業組ですし。
なぜ戻ってくるかというと,
平成19年から住民税が増え,所得税が減ったことが理由です。
住民税は前年(平成18年)の収入,
所得税は,当年(平成19年)の収入に応じて計算されます。
通常だと 
住民税13万,所得税22万→合計35万
ですが,
平成19年は
住民税23万,所得税12万→合計35万
となります。
住民税が10万円増えてますので,
所得税が10万円減っています。
(実際は定率減税廃止の影響もあり,合計額は増えますが,
この例では考慮していません。)
同じように,
今回の該当者について考えてみます。
通常だと 
住民税13万,所得税0万→合計13万
ですが,
平成19年は
住民税23万,所得税0万→合計23万
となります。
住民税は10万円増えてますが,
所得税はもともと0円なので,減らすことができません。

ですので,この差額が戻ってくるのです。
申告方法については,次の記事で。

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