決算書は作成しただけでは意味がありません。
作成後にどう使うかが重要です。
そのため,決算書の数字の内容把握が必要となります。
毎月の月次決算でも同じことがいえます。
たとえば経費で
旅費交通費 873,493
消耗品費 201,412
と表示されているとします。
会計ソフトから出力されたものだと
これらの経費が何に使われたものかが
すぐには分かりません。
ですので,科目の内訳が分かる資料に別途加工する
ことも多いです。
先ほどの例でいうと
旅費交通費
移動交通費 172,839
通勤交通費 700,654
消耗品費
PC 199,283
その他 2,129
となります。
特別な支出があれば,
内訳を示し,
僅少なものはその他という項目でまとめます。
内訳作成時には,推移表により判断しています。
例えば
消耗品費で
9月 4,539
10月 3,240
11月 201,412
だと
明らかに11月が多いのでその内訳を見るということになります。
昨日訪問したお客様は
このタイミングで月次決算が完了しています。
会計データの入力は経理担当の方により完了していますので,
私が内容を確認し,
上記のような補助資料をその場でいくつか作成するのが
通常の業務の流れです。
資料は,
会計ソフトのデータをテキストに変換して,
それをEXCELのピボットテーブルで
作成しています。
データは,
あらかじめ訪問前に準備はしていますが,
意外と現場で
「こういう資料がわかりやすいかな?」
といったアイデアが浮かぶことの方が多いです。
そのため,資料はあまり定型にこだわらず,
お客様と相談の上,
フォームは随時
変えています。
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