日商簿記検定1級と簿記論

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日商簿記検定は,
日本商工会議所が行っている簿記検定です。
1級から4級まであり,
1級は年2回,2級~4級は年3回試験がおこわなわれています。
前回は11月に行われていた簿記検定ですが,
1級に友人が合格しました。
すばらしいです。
実は私も1995年11月に簿記検定1級を1度だけ
受験しています。
結果は不合格でした・・・。
そのため,税理士受験をする勇気もなく,
別業種に進み,
税理士受験を始めたのは,その5年後となったわけです。
税理士試験としては,簿記論という科目があります。
簿記検定1級と簿記論の違いは次のとおりです。
Newtype税理士 井ノ上陽一のブログ|
1番大きいのは,
範囲の違いです。
簿記1級は,工業簿記と原価計算という科目があります。
(商業簿記の範囲も異なります。)
簿記論は,商業簿記のみですが,量も多くなります。
試験は,すべての問題を解くわけではなく,
決められた時間に
自分が解ける問題をすばやく解くことが求められます。
逆に言うと,難しい問題に時間をかけていると,
厳しいです。
また,相対的な評価ですので,
上位10数%が合格します。
採点の方法は明らかにはされていませんが,
上位10数%が60点くらいになるように,配点の調整が
行われているということです。
だから,みんなが正解している問題を間違えていたり,
みんなができていない問題を正解していたりしても
点数は伸びないとされています。
似ているようで異なる試験といえます。
勉強方法も変わってきますしね。
同じく簿記検定に合格された方,おめでとうございます!

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