仕事するのにオフィスはいらない

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タイトルを見て即購入を決めた本です。
先ほど読み終わりました。

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)/佐々木俊尚
¥798
Amazon.co.jp

サブタイトルは,『ノマドワーキングのすすめ』です。
ノマドとは,直訳すると,「遊牧民」となりますが,
本書では,
”「オフィスのない会社」,「働く場所を自由に選択する会社員」といった
ワークスタイルを実践している人たち”と表現されています。
当然,フリーランスも含まれます。
大きく分けると,2つのパートに分けられる本です。
1つめは,コントロール。
このワークスタイルを実践するには,アテンション(集中力)のコントロール
が求められます。
また膨大な情報量もコントロールすべき事項ということです。
アテンション(集中力)は,続かないものとして,
そのアテンションをいかに温存するかという考え方は面白いと思います。
著者の佐々木さんは,ひとりで原稿執筆や情報の掘り下げを行う日と人に会う日と
分けているそうです。
私も同じようなことを実践していて,
人に会わない日を意識的に作り出しています。
ここぞというときは,携帯もサイレントモードにし,集中するようにしています。
2つめは,ツール。
クラウド,スマートフォン,ブロードバンドをいかに活用するかについて書かれています。
私も愛用しているFirefox,Gmail,Evernote,メディアマーカーも登場し,
細かい部分で知らない機能がありました。
これらのデータは,PC上にあるわけではなく,すべてネット上に保存されます。
そのデータにどのPCからでもアクセスでき,さらにはスマートフォンや携帯からも
アクセスすることができます。
こういったツールが,ノマドワーキングを可能にするわけです。
しかもほとんど無料というのが,すごいことだと思います。
おそらく数年後,こういったワークスタイルは増えてくると思います。
個人的に活用できるツールも多いので,
一読の価値はある本です。

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