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顧問税理士の引き継ぎ

by 税理士 井ノ上 陽一

顧問税理士は替えにくい
という声はありますが,
逆に一度契約した税理士をずっとつきあわないといけないというのは,酷な話です。
実際に顧問税理士を替えることは行われています。
私の新規のお客様で前に税理士と契約してらっしゃったというケースは当然ありますし,
今後,私のお客様で,他の税理士へ変更されるケースもあるかもしれません。
この顧問税理士を替える場合,
税理士間の引き継ぎはほとんどありません。
まあ,替えたい場合にその税理士にそこまで頼めないのかもしれませんね。
以前勤務していた事務所で1度だけ引き継ぎがあったことがあります。
前の税理士事務所の担当者と新しい税理士事務所の担当者(私)で
引き継ぎを行いました。
確定申告書の控及び会計データ(紙で出力されたものを含む)は
お客様の手元にあります。
それらとお客様の話を参考にして,
前の税理士の業務がどういうものだったか,
さらには過去にどういった書類を税務署に提出したかを
推測しています。
会計や税金は,事業等が継続することを前提にしていますので,
過去の分析も重要です。
ただ,それでも分からないものがある場合もあります。
例えばどういった届出書を出しているかなど。
確定申告書の控はあっても,届出書の控がない場合があります。
確定申告書でも地方税や消費税の申告書がなかったりすることも。
税務署に確認すれば分かることもありますが。
なお,税理士がAからBに替わった場合
AはBが誰であるか分かることはほとんどありませんが,
BはAが誰かは分かります。
確定申告書の控にAの名前が必ず入っていますので。

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