・節税って悪いこと?

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とある経営者と話しているときに
「節税って,なんか悪いことしているイメージがありますよね。」
「節税は悪いことだって言う人いますよね。」
という話題がありました。
節税=国に支払う税金を減らす
とすると,そのような考え方もできるかもしれません。
しかし,別の観点から「税金を支払う」という行為を考えると,違った側面が見えてきます。
「税金を支払う」とは
「税金を支払う」という行為は2つの観点があります。
1つめは,文字どおり国に税金を納めること
この観点は「税金は納めても無駄遣いされるから支払わない方がいい」「税金を支払うなんて心理的に嫌だ」という考え方につながります。
2つめは,会社からお金が出ていくこと
税金の支払いは,他のコスト(経費や支払い)などと同様にお金が出て行ってしまうものです。
経営上,コスト削減を考えるならば,節税も当然そのコスト削減の範疇に入ってきます。
1つめの観点で考えると,何か悪いことをしている気がする・・・と思ってしまうのかもしれません。
しかし,2つめの観点で考えると,経営者は会社から無駄なお金が出ていくことを防がなければいけません。
節税はテクニックや魔法のようなものではなく,経営上必要不可欠なものなのです。
複式簿記
なお,この2つの観点は複式簿記の考え方です。
複式簿記は,1つの行為を2つの観点から見るもの。
例えば,交通費10,000円を現金で支払った場合,
1 交通費という名目で10,000円の支払いを行った
2 現金10,000円が出て行った
という2つの観点で考えます。
それを 交通費  10,000/ 現金  10,000 と表すわけです。
税金を10,000円支払うという行為は,
1 税金という名目で10,000円の支払いを行った
2 現金10,000円が出ていった
と考えます。
それを 税金 10,000 / 現金 10,000と表します。
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