会計上最も目立つ数字に売上高があります。
「年商1億円!」というと,すごいイメージがありますよね。
年商とは1年間に発生した売上高のことをいいます。
その売上高から,仕入,人件費,家賃などの費用などを差し引いたものが利益です。
年商1億円で利益が100万円の会社と,年商1億円で利益が1,000万円の会社では評価が異なってきます。
同じ売上高でも残っている利益によって評価が変わってくるのです。
そのため,会社の業績をいろんな角度から見る必要があります。
例えば,次のような見方があります。
・粗利益はいくらか?粗利益率はどのくらいか?
・固定費はいくらか?
・資金は豊富か?
・投資は十分にできているか?
・代表者はどのくらい給料をもらっているか?
・借入金はどのくらい負担になっているか?
これらは決算書(貸借対照表,損益計算書,キャッシュ・フロー計算書)など会社の数字を見て判断するものです。
私は,会社の数字には出てこない指標で,もう1つ重要な見方があると思っています。
それは「時間」。
同じ1億円でも「経営者・社員が休みを取ることができ,残業もない会社」と,「経営者・社員が休みなしに働き,残業も多い会社」では評価が異なります。
元トリンプの吉越浩一郎さんが日本支社がドイツ支社よりも売上高が多いとほめられたときに,「ドイツよりも日本の方が勤務時間が長いんだから当然だ!」と怒ったという話があります。
また,当事務所のクライアントで前年よりも利益が減った会社がありました。
そのクライアントは,その期に人を採用したのです。
一見,利益だけを見ると,「前年より減りましたね」と一言で終わってしまうのですが,お話を伺ってみると,経営者自身の時間が確保でき,いろんなアイデアを実践できています。
経営は複雑で先の読めないものですので,一つの数字だけでは判断できないものです。
だからこそ,経営者自身がいろいろな数字の見方を身につける必要があります。
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