先日、クライアントとの話の中で、「独立して自分の仕事をやることをすすめられるか?」という話がありました。
税理士である私と同様に、その社長も専門的なサービスを提供しています。
共通していたのは、「簡単にはすすめられない」ということ。
2人とも、独立してからの期間は同じくらいで、物事がそうそう簡単にはいかないことを感じています。
さらに、社長の言ったひとことは、「○○(その専門的なサービス)をやる時間は圧倒的に減る。そればっかりをできるわけではない」と。
専門の仕事だけを好むのであれば、「こんなはずじゃなかった・・・」と思ってしまう可能性もあります。
「スキルだけでは独立はできない」というのが2人の意見です。
独立してからの仕事時間
なるほど~と思いました。
税理士で言えば、独立すると、確かに、「決算書や申告書を作っているだけの時間」は相対的に減ります。
職人的に専門の仕事だけをやっているわけにはいきません。
他にも、営業的な活動や研究的な活動、そして事務作業が増えるからです。
実際に、現在の当事務所のクライアント数(すべて私が担当しています)は、勤務時代よりも意図的に少なくしています。
他にやるべきことを考えると、やみくもに増やしてしまうと、サービスの質を保つことができないからです。
しかし、場合によっては、働いていたときよりも自由時間は減ってしまいます。
そこをどうコントロールするかが、独立してからの課題になるでしょうね。
2人とも独立後を楽しんでいるので、その辺のコントロールはとれている方かもしれません。
そういった面をクリアできるのであれば、という条件付きで、自分たちの仕事をオススメするという結論に至りました。
税理士に関して
税理士に関して言えば、「一度は」独立するのがオススメです。
一概には言えませんが、経営者と同じ立場を経験するのは、非常に大きな意味を持ちます。
私も独立してから、かなり多くのことを学んでいます。
なによりも、自分の意志(クライアントの獲得方針、資料の提供方針、資金の使い方など)で仕事ができるのが一番の魅力だと思っています。
責任やプレッシャーも同時に発生しますが、自由と責任はセットで考えるべきものですしね。
・当初感じていた税理士の4つの魅力
・税理士として独立するために必要なこと
・独立4年目をむかえます。
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[編集後記]
今日、カイロプラクティックに行ったところ、なんとかドクターストップは解除されました。
明日から泳げます。といってもあまり無理はできませんが。
しかも、水曜日は近所のジムが休み・・・・。
トライアスロンの水泳練習を再開するのは明後日からになりそうです。
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