数字を扱う税理士事務所は,当然のようにIT化が進んでいるというイメージがあります。
しかしながら,
・税理士の平均年齢は60歳
・事務所全体のIT化はトップダウンが必要
・会計ソフトや税務ソフトの影響
・正確さを重視するという業務の特性
などから,必ずしもIT化が進んでいないケースがあります。
税理士事務所のIT化として,代表的なe-Tax(インターネットによる税務申告)の導入が遅れているという事実もそれを証明しています。
ただ、それぞれの考え方もありますし、それぞれがいいと思ったものを導入すればいいのではないかと思います。
IT化に関しては、多くの事務所が取り入れていて、当事務所でもあえてやっていないこともあります。
税理士事務所に限らず、この「IT化」という言葉を定義するならば、「ハードウェアやソフトウェアを導入し、仕事の量を減らし、仕事の質を上げること」ということになると思っています。
かえって仕事の量を増やしてしまったり、質を下げてしまっては意味がありません。
その取捨選択が重要です。
IT化のリスクとリターン
IT化には、セキュリティ面のリスクや、IT化したことによるミスのリスクなどのリスクもあります。
しかし、紙の書類にも紛失などのリスクはあり、そのリスクをコントロールできるかどうかで、IT化のリターンが変わってきます。
リターンとは、前述した仕事の量を減らすことと仕事の質を上げることです。
さらに、クライアントにもこのリターンをもたらすことができます。
元々会計ソフトの導入など、クライアントにIT化を推進することが多い業種です。
ただし、会計ソフトの導入だけをしても、かえって手間がかかったり、トラブルが発生したりしては意味がありません。
資料や会計ソフトの入力方法を見ると、どのくらい時間がかかっているかが分かります。
その仕事にかかっている時間を減らすことで、結果的にクライアントの本来の仕事の質が上がることにつながるようなことを考えています。
Excelの導入や、Gmail、タスク管理などのソフトの情報を提供しているのはそのためです。
最後の詰めを行っているこの本にも、そういう思いを込めています。
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肩を痛めてから約3週間、水泳の練習は休んでいましたが、ようやくドクターストップが解除。
ひさしぶりに泳いでみるとなんともありません。
かえって力が抜けていい感じに泳げています。他の2種目(バイク、ラン)の練習の効果もあるかもしれません。
無理は禁物ですが・・。
と思っていたら、明日から近所のジムは3日間、夏休み
どこか別のところを探して、泳ぎに行こうと思っています。
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