税理士受験生&税理士事務所勤務の友人との会話で、話していて、思い出したことのまとめです。
1 時間の確保
最も重要すべきなのはこれです。
残業が多い、土日出勤では合格は遠のきます。
税理士受験に専念している人も多いことを考えると、ただでさえ働きながらの受験は不利です。
可能な限り時間を確保する必要があります。
時間が確保できないなら、転職も検討すべきでしょう・・。
ただし、転職する前に今の職場で、時間を確保できないかを考えることが先です。
仕事のやり方を見直す、上司に話してみるなど現状でもできることはあると思います。
2 時間を効率よく使う
1で時間を確保しつつ、さらにその時間を効率よく使います。
いかに短い時間で成果を出すかを日々考えていました。
通勤時間、ランチタイム、仕事の合間などあらゆる時間をまとまった時間、細切れ時間に分けて勉強方法を変えています。
・まとまった時間(自宅、学校、カフェなど)
計算問題、PCを使う勉強
PCを使う勉強については後述します。
・細切れ時間
頭の中で理論を繰り返す、PCを使う勉強。
理論の一部分だけを頭の中で繰り返し、覚えているかチェックします。
最初から全部を繰り返すことはできませんので、例えば、法人税だったら「納税義務者と課税所得の範囲」の「納税義務者」だけを繰り返すというように、少しずつ範囲を広げていきます。
PCを使えるときはWordで理論を打って、印刷し、その印刷したものを赤字で添削していました。
理論に関しては、この赤字添削と、学校の試験、本番の試験以外はボールペンを使っていません。
「漢字が書けないんじゃないの?」とよく言われていましたが、そんなことはありませんでした。
Wordで打っていても意外とどういう漢字かを考えているものだと思います。
3 勉強方法を工夫する
計算も理論も、根性論で、ひたすら勉強しても身につきません。
ましてや根性論には時間が必要です。
働きながらの受験では、そのような時間はありません。
勉強方法を日々工夫していく必要があります。
・計算
授業が終わった後に初めて問題集を解くときは、解答の分析から始めます。
習ったばかりのところは解けなくて当たり前です。そこで悩む時間がもったいないと考えていました。
実際に解くのはその1週間後くらいからです。
計算は繰り返し解き、できるだけ間隔をおくこと、間違いのパターンを可能な限りあぶり出すことを目的にしていました。そのパターンを記録し、二度と間違えないようにします。間違いの記録はExcelを使っていました。
理屈で言えば、二度と間違えなければ、本番での正解率は上がると考えていたからです。
もう1つ、パターンでいうと、計算のパターンをWordでまとめていました。基本的にテキストは授業のときくらいしか使いません。計算の知識は自分の計算パターンにWordファイルにすべて凝縮しています。
今思うと、情報は一元管理すべきという原則に沿った考え方だったと思います。
2001年~2002年に受験した法人税のファイルの一部です。
・理論
理論も、理論集にすべての情報を凝縮しています。
授業中に得たことや気づいたこと、図や表もすべて理論集に書き込んでいます。
線の引き方も一定のルールに従っていました。
・大見出し→オレンジの蛍光ペン
・小見出し→ピンクの蛍光ペン
・「等」→緑の丸で囲む
・「又は」→赤の丸で囲む
・「若しくは」→赤の点線丸で囲む
・「及び」→赤の四角で囲む
・「並びに」→赤の点線四角で囲む、
・かっこがき→黄色の蛍光ペン
見出しや接続詞を完全に覚えておくと、理論を書くときに楽です。
またかっこがきを忘れたり、まちがえたりすると文章の意味がまったく変わってしまい、致命的ですので、重要視していました。
どの科目(税法)も、勉強当初にやっていたのは、上記の線引きと、過去問の貼り付けです。
過去問を他の教材から切り取り、理論のそれぞれの項目に貼り付けていました。
こうすると、「この理論は何年前に出たんだなぁ」「ここはまったく出題されてたことがないのか・・」「こういう問い方をするんだ・・」と理論集を開くたびに過去問の傾向や出題パターンを知ることができます。
理論は特殊な勉強法なので、早めに体験されることをオススメします。
受験したのは、もう7年前のことですので、試験の傾向などは分かりませんが、基本的な勉強方法は変わっていないかと思います。
改めて考えてみると、税理士受験でつきつめてやっていたことは、今も役に立っています。
知識や法律の読み方だけではなく、時間や情報管理の面でも言えることです。
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友人から、デスクトップPCの相談がありました。
迷わずiMacをすすめたいのですが、そうもいかず・・。
(性能,Windowsも使用可能、安さ、画面がきれいさなどからオススメなのですが)
WindowsのデスクトップPCを見てみると、どれもいまいちです。しかも数が少ないような気がします。
数年前から言われているようにデスクトップPCの市場はかなり縮小しているんだなぁと感じました。
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