・決算時、特に注意してチェックする経費

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9月は今日で終わりです。
7月決算の会社は今日が税務申告書の提出期限でした。
今日、決算・申告業務を行いましたが、7月決算ではなく、8月決算、10月申告の会社です。
毎月会計データをチェックしていますが、最終的なチェックを行いながら、税務申告書を作成していきます。
決算時の最終的なチェックのうち、経費のチェック項目で代表的なものを挙げてみました。
当然、すべてをチェックしますが、特に注意してみるポイントです。
1 交際費
交際費は税金の額に影響しますので、再度チェックします。
1人当たり5,000円以下の飲食費の区分けが間違いなくされているかも確認します。

交際費に対する税金のしくみ

2 福利厚生費・会議費
福利厚生費や会議費のうち、交際費に該当するもの、つまり税金の対象となるものがないか、チェックします。
交際費の判断基準

3 消耗品費
消耗品費のうち、1組の金額が、30万円以上であれば、一括で経費にできません。
減価償却費として、数年にわたり経費にします。
また、10万円以上30万円未満の場合は、申告書に明細を記載することで一定の限度まで経費にすることが可能です。
そのため、消耗品費の金額を再度チェックします。
PCを買った場合の税金・会計上の処理
4 延滞税、罰金
延滞税や罰金は、原則として、経費になりません。
雑費や租税公課、支払手数料などの含まれているケースがありますので注意が必要です。
これらは申告書に記載する必要があります。

・税金の支払が遅れた場合の追い打ち
5 雑費
当事務所では、「雑費」という科目は基本的に使用していません。
なんでもかんでも「雑費」にしてしまっては意味がないからです。
念のため、「雑費」を再度チェックします。
6 保険料
保険料は、保険の種類によって、会計処理が異なります。
保険料の全額が経費になるもの、1/2が経費になるもの、全額経費にならないものなどがあります。
7 修繕費
修繕にかかった費用は、一定の場合、経費になりません。
金額やその内容(非常階段の設置、用途変更など)により、経費にならない場合があります。
8 消費税
それぞれの経費について、消費税の処理を再度チェックします。
消費税のチェックについては、明日記事にします。
これらのチェックは会計ソフトを見て行いますが、Excelを活用するとさらに効果的に行うことができます。
この方法についても後日記事にする予定です。

 

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【編集後記】
友人のブログ記事を見て、先日、杏仁豆腐を買ってみました。
濃厚な味でかなりおいしいです。
カルディという店に売っています。
今日で販売終了とのこと(夏物?のため)だったので、5つ買いだめしてきました。
EX-IT|
パッケージはパンダです
10/6(水)「東京税理士会 税理士事務所IT化コンテスト」に出場します。どなたでも入場できます。(投票は東京税理士会会員及びその職員)

10/21(木)『そのまま使える経理&会計のためのExcel入門』出版記念パーティー

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