今日、BATIC(国際会計検定)を受験してきました。
一言で言うと、英語の簿記。
仕訳や財務諸表の作成など、問題文と選択肢が読めれば、なんとかなると思い、受験しました。
合格ラインには達してると思います。
英語だとこう表現するのか~、世界でも簿記は同じ理屈なんだなぁ(当然ですが)と、勉強自体も非常に楽しかったです。
このBATICを受験して、自分の勉強(資格・検定)スタイルを再度確認できたので、まとめてみます。
私が体験してきた国家公務員試験、税理士試験を通じて実践してきたことです。
あとパンシェルジュも含みます(^_^;)
今日のテーマは「資格・検定試験合格の3つの秘訣」です。
日々の勉強と違い、資格や検定の勉強は合格という結果を出さなければいけません。
しかも一発勝負。
合格に向けて考えていたことは、次の3つです。
1 投資効率
勉強時間という投資をして、いかにリターンを得るか?少ない時間で成果を出す、同じ時間で多くのリターンを得るということを常に考えてきました。
ただ、間違えてはいけないのは最低限の勉強量で合格しようと思うことです。
試験の難易度が高いほど、ある程度の勉強量は必要だと思います。
まず何よりも勉強量=勉強時間を確保しなければいけません。
その勉強時間の中で勉強方法の試行錯誤もできるからです。
税理士試験でいえば、毎日勉強できる時間があった方が、当然合格に近づきます。
投資効率という点で、私が実践していたのは練習問題の解き方です。
税理士試験を始めた頃に、ふと気づいたことでした。
授業で習ったばかりのことに関して、はじめて見る練習問題に挑戦しても、すぐに解けるようにはなりません。
その問題を考える時間がもったいない気がします。
そこで、練習問題の答えを分析することをやっていました。
どういう流れの問題なのかというパターンを身につけるためです。
一方で、そのパターンを身につけなくても、なんとなく解けてしまうこともあります。
それで理解したつもりになるのは非常に危険です。
目標は本番の試験に受かることなので、練習問題やトレーニングは、あくまでパターン取得のための練習でいいと思っています。
初見の問題を解く練習は、学校のテストで十分でしょうね。
今回、BATICでも、練習問題の分析からはじめました。
なんといっても問題が英語なので、読めないと話にならないので。
2 間違いノート
再三、ブログでもオススメし、受験生に合格の秘訣を聞かれたから、必ず答えるのが「間違いノート」です。
実際にはExcelで管理しています。
自分が間違えた箇所を、理由とともに記録するものです。
私の持論として、間違えた問題と同じミスをしなければ、合格確率は飛躍的に高まります。
本番では、今まで間違えたことのない問題も間違えしまいます。
自分に定着するのは、正解した記憶よりも、ミスの記憶のような気がしますので、できるだけ多くの間違いをし、そのパターンを定着させるのです。
人生も同じですけど、間違いの回数や程度に限度がありますからね・・・・・・。
試験は、何度間違えても、どんな間違えをしても大丈夫です。
だからこそ、練習問題を数多く解き、自分が間違える可能性があるパターンを認識します。
3回目に解いた問題で間違いを発見すると、かなりうれしいものです(笑)
「こんなパターンで間違えるのか~」と。
ちなみに「間違いノート」ではケアレスミスという言葉はありません。
問題を読み違えた、解答欄を間違えたというものでも、ストイックに記録します。
3 試験時のメンタル重視
試験は、結局本番に力を出し切れるかどうかがポイントです。
しっかり勉強していればという条件付きなのはいうまでもありません。
私は、次のようなことを試験直前から試験時にやっています。
ゲン担ぎのようなものかもしれません。
・試験直前は勉強量を落として、リラックスする
試験直前は勉強を徐々に落とします。やればやるほど焦るからです。
・試験場ではテキスト、問題集を見ない
ぎりぎりまでテキストを見ていれば、そこが問題に出るかもしれません。
分からない問題が、テキストをちらっとでも見た箇所に書いてあったら、余計に慌てます。
「あ~あそこに書いてあったのに・・・・。直前に見たのに・・・・」と。
これが無駄なストレスだなぁと思って、試験場ではテキスト、問題集を見ません。
見るのは間違いノートのみ。
今日もiPhoneで見てました。
確かに土壇場で見た箇所がでて、得点できるかもしれませんけど、それに頼るような勉強では、合格する資格がないと思っています。かなりの強がりですけどね。
土壇場で見た項目で合格するよりも、前述のように慌ててしまい、合格するはずの試験に合格しない可能性の方が高い気がします。
また、周りの受験生がテキストを確認しているのを見ると、逆に落ち着くという効果もあります。
・試験が始まったら、ワンテンポ遅らせてから問題に取りかかる
これもゲン担ぎですね。
心を落ち着けるために10秒くらい止まっています。
税理士試験でいうと、まず理論の柱を書いて、さらに落ち着いてから、計算問題に取りかかっていました。
私の考えだと、時間がなくて焦った場合、理論問題の方がミスする可能性が少ないからです。
計算は焦るとミスします。
BATICでも先に計算問題をやりました。時間は余りましたけど。
かなりマニアックな考え方もあると思いますが、いいなぁと思うところだけでも参考になれば幸いです。
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