多くの方は会社から給料を受け取っている、いわゆる給与所得者です。
給与所得者の場合、会社側で税金を計算する年末調整によって、税金の計算は完了します。
起業をしたり、不動産投資、金融投資をすると、給与所得とは違った所得が生じます。
こういった場合、確定申告をしなければいけません。
税金を自分で計算して、申告しなければいけないのです。
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【今日のテーマ】
起業・投資をした場合に乗り越えるべき試練
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税金計算のタイミング
一般的に、利益は次のような式で計算します。
収入から費用を引いたものが利益です。
年末調整をしようと、確定申告をしようと、この数式は変わりません。
ただし、税金がどこで計算されるかが変わってきます。
○給与所得者の場合
給与所得者の場合、収入は給料の手取額です。
税金や保険料を差し引かれて、振り込まれます。
そこから生活費などを差し引くと、最終的に手元に残る金額です。
手元に残る金額、つまり利益は、増やせば増やすほど、貯蓄や他の投資、又は自分の好きなように使えるわけです。
○事業所得者、不動産所得者等
個人で事業を行っている方、不動産投資を行っている方などは、次のようなタイミングで税金を計算します。
収入から費用を引いて残ったものから税金を払うのです。
給与所得者と異なるのは、次の3点です。
1 手元に残った利益から税金を支払わなければならない。
2 税金は自分で計算しなければならない(税理士に依頼する場合もあり)
3 工夫次第で利益の金額が増減する、つまり税金の額が増減する。
以上のことから、給与所得者に比べて、税金に対する負担感があります。
特に3つめは非常に重要な点です。
人間、自分の力で減らせると思うと、「もっと減らせるんじゃないか」、「こんなに税金を払わなくてもいいんじゃないか」、「なんでこんなに税金を支払うんだ」などといろいろと考えてしまいます。
だから、節税が注目を浴び、脱税もなくならないのです。
起業や投資をした場合の試練
せっかく稼いでも、残ったものを全部自分のものにできないし、自分で計算する負担、もっと税金を減らせるんじゃないかと思う不安といったものを払拭しなければいけません。
これが起業したり、投資を始めたりした場合の試練の1つです。
会社を設立して起業した場合も、ある程度の規模までは同様の試練があります。
手元に利益を残すには、税金を支払った後の利益(お金)を残すように考えなければいけないのです。
利益を減らすと、税金は減りますが、いつまでたっても手元に利益(お金)は残りません。
利益を増やすと、税金は増えますが、利益から税金を引いた分は手元に残っていきます。
この試練(というよりもある種のジレンマ)を乗り越えた方ほど、事業や投資が安定し、伸びている気がします。
もちろん、支払う税金は極小にするのは前提ですけどね(^^)
※残る利益とお金は厳密に言うと、異なりますが、解説上、本記事では一致するものとしています。
【関連記事】
・税金の負担感を軽減するには
税金の方程式その2 所得税(個人事業主)
税金の方程式その1 所得税(給料)
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マラソンの筋肉痛は、ほぼ収まりました。
意外と痛いのは、脇の下。
「ワセリンを塗るように」とよく書いてあるように、走っている間に擦れるようです。
結構、大きな傷ができてました(^^;)
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