・『使える経理帳票―これ一冊でOK! Excel2010/2007/2003』が発売されました

2011年10月3日

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新刊『使える経理帳票―これ一冊でOK! Excel2010/2007/2003』が発売されました。
一部の書店には並び始めているようです。
今回の本の読みどころを紹介します。

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【今日のテーマ】
・『使える経理帳票―これ一冊でOK! Excel2010/2007/2003』が発売されました～本の紹介
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表紙はこんな感じです。

前作よりも大きい判です。

ページを開くとこのような構成になっています。

オールカラーです。

もちろんテンプレートはサイトからダウンロードできます。

前作『そのまま使える経理＆会計のためのExcel入門』との違い

前作と同じく経理担当者、会計事務所を対象としていますが、次の点で異なります。

1　出版社

前作は「日本実業出版社」様、今作は「秀和システム」様にお世話になっています。

前回同様、編集者さんには大変お世話になりました。

当初、6月発売を目指してましたしね(^_^;)

2　使い方に関する本

前作はExcelをどう使うか？ということで、どちらかというと資料の作り方に焦点をおいていましたが、今作はテンプレートの使い方に焦点をおいています。そのため、やや難解な関数なども使っています。

例えば、次のような関数は便利なのですが、作り方・しくみはやや難解です。

=VALUE(MID(CELL(“FILENAME”,$A$1),FIND(“]”,CELL(“FILENAME”,$A$1))+1,31))

使い方に焦点をおいた今作では、掲載することができました。

3　Excel2007・2010をベース

前作はExcel2003をベースに作り、2007・2010で操作が異なるところは補足説明をするスタイルでした。

今作は、Excel2007・2010をベースに作り、2003で操作が異なるところを補足説明するスタイルです。

Excel2007・2010ならではの機能、［テーブル］、［条件付き書式のグラフ］なども掲載しています。

4　新ネタ

前作と同じネタもありますが、しくみや使う機能を変えています。

例えば、B/Sのグラフは新しい方法で作っており、より見栄えがよく作ることができます。

前作執筆後、半年から1年後に今作を書いておりますので、日々の業務の中であみだした新ネタももちろん掲載しています。

5　構成

前作は、基本的な機能、関数、VLOOKUP関数、グラフ、ピボットテーブルという構成にしていました。

今作は、次のような章構成となっています。

資金繰り・資金調達に役立てる帳票という章を設けているのが特徴です。

第1章経理帳票にExcelを使う７つの理由

第2章日々の業務を効率化できるExcel帳票
2-01 現金出納帳
2-02 立替経費精算書
2-03 交通費精算書
2-04 顧客リスト・送付状・宛名シール
2-05 請求書
2-06 領収書
2-07 売掛金管理表
2-08 時間管理表

第3章会社の数字を把握できるExcel帳票
3-01 ３期比較売上高
3-02 売上総利益・利益率
3-03 前期比較
3-04 構成比の比較
3-05 経費内訳一覧
3-06 推移表
3-07 B/Sグラフ
3-08 移動年計
3-09 ３種類の売上高グラフ
3-10 予算実績比較表
3-11 予算達成度グラフ
3-12 決算予測＋税金試算
3-13 変動損益計算書＋損益分岐点
3-14 経営計画
3-15 年次推移表＋経営分析値
3-16 決算書サマリー
3-17 ピボットテーブルによる顧客分析
3-18 アウトラインを使った月次報告書

第4章資金繰り・資産調達に役立てるExcel帳票
4-01 納税予定カレンダー
4-02 入金・支払予定表
4-03 日別資金繰り表
4-04 資金繰り実績・予定表
4-05 預金・借入金残高一覧表
4-06 借入金一覧表
4-07 借入余力の分析
4-08 キャッシュ・フロー計算書
4-09 セーフティネット保証による融資のための資料

6　ビジネスネタ

今作は「ビジネスのコツ・パソコンのワザ」というシリーズの1つです。

Excelのテクニックだけではなく、税務・会計の実務上注意すべき点についてもページを割いています。