クラウドサービスの活用が増えてくると、ユーザーID、アカウント、パスワードの管理の負担が増えます。
いざ使いたいときに、ログインできないと、時間のロスにつながります。
本来は同じアカウント、パスワードにできればいいのでしょうが、サービスによって、6文字以上、8文字以内、アルファベットと数字を使うなど様々な制限があるので、そうもいきません。
やはり管理の負担は大きいです。
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【今日のテーマ】
・アカウント、パスワードの管理
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アカウント・パスワードが分からなくなると・・・・・・
アカウント、パスワードなどは、ウェブブラウザに保存することが可能です。
Googleなら、下の「ログイン状態を保持する」にチェックを入れておけば、入れ直す必要がありません。
(共用のパソコンを使うとき、パソコンを持ち歩くときは注意が必要です。)
ただ、自動保存をしているが故に、アカウント、パスワードが分からなくなることもあります。
何かの拍子で自動保存ができてなかったり、他のPCに買い替えたりした場合です。
ウェブ関係であれば、ソフトを使うことで、すべてのアカウント、パスワードを管理できるものもあります。
(私はなんとなく使ってませんが)
その他、ソフトのインストールに必要なシリアル番号も同様です。
いざインストールしようとしても使えません。
アカウントやパスワードを何度も試したり、その都度、探していたりては時間の無駄ですし、再発行に手間がかかるものも多いです。
アカウント・パスワードの記録
アカウント、パスワードは、どこか一カ所に記録しておくのをおすすめします。
ただし、紙に書いておくのはNGです。
不正利用の可能性が高くなります。
ネットバンクのパスワードを付箋に書いてPCに貼り付けるようなことは避けるべきでしょうね。
私はExcelに入れて、パスワードをかけています。
・クラウドサービスのアカウント、パスワード
・ネットバンクの暗証番号(1番目、5番目、4番目、3番目を入力する場合に使うもの)
・ソフトのインストールID
などといった情報です。
(クレジットカードの番号は別管理です)
新しいサービスを登録したら、このファイルも更新します。
Excelのパスワードがどのくらい信用できるかどうかという問題はありますが、PC自体にもパスワードをかけています。
紙で保存しようが、PCに保存しようが、セキュリティリスクと利便性は常に考慮しなければいけない問題です。
Excelのパスワード保護については、バージョンごとにやり方が異なります。
別記事で紹介する予定です。
iPhoneにもカード関係を管理する便利なアプリがあります。
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甥っ子2人にあげたiPad(初代)、大活躍のようです。
会うたびに、私が新しいアプリを買ってインストールしています。
上の子はそういうしくみが分かっているみたいですしね。
そのうち、「アカウントとパスワード、教えて」っていってくるかもしれません(^_^;)
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