暑い時期の仕事は効率が落ちます。
どんどん暑くなっている日本。働き方の根本を変えなければいけないのではないでしょうか。
子供の「夏休み」は理にかなっている
子供のことは、夏休みがありました。
この夏休みの意味の1つは、「暑くて勉強がはかどらないから休みにしよう」というものです。
もちろん、自宅で宿題をしたり、塾に通ったりすることもありますが、通常の通学や授業はありません。
(私の高校は普通に授業がありました。。地元宮崎では塾にいくのが普通ではなく、学校が強制的に授業をやっていたのです。今はどうかわかりませんが)
暑いから休むというのは、理にかなっていることです。
ただ、大人になって仕事となるとそうもいきません。
最近は、お盆の時期に休みをとらず、任意の時期に休みをとるところが増えてきましたので、
「暑いときも我慢して働く」
という現状になっています。
暑さと仕事環境の悪循環
暑い時期に仕事環境を見直すのはいいことです。
工夫しないと、特に今年の暑さは仕事になりません。
日本の仕事環境は、次の3つの点で工夫の余地があると思っています。
通勤
電車通勤が多い都市部に限ることですが、
・暑い中、ぎゅうぎゅう詰めの電車で通勤する
というのは非常につらいことで、夏に限らず働き方を変える必要があると思っています。
時差通勤、午後から通勤、又は通勤自体をなくす方向性も考えなければいけません。
通勤で体力を使い、日中の体力・集中力をそぐのは、どう考えても効率的ではありません。
暑さでますます体力をうばわれます。
また、男性の場合、多くはスーツを着なければいけません。
休日の服装と比べると、暑く、効率が落ちます。
クールビズといって、半袖シャツにパンツというのも、涼しげともいえませんし、汗だくでよれよれのパンツだと余計に暑さを感じてしまうのではないでしょうか。
もちろんスーツを着ないことのデメリットもありますし、職業によってはスーツが必須のところもありますが、それでもスーツでなくてもいい場面はあるはずです。
そのスーツで電車に乗るので、余計に暑さが増します。
視覚的にも「暑い」と思うことがあるのではないでしょうか。
電車内の冷房もスーツを基準に設定されているからか、やはり寒すぎることも多いです。
長時間労働
長時間、ぎっしり働いていると、体力・気力をけずられていきます。
暑さの中の通勤、労働で、ますますその傾向は強くなっていくでしょう。
ストレスと体の疲れで、ただでさえ寝苦しい夜の睡眠がうまくいかなくなります。
「夜は涼しいから仕事がはかどる」という考えもあるかもしれませんが、それでも体力、気力は減っていくはずです。
スーツを基準に、職場の冷房が設定されていることも多く、そのため暑すぎる、寒すぎるという問題が発生します。
これが体調不良を引き起こしている原因でもあるのではないでしょうか。
組織の問題
暑いことは偉い人にはわかってもらえないことも多いです。
管理の仕事だけのこともありますし、現場に出ていないこともありますし、通勤をずらしていることもタクシーで涼しく行動していることもあります。
組織は、よくもわるくもトップダウンですので、偉い人が動いてくれないと職場環境は変わりません。
そしてこういった記事も、残念ながら偉い人の目に触れないでしょう。
暑さの問題に限らず、文字通り温度差があります。
どう伝えていくかが重要であり、伝わりにくいというのは組織のデメリットです。
理想の夏仕事
フリーで仕事をしている私は、極端に暑さ対策をしています。
暑いからといって、パフォーマンスを落とせないからです。
その極論、理想の夏仕事についてあげてみました。
スーツを着ない
主に男性に限ることですが、スーツを着ないことでずいぶん違います。
さすがに短パンとまで行きませんが、Tシャツ(又はポロシャツ)、ジーンズ(又はチノパン)、シューズ(だいたいサンダル)という格好です。
Tシャツ、ポロシャツだけだとという場合は、麻や綿のジャケットを着ています。
ひとりで仕事するときは、さらにラフです。
通勤しない
今は通勤していませんし、朝や夕方のラッシュアワーは、電車にのらないようにしています。
タクシーは好きではないですし、やはりコストがかかるので、移動自体をなくしている感じです。
人が多いところに行かない
暑いときは、人混みを避けています。
人が集まるとやはり暑いからです。
7月に、宮崎、富山に行きましたが、やはり人が少ない方が涼しく感じます。
東京は温度以上に暑さを感じ、疲弊してしまう環境です。
組織として,人が集まる働き方も変えていく必要があるでしょう。
自分にあった温度環境
自分にあわせて細かく温度調整しています。
暑くてだるいときは、場所をかえてリフレッシュすることも大事です。
スポーツドリンクを飲む
暑い中運動するときには、水分ともに塩、ナトリウムが重要です。
水分だけではなく、スポーツドリンクもとってみましょう。
もはや、補給しながら働くという考え方も必要です。
長時間仕事をしない
暑いときは、体力も消耗するので長時間仕事ができません。
夏になってから働き方を急に変えることはできず、常日頃から、時間で勝負しないことが大事です。
時間をかけて成果を出す働き方から抜け出すには、徹底的な効率化や改善が欠かせません。
暑さで体調を壊したときや、前日よく眠れなかったときのリスクヘッジにもなります。
外に出ずに価値を生み出す仕事をつくる
外出してでないと、価値を生み出せない仕事だけだとつらくなります。
(来てもらえばいいというのはまた違う話です)
外に出ずに価値を生み出す、PCやネットを活用する価値提供を選択肢として持つべきです。
食事をきちんととる
暑いと食事をめんどくさくなります。
あえてきっちりとりましょう。
暑いと、火をつかいたくないときもあるので、作り置きやレンジを使った料理をうまく組み合わせています。
素麺もつくるときはゆでるので暑いですから・・・。
外食でおぎなってでも、食事はきちんととるようにしています。
ストレスをためない
暑さだけでストレスがたまりますので、余計に負荷がかかります。
仕事でのストレスは極力排除していきましょう。
急がない
急ぐと余計に暑くなります。
時間管理に余裕を持ち、急がないようにしましょう。
もちろん、1つ1つの仕事のスピード、判断のスピードを高める努力も必須です。
待ち合わせのときもいったんカフェにはいって落ち着いてから会えるようにしています。
あえて汗をかく
あえて汗をかくことを最近やっていて、午前中や昼間にさっと走って、大量の汗をかいてからシャワーを浴びるとすっきりします。
暑いから・・と縮こまらず、あえて攻めにでる考え方です。
もちろん、水分補給には気をつけましょう。
走るといっても、1kmから3kmくらいです。
まとめ
日本よりももっと暑い南国は、ストレスがなく長生きしているという話があります。
暑さが増す日本も、それほど変わらない環境になってきている気もしますし、従来の働き方・ストレスある働き方のままでこの暑さでは無理があると思うのです。
働き方を変えるのは欠かせないものであり、この夏がいいきっかけではないでしょうか。
昨日は、5時の電車に乗って、7時前に逗子着で、チームメイトと、トライアスロンバイク練→海練をやりました。
途中の三崎港で海鮮丼、終わった後は、焼肉。
休憩所であるコンビニでのアイスも楽しみの1つです。
暑い中、いい練習ができましたが、また日焼けがすすんでしまったかもしれません。。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
湘南国際村前の坂でトライアスロンバイク練習
一色海岸海水浴場で日中スイム練習
逗子ホルモン
ガーミン510J実戦投入
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