ブログをやっていると、アクセス=読まれる数が減ることはあり得ます。
そんなときに自分にいい聞かせたいことをまとめてみました。
12年、ブログを毎日書いていると浮き沈みはある
ブログを始めて明後日で12年になろうとしています。
昔「633で12年」という CM がありました。
小学校6年、中学校3年、高校3年という意味です。
それぐらいの時間が経ったんだなと。
12年ということを考えると、小学校¥中学校・高校でもいろんなことがあるはずです。
いいこともあれば悪いこともあり、楽しかったことがあれば悲しかったこともありますし、調子がよかったときもあればそうでなかったときもあります。
たとえそれが12年でなくても、1年でも見ても1か月、ときには1日で見ても、浮き沈みは何事にもあるものです。
ブログにも、なんだかわからないけどアクセス=読まれる数が減ってしまった、一方でなんだかわからないけど最近よく読まれるようになったということはあり得ます。
そんなときに意識しておきたいということについて、記事にしてみました。
ブログのアクセスが減ったときに唱えたいこと
ブログのアクセスが減ったときに、次のようなことを自分自身の中で唱えてみましょう
Google はしかたない
ブログが検索されて表示されるしくみは Google が提供しています。
Google で検索したときに上位に表示されればアクセスがありそうでなければ、アクセスがないわけです。
検索されるようなキーワードでタイトルや記事に入れるといった、ある程度のセオリーがあるとはいえ、明確な攻略法があるわけではありません。
(Google に限らず絶対成功するという方法は世の中ありません。)
ある意味気まぐれなわけでありますし、女心と秋の空とGoogleというくらいです。
「Google はしかたない」と思っておくぐらいがちょうどいいでしょう。
この Google の検索のしくみ=アルゴリズムというものは、ちょいちょいアップデート=更新されています。
その影響を受けてある日を境にアクセスがガクッと下がるということはあり得ることです。
私も2019年3月のアップデートでは大打撃を受け、アクセスが下がりました。
これはしかたないかなと割り切りましょう。
ブログをやっていること自体・記事への評価ではない
アクセスが下がると、
「ブログ自体が駄目なんじゃないか」
とか
「記事が役に立てなかったんではないか」
とか
「面白くないのでは?」
と思われるかもしれませんが、アクセスが下がることと、ブログをやっていること自体・記事への評価は一致するわけではありません。
必要以上に自分を責めないようにしましょう。
記事を工夫するということは大事ではあるのですが、それはアクセスが下がろうとアクセスが上がろうと変わらず、いつでもやることです。
0じゃない
アクセスが下がった後でも、誰も読まないようになったわけではありません。
アクセスが半分になったとしても、その半分の方は見てくれています。
0じゃありません。
そもそも多くの方に見ていただくだけに、ブログを書いているわけではないはずです。
自分がお役に立てそうな方に見ていただくことのほうが大事ではないでしょうか。
アクセスが下がったということで、モチベーションが下がったり手を抜いてしまったり、ましてや書かなくなったりしたりしたとしたら、その今読んでくださる方は悲しむはずです。
ひとりでも確実に読んでいただける方がいる限り、書く意味はあります。
そのひとりが自分でも。
ブログのアクセスとリスクヘッジ
浮き沈みがあるブログのアクセス。
そのリスク=変動幅に備えて、何かしらの対策は必要です。
私は、次のようなことをやっています。
検索されないと思う記事を書く
ブログのアクセスが増える・増えないというのは前述したとおり Google の検索によるものが大きいです。
アクセスが増える場合で、影響力がある方・メディアに紹介されたという場合もありますが、あくまで一時的なものでもあります。
検索のリスクがあるということは、検索されることばかりを考えて記事を書いていると、そこにはリスクがあるということです。
「この記事は検索されないだろうな」と思うような記事を書くことはリスクヘッジになります。
Google 検索に引っかからなくても、お役に立てる記事は書くことができますし、むしろどちらかというとそういった記事のほうがお役に立っています。
たとえば ブログのアクセスが減った2019年3月に、私はどういうことを考えて書いていたかを見てみました。
3月19日のこの記事は検索を意識して書いているものです。
Excelの表・グラフの数字を千円単位・万円単位・千万円単位・億円単位にする方法 | EX-IT
3月18日の、この記事は検索は意識していません
独立するのは7%。逆であることを意識。 | EX-IT
検索されるとは考えられないのですが、私が強く伝えたいことですし、実際よく読んでいただきましたし、うれしい声もいただきました。
検索されないんだけどお役に立てるであろうというような記事も書いていきましょう。
今回の記事も検索はされないでしょう。
ただ何かしらお役に立てるのではないかという仮説のもとに書いています。
ブログ以外の流通経路をつくる
ブログ単体でのリスクヘッジだけではなく、仕事全体でのリスクヘッジも考えましょう。
ブログを書くだけで収入を得る方法もありますが、それだとアクセスが減ったときに、売上も減ってしまいます。
ブログ以外の営業経路もつくっておきましょう。
・直接会う
・冊子を配る
・Twitter、Facebook、 インスタをやる
・メルマガをやる
・ホームページをつくっておく
・本を書く
・セミナーをする
といったことです。
紹介というのも、1つの営業経路になります。
ブログを続ける
お金の投資では、中長期的に見たほうがリスクヘッジにはなります。
1日で儲けようとするとそれなりのリスクをとらなければいけません。
投資というものが中長期ではリスクを減らせるというのであれば、ブログという投資も例外ではありません。
ブログを続けるということが最大最強のリスクヘッジになります。
リスクヘッジを目的の1つとして続けるというのもありです。
「続ける」というのは、目的にしないとなしえないと思っています。
何があっても続ける、アクセスが減ろうと続ける。
それだけ「続ける」のは重いことです。
アクセスが減ったときに場合にやめてしまうと、
・減ることも増えることもある
ということも経験できません。
(幸い4,5,6月と多くの方にアクセスしていただいています。ありがとうございます)
■編集後記
3歳下と9歳下の妹がいます。
小学校3年生の時に生まれた一番下の妹の年齢を確認する機会がありました。
0歳からみている妹が37歳というのにびっくりです。
まあ、私もそれだけ歳を重ねているわけですが……
娘の髪を結んだ
とあるトレーニング
■娘(2歳)日記
昨日、「パパ、紙結んで」と、うれしいけど難題を。
当然自分の髪も含めて結んだことがなく……。
誠心誠意結ばせていただきました。
へたくそですが・・。練習せねば。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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