どのメーカーのカメラでも設定する項目

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どのメーカー、どのカメラを使うときも、共通して設定する項目があります。
重要な設定ということです。
参考にしていただければ。

※Canonのカメラ by Leica M10+85mmF1.5

撮影に関する設定

どのカメラでも設定する項目。
撮影するときに便利な設定をしています。

・サイレントモード
・AF補助光
・押している間ピンポイントフォーカス
・オートレビュー
・ドライブモード

・サイレントモード

サイレントモードとは、シャッター音を消すこと。
メーカーにより呼び方は変わります。
シャッター音は楽しいものではありますが、シャッター音がないほうが撮りやすいことも。
静かなところでは特にそうです。

私はほとんどサイレントシャッターにしています。
(プロフィール写真撮影のときには、どちらか選んでいただくことも)

通常のメカシャッター(物理的なシャッター)だと当然音はなります。
サイレントモードとは、メカシャッターではなく、電子シャッターを使うことです。
電子シャッターは、動くものを撮ったときにゆがむというデメリットがありますが、通常は気にしなくても問題ありません。

そして、サイレントモードを、いずれかのボタンにカスタマイズしています。
そうしておけば、切り替えが楽になりますので。

・AF補助光

オートフォーカス、ピントを自動で合わせるときに光が出ています。
暗いところでもオートフォーカスができるようにするためです。
ただ、オートフォーカスの性能が上がった今、これは関係ないような……。

どちらかというと、暗いところでも光が出るデメリットが気になります。
水族館や動物園の暗いところで。

どのカメラでも、常時オフにしています。

・押している間、1点フォーカス

オートフォーカスは、通常ワイドにしています。
今のカメラのオートフォーカスならこれで十分なことがほとんどなので。
ただ、どうしてもピントが合わないことがあります。
手前に合わせたいのに奥にあってしまうのです。
人がたくさんいる中で娘にだけピントを合わせる必要があることも。

そんなときに、1点(ピンポイント)のオートフォーカスに切り替えると、ピントを合わせやすくなります。
(マニュアルフォーカスにしてもいいのですが)
ただ、その切替は手間がかかるもの。
一瞬の隙に、シャッターチャンスを逃すことがあります。

そこで、便利なのが、押している間、登録しているフォーカスモードにする機能。
どのカメラでも使い、ボタンを割り振っています。
そのボタンを押している間、1点フォーカスで、押すのをやめると、その前に使っていたフォーカスモードに戻るのです。

・オートレビュー

オートレビューとは、写真を撮ったあとに、一瞬表示する機能です。
ファインダーで撮っていて、撮った後に液晶ディスプレイで確認すると手間がかかります。
特に人を撮るときに、その間はもったいないもの。

オートレビュー(撮影後確認)で、たとえば2秒に設定しておくと、ファインダーを覗きつつ、撮影すると一瞬表示されるので、その写真を確認できるのです。
わざわざ液晶で確認、または、ファインダーのまま再生しなくても済みます。

・ドライブモード

ドライブモードとは、写真を撮る枚数を設定できる機能。
1枚、そして、複数枚(その数を設定)、セルフタイマーなどといったことができます。
この設定を複数枚のLow(遅め)にしておくと、
・シャッターボタンを軽く押す→1枚撮影
・シャッターボタンを押しっぱなし→やや遅めに連続で撮影
ということができるのです。

普段は軽く押しておき、ここぞというとき(動くものを撮る)には、押しっぱなしにすれば、チャンスを逃しません。

 

写真に関する設定

写真に関して設定していることです。

色合い

写真は後から編集もできます。
ただ、ベースとなる色合いは決めておくと、編集の必要性が減るのでおすすめです。

私は、やや淡い色合いが好きなので、ニュートラル、NTなどといったモードにしています。
冒頭の写真は、素で撮ったもの。
このカメラ(Leica M10)の色合いが好きで、これをイメージしています。

ISO感度の限界 AUTO

写真の明るさを決める要素の1つ、ISO感度。
これが上がりすぎると、写真の画質が粗くなります。
通常はAUTOにしている場合、そのAUTOの基準を設定することができるのです

カメラにより、その限界は変わり、
12800のこともあれば、6400のこともあります。

なお、設定したISO感度の限界までいくと、カメラはシャッタースピードを遅くして明るくします。
シャッタースピードが遅くなるとブレやすくなるので、気をつけましょう。

ただ、手ブレ補正があるカメラで止まっているものを撮るなら、思っている以上にブレません。
動くものを撮る場合(動く可能性がある人も含む)は気をつけたいものです。

クロップ

クロップとは、写真を切り抜くこと。
撮影時からクロップすることができます。
画素は落ちますが、焦点距離の1.5倍(Canonは1.6倍)にして、あたかも近づいたかのように撮ることができるのです。

これもボタンに割り振っておくと便利です。

思っている以上に、画素が落ちることは気になりません。

もちろん後から編集でクロップ(トリミング)することもできます。
私は編集で、写ってしまったものを消すのはなしと考えていますが、クロップ(トリミング)はありです。
同じような効果ですが、写真をどの程度加工するかの線引きをしています。

生成AIで写真とか、もってのほかです。
(古い人間かもしれませんが)

ファイルに関する設定

最後はファイルに関する設定です。

RAW・JPEG

写真ファイルの形式は、RAW(ロウ)、JPEG(ジェイペグ)の両方にし、JPEGは最高画質にしています。
通常使うのはJPEGで、RAWは明るさなどを編集したいときに使うくらいです。

RAWのほうが編集しても写真に影響がありません。
(プロフィール写真撮影はRAWにしています。といっても加工をめちゃくちゃするわけではなく、明るさくらいです。)

動画の形式

動画の形式は、通常、4Kの24pにしています。
8Kまではいらないかなーと。
4Kで撮って、FacebookやYouTubeにはフルHDにしてアップしています。
ファイルの容量、アップのスピードの関係で、フルHDのほうが扱いやすく、そして十分だからです。

YouTube、私の顔を4Kにしても、意味はないですから。

24pというのはフレームレートというもの。
秒間24フレームで構成され、映画でよく使われています。
30pはテレビ、60p、120pになるにつれ、滑らかで、スローにできるのですが、通常はそこまでいらないかと。
映画かテレビだと映画が好きで、かつ十分なので、24pで撮っています。

ファイル名

複数のカメラを使っていると、写真や動画のファイル名で、どのカメラで撮ったかがわかると便利です。
わかるものはわかりますが。
カメラが識別できるようにつけています。

CanonR8は変更できませんが……。

フォルダを日付別にできるSonyはさらに便利です。
パソコンに取り込むときにやりやすくなります。

カメラの設定、多岐にわたりますが、変更するのはごく一部です。
気になるものはご自身のカメラで試してみていただければ。
(カメラ、メーカーによりできないこともあります。ボタンの割り振りができないケースも)

ただ、それぞれ好み、用途が違いますので、一度お手持ちのカメラのマニュアルを通読するのもおすすめです。



■編集後記
昨日は、自宅&自宅付近で仕事。
週刊メルマガ・本の執筆、自分の経理のまとめ、請求書発行、定額減税準備、納税など。
役所(謄本)と郵便局(ゆうちょ銀行)へ手続きも。
多少便利になりつつも、もうちょっとなんとかならんかなーと思うところもあります。

夜は、満を持してPSYCHO-PASS PROVIDENCEを。
いい作品でした。

1日1新Kindle『1日1新』
役所でとある手続き
ゆうちょでとある手続き
PSYCHO-PASS PROVIDENCE

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ひさしぶりのダンス教室。
毎週月曜日なのですが、遊びに行くことが続いて……。
ダンス教室は動画を送ってくれて、その動画を見ながら練習していました。
「大丈夫だった?」と聞くと、「まあ、練習してたからね」とどやっと。
追いついたようでよかったです。

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