写真を仕事にしています。
私の売上の柱の1つです。
そのステップをまとめてみました。
好きなことを仕事にするステップとして参考になれば幸いです。
※プロフィール写真撮影の風景(イメージ) by Nikon Z7Ⅱ+50mmF1.2
1 研究・鍛錬
「好きなことを仕事にしないほうがいい」という意見もあります。
確かにそういう面はあるでしょう。
趣味でやっていたほうが気楽です。
ただ、これは、仕事=つらいもの、我慢するもの、自由にできないものという前提があります。
その前提だと、好きなことが好きでなくなってしまうでしょう。
もともと私は、「仕事を楽しむ」ことを目指しており、今は幸いそうなっています。
そして、その「仕事を楽しむ」ことをおすすめしているわけです。
今は、好きな税理士業、セミナー、出版、YouTube、メルマガ、ブログ、写真などを仕事にしていますし、分野だと、好きなExcel、IT、効率化、プログラミング、そして、独立、雇われない雇わない生き方などを提供しています。
好きなことを仕事にするのは、不可能ではありません。
楽ではありませんが、独立を楽しむためにも好きな仕事を目指しましょう。
好きなことを仕事にするステップの1つ目は、研究・鍛錬です。
自分が仕事にしようとする業界、すでに仕事にしている人を徹底して研究しましょう。
このときに、「もっとすごい人がいる」「自分なんて無理」「今さらやったって」と考えるのは禁止です。
そう考えるなら、仕事にするなんてことはあきらめましょう。
考えるべきなのは、「後発でどうやったら勝てるか」。
独立すると、どの分野でも後発です。
私もそうでした。
後発からのスタートは慣れています。
今回も研究してどうやったら勝てるかを考えました。
著名なカメラマン、写真家の方が持っていないもので、私が持っているものはないか。
それを見つけて今に至っています。
発信しているかどうかは、その1つです。
どの分野でもそうですが。
何かしら勝てるものを何でもいいので探しましょう。
安さ以外で。
写真の仕事で、私は到底できないというものもあります。
そういった仕事ではなく、明確に自分がやってみたいものを目指していきましょう。
そして、日々の鍛錬は欠かせません。
「毎日できること」ことが好きなことですし、強みになりえるものです。
仕事にするなら、毎日できること、毎日やっていることがヒントとなります。
それくらいの情熱があるものこそ、仕事にふさわしいものです。
2 仕事の方向性を仮決めし、やってみる
次に、仕事の方向性を仮決めします。
「仮決め」は、私の好きなことであり、大事にしていること。
仮でいいから決めて、まずはやってみたほうが早いのです。
ひょっとすると、その好きなことを仕事にしないほうがいいかもしれません。
仕事にできるかどうか、早いうちに見極めておきたいものです。
カチッと決める必要はありません。
やっていく中で、微調整していけばいいのです。
写真の場合、大きく分けると、
・人を撮る
・モノを撮る
という方向性があります。
このうち仕事としてやってみたかったのは、人を撮ること。
研究の結果、モノを撮る方向性のほうが気軽で、やっている人も多かったのですが、独立をサポートするという既存の方向性と、人を撮るという方向性がピタッとはまったのです。
そこに仮決めして、今に至っています。
独立後、プロフィール写真は必須ですし、その他の写真も欠かせません。
自分の今の写真を見ることで気づくことも多いものです。
方向性を仮決めしたら、その仕事をやってみましょう。
無料モニターでもかまいません。
ただ、無料モニターの場合、長く・多くなりすぎないようにしましょう。
数多く経験すれば力になるかもしれませんが、私は仕事である以上、あくまで有料を目指したほうがいいと思っています。
無料モニターの人数、期間は短めにしましょう。
10人未満、長くても3ヶ月くらいで次のステップにいったほうがいいでしょう。
また、既存の仕事と結びつけることもおすすめです。
私の場合、
・カメラとセミナー
・カメラと税金
・カメラとブログ
などを結びつけていました。
写真を撮ることと、写真を教えることの2本柱です。
既存の仕事に結びつけてみるのもいいでしょう。
3 値付けして置いておく
次のステップは、その仕事に値付けしてネット上に置いておくことです。
値付けしないと仕事になりえません。
値付けして出しておくことで覚悟も決まります。
その覚悟のもとで、
1 研究、鍛錬
2 方向性の微調整
3 値付けして置いておく
を繰り返しやっていきましょう。
覚悟が決まれば、「趣味」からその仕事を外しましょう。
私の趣味欄から写真は消えています。
Excelも。
ブログも趣味ではありません。
この本でも写真・カメラを入れませんでした。
独立後の趣味のつくり方
仕事=プロとして提供するなら、「趣味でやっています」という逃げ道はなくしておいたほうがいいでしょう。
私はすべての柱でそうしてきましたし、今もそうしています。
値付けしてメニューとして出しておけば、ご依頼いただける可能性はゼロではなくなるのです。
仕事にできるのも速くなります。
値付けしないと仕事になりえません。
値段も仮決めでいいのです。
その後、微調整すればいいのですから。
好きなことで仕事にしたいなというものがあったら、ぜひ挑戦しましょう。
写真館サイトはこちらです。
– 井ノ上陽一写真館
■編集後記
昨日は、午前中に個別コンサルティング。
相続関係でした。
その後、六本木へ。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
バルバッコア
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
パパの筋肉が珍しいようで、「すごい筋肉だよね」と不思議そうに。
「でも宇髄天元はもっとすごいよ」と。
宇髄天元(鬼滅)のように、なってほしいそうです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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