効率化の秘訣は、仕事を減らすこと(増やしすぎないこと)。
仕事は減らせるものです。
※年齢は減らせない。仕事は? by Sony α1 Ⅱ+35mmF1.4
仕事は減らせない?
私が効率化できているのは、仕事を減らしているからです。
そして一定以上に増やさないようにしています。
仕事を減らすなんて無理と思われるかもしれません。
ただ、他のものと比べると、仕事は減らせる部類です。
年齢は増える一方で、絶対に減らせませんから。
1日24時間ということも減らすことはできません。
1時間が60分ということも。
そういったものと比べれば、仕事は減らせます。
仕事を減らすことは不可能ではないのです。
ましてや、独立後は。
独立前は、1日8時間というのは減らせません。
さぼることはできても。
それと比べれば、なんとかなる範疇です。
絶対にできないこと
と
できる可能性があること
を分けましょう。
仕事を減らすのは、「できる可能性があること」です。
・紹介してもらったから
・長い付き合いだから
・売上が大きいから
・途中でやめられない
・お世話になった人だから
などなど、理由はあるでしょうが、不可能ではありません。
効率化の相談を受けたとき、仕事を減らすこともお伝えしています。
動画 仕事の減らし方入門 – タイムコンサルティング オンラインショップ
それが特効薬だからです。
仕事を減らすとき、ネックになるのは、
・常識
・人間関係
・売上
でしょう。
これらをどう解決していくか、私がどう解決してきたかについてまとめてみました。
仕事の減らし方
仕事を減らすときのネック、まずは常識。
・仕事は増やすもの
・仕事が多いのが英雄
・仕事が減るなんて、敗北
と思われるかもしれませんが、それは1つの考え方に過ぎません。
仕事を増やす必然性はありませんし、そういった法律もなく、ルールもないわけです。
世の流れに飲まれないようにしましょう。
煽ってくる同業や諸先輩方とも距離を置くべきです。
仕事が多いこと、予定が多いと、もてはやされるのが通常。
「忙しい」という勲章が本当にほしいかどうか。
そういったことが嫌いだから独立したのではないでしょうか。
仕事を増やしてほしいのは誰か。
周辺の会社や営業マンです。
そりゃ、自分の仕事も増えますからね。
誰のために仕事をしているか?
自分、お客様、家族以外は考える必要がありません。
お客様が、「仕事を増やさなきゃ」とおっしゃるなら、その関係性は続けるべきかどうか。
私は続けませんでした。
一緒に「忙しく」したくありませんから。
仕事を減らして
・暇になる
・売上が減る
と負けを感じるかもしれませんが、いいじゃないですか、暇でも売上が減っても。
そんなメンツのために生きているわけじゃないはずです。
そして、仕事を減らしても、お金と時間は増やしても問題ありません。
より利益率が高い仕事に入れ替えてもいいのです。
もちろん入れ替えずに、そのままでもいいですし。
食べていく+αが稼げれば、それで問題ありません。
・仕事は減らせるもの
・仕事を減らしたら英雄
・仕事を減らすことも勝利
です。
ただ、仕事を減らすのはかんたんではありません。
鍛錬する必要はあります。
仕事を減らす鍛錬
仕事を減らす方法は、3段階あり、
・レベル1 仕事の依頼をお断りする
・レベル2 仕事をやめる(解約する、更新しない)
・レベル3 仕事の依頼を未然にお断りする(メニューや発信で)
というものがあります。
レベル1は仕事の依頼をお断りすること。
商談の時点や問い合わせの時点でお断りすることです。
ただ、これも難しいもの。
最初に私ができたのは、独立して8ヶ月ほどたったとき。
このときにえいやっと仕事を捨てたのが今にも活きています。
仕事が増えてきたとき、というよりも仕事が増すぎる前に、断ることができるかが分かれ目です。
ひとりで独立して、「人を雇おうか」と迷いも出てくる時期。
もちろん雇うのも1つの道。
雇わないと決めたなら、自分のキャパシティ以上に仕事を受けることができません。
断るのが申し訳ないかもしれませんが、無理に受けるのも申し訳ないこと。
逆の立場なら、「断ってくれたらいいのに」と思うでしょう。
この鍛錬を続けましょう。
レベル2は、今の仕事をやめること。
これまた難しいことです。
この場合も、「嫌々続けることが申し訳ない」と考えるしかありません。
売上を失うのが怖いかもしれませんが、もし失うのがお金だけなら、後からなんとかできます。
かんたんではありませんが。
その仕事のストレスや負担があったら、そのほうが大事です。
私が断ることができたり、やめることができたりしたのは、日々発信していたからでもあります。
発信していれば、徐々にでも自分の言いたいことを言えるようになりますから。
(これは今後も同じです)
レベル3は、断ることもやめることもしなくていい状態。
メニューや発信で未然にお断りできる状態です。
この段階だと、傷も少なくなります。
望む仕事、望む方からの依頼だけをいただける段階を目指しましょう。
まあ、多少、お断りすることややめざるを得ないことはあるとしても、未然にどれだけ防げるかが肝です。
とはいえ、敷居を高くしすぎて仕事が必要以上に減ったら食べていけなくなります。
そのバランスを整えつつ、仕事量をコントロールしなければいけません。
仕事を増やさなくても売上=お金は増やせます。
私がやっている1対多の出版、発信、セミナー、動画販売などは、そういったものです。
減らさなければいけない仕事とそうでない仕事があります。
減らさなければいけない仕事は、
・1対1で自分が動く
・利益率(お金・時間)が低すぎる。
・心理的な負担が大きい。ストレスがある、嫌
といったものです。
1対1で自分が動く仕事は、一定程度にとどめておかないと、時間はすぐになくなります。
利益率はシビアに見ましょう。
成約までに時間がかかり売上が少ない、売上が大きいけど前後の拘束時間が長い、売上がたつまでにコスト(交際費、広告費、紹介料)がかかりすぎるなどというものは要注意です。
そして、嫌な仕事。
嫌な仕事もこなしてこそ一流かもしれませんが、生身の人間ですからね。
減らすべき仕事に上げておきましょう。
仕事は自然と増えますが、自然と減ることは少ないもの。
(業績不振ということはありえますが)
仕事を意識して減らすスキルを磨いておきましょう。
むしろ、「仕事を意識して増やす」、「仕事を意識して減らす」の両方ともあるのが理想です。
(仕事を意識して増やせるように、私が今も日々発信しています。)
■編集後記
昨日はタスク実行デー。
朝から午前中にかけていろいろと。
そして、
10時からZoom個別コンサルティング、11時から個別コンサルティング、13時から個別コンサルティング。
発信、営業、法人の経理・決算などについてでした。
朝はコーヒー、昼は普通に、夜はナッツのみという日。
さほど空腹を感じず過ごせました。
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8weeks.aiナッツ
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■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ランチ時は、パパが外で個別コンサルティング、かつひとりだったので、ランチを先につくって置いてきました。
リクエストでオムライス。
きれいに食べてくれていました。
特大だったのですが。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
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ひとり税理士の自宅仕事術
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