ディスプレイ・タブレットでプリンターをなくせる

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自宅で仕事をするときに、プリンターがないメリットは確実にあります。
プリンターをなくすためには、ディスプレイとタブレットが必要です。

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※ ディスプレイとタブレットとパソコン by Leica M10

自宅にプリンターがないメリット

自宅で仕事をし、今は、プリンターを一切使っていません。
紙でお渡しする必要があるときは、別途プリンターを利用しますが、普段の自分ひとりで仕事をしているときはまったく使わないということです。

プリンターがなければ、パソコンのデータをプリントアウトできません。
・プリントアウトしなくて大丈夫なのか
・紙で見なくて大丈夫なのか
・画面上で間違いを見つけられるのか
など、といった疑問があるでしょう。
私もそう思っていました。

プリントアウトしないからミスが出るというわけではなく、その相関関係は何ともいえません。
プリンターを使わない新しい方法に切り替えるのは、多少なりともミスは出ます。
それを「プリンターがないこと」のせいにするのか、自分の適応力のせいにするかでしょうね。

プリンターを使わなければ、
・プリンターの置き場所がいらない
・プリンターを買わなくていい
・プリンタートラブルに悩まされない
・インク、紙の在庫を気にしなくていい。
そして、何よりも
・プリントアウトしたものの処分を考えなくていい
というメリットがあります。

パソコンでつくった資料をプリントアウトすると、それが機密事項になるものです。
その扱いには重々気を付けなければいけませんし、不要になった、プリントアウトミスをしたとしてもかんたんに捨てるわけにはいきません。
文書回収サービスやシュレッダーを使わざるを得ないでしょう。
プリンターがなければ、そういった手間もなくなります。
(シュレッダーがつまるとかも)

プリンターがないデメリットもありますが、プリンターがないメリットもあるわけです。
メリットが100%というものは世の中にはありませんので、トータルで考えなければいけません。
私はトータルで考えてメリットがあると考えているので、プリンターをなくしました。

ただ、プリントアウトしなくてもいいようにする工夫が欠かせません。
その工夫の中で効果的なのがディスプレイとタブレットです。

 

 

ディスプレイ・タブレットでプリンターをなくせるか

ディスプレイ

ディスプレイをノートパソコンにつなげば、パソコンの画面を広く使えます。
2枚のディスプレイを使うので、デュアルディスプレイです。
(「マルチ」や「モニタ」を使う場合もありますが)。

プリンターをなくすには、このディスプレイがないと厳しいかなと。
パソコン画面がそれなりに大きいとしても、書類を確認するのは難しい場合があります。
画面の大きなデスクトップパソコンでもいいのですが、ノートパソコンを使っているのであれば、ディスプレイは必須です。

今はこのディスプレイを使っています。
Dell P2418HT 23.8インチ | デュアルディスプレイをタッチ対応にすると値段は2倍、操作性・楽しさは3倍に | EX-IT

今は後継機が出ていますね。
タッチできるので、ちょっと高め、2.3万円ほどです。

20インチ程度であれば今は1万円程度。
BenQというスペインのメーカーのものは、私も昔使っていました。

ノートパソコンにHDMI端子があれば、すぐにつなぐことができます。
HDMIケーブルは別売りの場合が多いのですが。
HDMI端子がなければ、アダプターを使いましょう。

私が使っているのは、これで、Appleのもので、MacでもWindowsでも使えるものです。
(今のメインWindowsパソコンのVAIO SX14はHDMI端子があります)

その他、DVI端子(プロジェクターにつなぐ端子)でもディスプレイにつなぐことはできます。

私は独立した2007年当時からデュアルディスプレイを使っており、大きな効率化を果たしました。
コスパが高い効率化の1つです。

ただ最近はノートパソコンのディスプレイの解像度が上がり、なおかつパソコン上で確認するということに慣れてきましたので、常にディスプレイを使っているわけではありません。
慣れるまではディスプレイがあったほうが、プリンターをなくすことに間違いなく近づきます。

PDFならAcrobat Reader で開きサムネイル=ページの一覧を表示しながら見ると便利です。
全体像を確認できますので。
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ページをスクロール(ちょっとずつ移動)も便利ですが、方向キーの下で、ページごとに切り替わるようにしておくのもおすすめです。
メニューの[表示]から設定してみましょう。
Screenshot_10

PDFだけではなく、Excel、Word、ブラウザなどあらゆるものを表示できるので、プリンターが必要ないのです。

タブレット

Apple の iPadやAndroidタブレットで10インチ以上のモノを使うと(8インチだと小さいかなと)、データを紙のように確認することはできます。
タブレットがペンに対応していれば書き込むこともできるのが便利なところです。
(ペン対応のパソコンでも書き込めますが、やはり平面で書けるタブレットのほうがおすすめです)

iPad では、UPADというアプリを使っていましたが、最近は、‎「Notability」というアプリを使っています。
iPad で、紙のようにデータ= PDF を使うためには、
・サムネイル=ページの一覧が表示される
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・PDF のページめくりをしながらペンを使える(編集モードにしないと使えないアプリは結構多いです)。

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・スクロールではなく1ページごとに切り替えることができる。
などといったことを求めておりNotabilityなら、それができます。

iPad とのデータのやり取りは、パソコンで Dropbox に PDF を入れて、iPad の Dropbox アプリを開き、[エクスポート]で、IMG_0082

さらにNotabilityで開くようにすれば、iPadでPDFを扱えます。
見るだけなら、Dropboxアプリでも見ることができますが。

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注釈を入れたものを Dropbox に戻して、パソコンで保存したり、そのままメールで送ったりすることもできます。
ネット環境は欠かせません。
(ケーブルをつないでやり取りもできますが)

ディスプレイは、データ(ファイル)をマウスでディスプレイ側へ動かせばいいという手軽さがあり、タブレットは紙のように手元で使えるというメリットがあり、一長一短です。
ディスプレイは1万円程度、タブレットは iPad なら最も安いもので4万円ということを考えると、どちらか1つならディスプレイでしょう。

※容量は、ゲームや動画をダウンロードしないなら最も少ないもので十分です。

11インチだと、10万円、

12.9インチだと、12万円ほど。

こういった記事を書き、今は11インチを使っていますが、紙のように使うなら12.9インチ、大きいほうがいいかなとは思っています。
iPadを選ぶならProか11インチか12.9インチか | EX-IT

理想をいえば、ディスプレイ、タブレットの両方があったほうが好ましいのはいうまでもありません。
プリントアウトすると違う目でチェックできる感覚はありますが、それならディスプレイやタブレットでも違う感覚は得ることができます。
そして、私は、1日置いてチェックするようにしているので、俯瞰し、客観的にチェックすることはプリンターなしでも、できるものです。

・プリンター代
・インク代
・機密を守る( パソコンも iPad もデータ管理は気をつけなければいけませんが)
そして
・プリンターなしにする練習
と考えると、投資しておいても損はないでしょう。

パソコンに強くなりたいと思うならなおさらですし、強くないと思う方こそ、道具は大事です。

 

プリンターをなくすデメリット

プリンターをなくすデメリットについても認識しておきたいものです。
私が感じるのは次のようなものです。

複数の紙を比べにくい

プリントアウトしたものを複数見比べるときには、紙のほうがやりやすいかなと。
その場合もパソコンと iPad 、パソコンとディスプレイと分散すればできなくはありません。
実際そのようにしてチェックしています。

本を書くときに、編集者さんが赤を入れてくださったデータをパソコンで見ながら、iPad で自分のデータに書き込むといった具合です。

税務申告書のチェックで、パソコンに税務申告書のPDFやExcelを表示し、 iPhoneでチェックリスト(Google Keep) を使い 、iPad には決算書を表示するということもしています。

1つのファイルをわけて、パソコンと iPad にそれぞれ表示することもできますが、同じファイルn別のページをそれぞれ表示させれば分ける必要はありません。

紙を並べ替えにくい

順番を並べ替えるというときにも、紙のほうがやりやすいものです。
本を書くときに、それをやることはあります。
セミナーをやり始めたころも、スライドを並べ替えるというのをやっていたことも。
全体の構成を見て並べ替えるということです。

そもそも全体の構成をかっちり固めて、書いたほうがいいので、今はその工夫をしています。

パラパラめくりにくい

紙のようにパラパラとめくることができないというのもデメリットといえるでしょう。
これも iPad でページごとに切り替えることができれば 、遜色がないレベルではあります。

 

手書きできない

プリントアウトしたものに手書きするというのは、 iPad でペンを使えば補うことができます。
一方、プリントアウトしたのにハンコを押さなきゃいけない場合はどうするか。
ハンコはこの世からなくしたいところですが、やはりゼロではありません。
これもハンコをあらかじめスキャンしておいて、 PDF に入れる機能がありますのでそれで解決しています。

さらに郵送する必要があるときもWebゆうびんで。
古きに対応(対抗)するIT。PDF入力・署名・Webゆうびん | EX-IT

これまで2度、「プリントアウトしたものに(本物の)ハンコを押してください」と言われたことがあります。
・神奈川のほうの役所→出し直し

・経産省関係の役所→「次からは」でOK
でした。

 

プリントアウトスキルが落ちる

プリントアウトスキルが落ちます。
私のブログ記事ではプリントアウト、印刷に関するものがなく、カテゴリーもありません。
プリントがらみのプログラミングもないですし。
まあ、これがデメリットかどうか。
将来、再就職するときにはデメリットでしょうね。

いきなりプリンターをなくそうとするのもいいかと思いますが、プリンターを置いたまま、ディスプレイとタブレットをそろえて工夫してみましょう。
その場合でも、パソコンとプリンターとの接続を切るとか、プリンターの電源をオフにするといった制限はしといたほうが、工夫は進みます。
制限があったほうが考えますので。

デメリットだけを過度に考えすぎないというのも大事なことです。
プリンターがないデメリットは確実にあります。
それを超えるメリットがあれば、プリンターをなくす価値はあるでしょう。
メリット100%というのは、ないわけですから。

プリンターをなくせるかどうかは、道具よりも、自分の意識を変えること、プリンターをなくす!という覚悟でしょうね。

 



■編集後記

昨日は、Zoomでのオンラインセミナーの録画を編集。
Zoomならではの気を付けることがあるなぁと。

 

■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」

オンラインヨガ 筋膜リリース
はじめていく近くの公園
オンラインセミナー(Zoom)の動画編集→販売

 

■昨日の娘日記(3歳0か月)

昨日は土曜だったので、お気に入りの公園ではなく、人のいないところへ散歩。
走ったり、花を見たり、楽しんでいました。
ちょうどいい具合に昼寝もして。

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