独立後、絶滅しないために、やっていないこと

独立後、絶滅=食べていけなくなるということは避けたいものです。
そのために、私がやっていない、やらないことがあります。

※絶滅したナウマン像(北海道 忠類) by  Nikon Z9+ 14-24mmF2.8

お客様を1社・1人にしない

独立後、絶滅=食べていけなくなると、困りますし、何より嫌です。
そうならないためにやっていないことの1つは、1社(ひとり)のお客様にしないというもの。

売上の大半が1社、おひとりということにしないようにしています。
なぜなら、リスクがあるから。

そのお客様との契約があったとしても、継続して仕事の依頼がいただいたとしても、永遠ではありませんし、保証はありません。
上場企業であれ、付き合いが長居としても。

もし、そのお客様からの仕事がなくなったら、どうするか。
そこから営業しても間に合わないかもしれません。
キャンセル待ちで待っていただくというわけにもいきませんし。

目安として、売上全体のできれば10%、多くても30%にはしておきたいものです。
半分だとちょっと多いかなと。
もし、今、1社または数社のお客様の比率が高いなら、
・そのお客様からの売上を減らしてでも時間をつくる
・全体の売上を増やす(そのお客様の比率は下がります)
ときには、
・その仕事をやめる
ということも考えましょう。
(人を雇う道もありますが)

売上の柱を1つにしない

絶滅しないために、リスクを減らすため、売上の柱を1つにしないようにしています。
「税理士」という仕事があるわけで、安泰と思われるかもしれません。
確かにそうかもしれませんが、そうではないかもしれないわけです。
資格制度が変わる可能性もありますし、税理士資格を剥奪される可能性もあります(なにかの罠にはまって)。

税理士の仕事に興味がなくなるかもしれません。
テクノロジーの進化により、必要なくなることもありえるでしょう。

そういったことに備えて、複数の売上の柱を持っています。
同じように感じる方は、売上の柱を増やすことを考えましょう。
・その仕事の延長上でつくる
・まったく異質のもので売上の柱をつくる
・本当はやりたいことをやる

絶滅までいかなくても、自分が病気、けがになったときのリスクもやわらげることができます。
3ヶ月の入院のときに本の仕事やYouTube、Googleからの売上、そしてコンサルティング(病院や病室で実施したことも)という柱があったのは助かりました。
88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと
お金だけではなく、心としても。
(当時、ご依頼いただいた皆様ありがとうございます)

営業・経理をやめない

絶滅しないためにも、攻めと守りは欠かせませんし、欠かさないようにしています。
攻めの営業、守りの経理です。

いざ困ったときに営業しようとしても、なかなかうまくいかないでしょう。
食べていけるようになっても油断ならず、「こんなもんでいいか」と思ったら絶滅へ少しずつ近づいていくかもしれません。
考えすぎかもしれませんが、絶滅を避けるためには、考えすぎてもいいかと。

一生暮らせるお金が手に入ったら別でしょうけどね。

私は営業をやめた時点で、絶滅だと思っています。
「あれ、あの人最近見ないね」
「昔はよく見かけたけど」
「今、どうしてるんだろう」
などということなったら、世の中から忘れられてしまうものです。
「消える」ということになります。
そうならないように、発信を続けており、セミナーをし続け、コンサルティングという会う機会を保ちつつ、本も出し続けているのです。

そして、守りの経理。
お金の動きは常に見ておき、節税し、自分のお金を守っていく必要があります。
お金がつきたら絶滅ですから。
攻めるためにはお金が必要。
その攻めが大事だからといってお金を使いすぎると絶滅してしまいます。

お金を適切に使うためにも経理というチェックが必要なのです。
いくら使ってもなくならないくらいのお金があれば別でしょうけどね。

営業、経理が途絶えてしまっている方は、ぜひ再開しましょう。
(経理は決算のときにはせざるを得ませんが)

忘れがちですが、独立というのは非常にリスクがあること。
ご存知のとおり、楽しい!自由!好きなことを!という側面だけではありません。
やや杞憂(考えすぎること)なくらいがちょうどいいものです。

 



■編集後記
昨日は、午前中に娘の学校公開。
その後カフェで、週刊メルマガ、本の企画や執筆、契約書準備など。
午後は、Zoomでご契約&コンサルティングを。
ブログやタスク管理を中心に。

発信と時間・お金管理は、必須科目です。

1日1新Kindle『1日1新』
ノースフェイス ワンマイル22
ノースフェイス アルパインプラム
ウェルスダイナミクス

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
学校公開の日。
図工を見に行きました。
夏休みの思い出を絵にして、後日形(粘土)にするようで。
いとことのプールを絵にしていました。
「パパも描いてくれた?」と聞くと、「うん、カメラ持ってるとこを」と。
よかったです。