Appleのタブレット iPad を愛用しています。
この10年、さまざまな大きさ、機種を使ってきた中で iPad を選ぶポイントをまとめてみました。
※iPad Pro 11インチ(2020)とiPad Pro 12.9インチ(2018) by Leica M10
iPadはノートパソコンではない
タブレットの選択肢としては、
・Apple(iOS) の iPad シリーズ
・Androidのタブレット(ファーウェイ、NEC、レノボなど)
があり、ファーウェイはコスパのよいなかなかよいタブレットでした。
(Googleといろいろとありましたが)
Huawei MediaPad M5。スマホではなく、8.4インチSIMフリータブレットという選択。 | EX-IT
Amazon にもタブレットはありますが、基本的に Amazon のアプリしか使えず、他の Android アプリは使うことができません(裏技はありますがおすすめしません)。
8インチタブレット。AmazonFireHD8か、34,000円高いAndroidタブレット(Huawei MediaPad M5)か。 | EX-IT
私がタブレットを選ぶ基準として、ペンの書き心地というものがあります。
そのため、Apple Pencil という強力な武器がある iPad を使っているわけです。
これまで iPad は次のようなものを使ってきました
2010年 初代9.7インチ
2011年 iPad2 9.7インチ
2012年 iPad 第3世代9.7インチ
2012年 iPad mini 7.9インチ
2013年 iPad Air 9.7インチ
2013年 iPad mini 2 7.9 インチ
2014年 iPad AIR 2 9.7インチ
2015年 iPad Pro 12.9 インチ
2018年 iPad Pro 第3世代12.9 インチ
そして2020年に導入したのがiPad Pro 11 インチです。
2018年の iPad Pro と同様 SIMフリーとして通信できるようにしました。
(本体は19000円ほど高くなりますが、格安 SIM を使えば通信量はそれほどでもないので便利です)。
この iPad を使うときに気を付けなければいけないのは、「iPad はノートパソコンではない」ということです。
12.9インチのiPad Proを使っていたときも、キーボードを使いパソコンのように、【外見は】使うことができました。
ただやはりソフトが違いますし、できることにも限界があるので、ノートパソコンとタブレットは分けて考えたほうがいいというのが結論です。
(同様に、パソコンでタブレットのように使えるものもあきらめました)
iPad Pro版ExcelはSmart Keyboardがあってもオススメできない。編集は有料・マクロは使えない・入力しにくい | EX-IT
iPadだけで仕事に出かけない理由 | EX-IT
もちろんやることによってはノートパソコンのように使える部分もありますが、 Excel マクロを始めとするパソコンでしか使えない機能を使おうとすると、タブレット=iPadは不便に感じます。
また、膝の上でノートパソコンを置いて使うことが多く、タブレットでそれをやると、安定しません。
一方でタブレットならではの魅力もあり、読書やペンでのメモ、PDF のチェックなどが便利で、毎日使っているのです。
iPadは必要? iPadPro12.9インチは見る・読む・書くで大活躍 | EX-IT
その iPad には、大きく分けると通常の iPad と iPad Pro があり、私は iPad Pro を選んでいます。
その理由は Apple Pencil です。
iPad Proを選ぶ理由は、Apple Pencil
手書きは好きではありませんが 、Apple Pencil でタブレットに書くのは好きで、メモに使ったり打ち合わせで使ったりしています。
紙を持ち歩かなくてよく、書き心地もよく、保存も楽というところが気に入っているポイントです。
Apple Pencil は、第1世代と第2世代の2種類があり、第2世代は iPad Pro でしか使えません。
第1世代のApple Pencilも使っていた私としては、第2世代のほうが書きやすく、さらにメリットもあるのです。
ApplePencilの第2世代は、このように iPad Pro にくっつけると充電ができます。
Apple Pencil 第1世代はキャップを外してコネクターにつけなければいけません。
(イメージ)
ちょっとした違いなのですが、これが欠かせないのです。
キャップがあると、なくしそうで落ち着かないので。
第1世代は、ペンが丸く、転がりやすいのですが、第2世代は、平たい部分もあり、転がりにくいという違いもあります。
ただ、 Apple Pencil 第2世代を iPadPro につけたままバックに入れておくと普通に外れてしまいますので、気をつけなければいけません。
私は Apple Pencil(第二世代)を持ち歩くときはペンケースに入れて別に持ち、バックに入れるようにしています。
マグネットがそんなに強力ではありませんので。
充電がゼロでもiPad Pro につけて30秒ほどで、すぐ使えるようになります。
普通の iPad でもこのしくみが使えるといいのですが。
また iPad Pro は USB-C端子で USB-C ケーブルを使えるのですが、それ以外の iPad はライトニングケーブルです。
iPhone がライトニングケーブルなのでいいといえばいいのですが。
( Androidスマホを使っていたときは、USB-C端子だったので、iPadがUSB-Cだったことがありがたかったです。)。
iPad Proには、11インチと12.9インチがあり、今回は11インチを選びました
iPad Pro 11インチと12.9インチの比較
そもそも iPad Pro は12.9 インチのみで、第3世代のiPad Pro から12.9インチに加えて、11インチが登場しました。
当時は既に12.9インチを使っていましたし、 iPad Pro は大きいほうがよいと考えていたので迷わず12.9を選んでいます。
今回は11インチを選びました。
なぜなら12.9インチは大きすぎるかなと感じていたからです。
パソコンとしても使えるかもという思いがあったので、キーボードと共に持ち歩いていましたが、前述のとおりパソコンにはならないという結論となりました。
持ち運ばないから大きいほうがいいなと思いつつも、手に持つ場合もそれなりに大きさ・重さを感じます。
セミナーでテーブルの上で使うときも、12.9インチだと、ちょっと大きいなあと感じることもありました。
11インチと12.9インチだとこれぐらい表示される大きさが違います。
iPad Pro では Kindle もよく読んでいますが、文字だけの本だと、12.9インチは、ちょっと大きすぎるかなという感じです。
雑誌や固定レイアウトといわれる、 iPhone だと読みにくい本は、大きいほうが読みやすくなります。
ただ、どちらにしろ少し拡大したほうが見やすくなるので、拡大するのであれば11インチも同じです。
11インチでも漫画を見開きで読みやすいので問題ありません。
(8インチだとちょっと小さく、スマホだと見開きでは読みにくいです)
12インチだと縦では大きすぎてなかなか使う機会がありませんでしたが、11インチだと縦でも十分使えます。
iPhone は縦に使うことが多いので、スマホよりちょっと大きめのサイズで使えるということです。
メモを取る場合大きい方がよいかというとそうでもないかなと。
細いスケッチをするのであれば大きい方がいいかなとは思いますが。
写真を見るのであれば12.9日の方がいいなあと思ったりはします。
11インチと12.9 インチ は、パッと見ると1インチの差のようなイメージですが、1.9インチ、約2インチ違うので、これぐらい大きさは違うものです。
重さは11インチが471gに対して、12.9インチは643g。
1kg未満で170gほど違うというのは、結構な差を感じます。
値段も違い、128GB Wi-Fi モデルで、消費税込みで比較すれば、
・11インチが93280円
・12インチが 115,280円
22,000円の差です。
別売りのキーボードも高くなります。
今回、私はキーボードカバーを買わず、普通のカバーを買う予定です。
5月にトラックパッドが付いたキーボードが出る予定ですが、それなりに高く(11インチ 34,980円、12.9インチ41,580円)、パソコン用途としては使わないので見送ろうかなと思ってはいます(かっこいいので買うかもしれませんが)。
マウスが使える、トラックパッドが使えるかどうかが、iPadをノートパソコンとして使えるかどうかを左右するものではありません。
何ができるかが問題であり、その違いがノートパソコンとiPad(タブレット)にはあるのですから。
キーボードカバーも重いので、タブレットとして割り切って軽いカバーにしておくのもしておくのも、おすすめです。
動画でも解説しました。
iPad 選びの参考にしていただければ。
ペンを気にしないのであれば 10.2インチのiPad 第7世代(38,280円)をひとまず買ってみるのも手でしょう。
■編集後記
興味深い情報のサイトがあったのですが、100項目。
1つずつクリックしてコピーして……というのは嫌だったので、RPAでなんとか解決しました。
ブログネタにするかもです。
■「1日1新」
とあるサイトのスクレイピングRPA
■娘(3歳)日記
エレベーターで、「今日は一緒にお風呂入ろうか」というと、「だめーやくそくするなら、おそとじゃないと。もうエレベーターだし」と……。
なんだかんだ断られています。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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