独立後にも刺激は必要です。
独立前の刺激もヒントになります。
※新宿オフィス街 by Nikon Z7Ⅱ+14-24mmF2.8
独立後の「異動」
独立後、私が怖いものの1つは、モチベーションを失うことです。
そういった方を見ると、本当に怖いな……と感じます。
私が感情に左右されるタイプというのもその理由です。
そのモチベーションを保つために、世の中の組織で行われていることがヒントとなりえます。
あくまでヒントで、戻りたくないですけど。
組織では、異動というものがあります。
モチベーションを上げるためだけに異動があるわけでもないでしょうが、異動があれば、それは刺激になります。
新たな部署、新たなメンバーで仕事をすることができるからです。
独立後も異動のようなことができます。
メンバーはともかく、仕事内容を変えてみることはできるでしょう。
私でいうと税理士業の中で、独立後、ある意味フリーランスの方の仕事は新鮮でした。
独立前はそれほどフリーランスの方の仕事をしていなかったからです。
またフリーランスから法人化(法人成り)という仕事もそうですし、不動産投資という仕事もそうでした。
そういった刺激が独立後も必要なのではないかなと思うわけです。
積極的に仕事の幅を広げていきましょう。
私の場合、人生最初の異動で音を上げて辞めましたけど。
異動先が私にとってはしょうもない仕事だったので。
これが最後の異動であることを祈ります。
独立後の「新入社員」
新入社員、自分の次の世代が入ってくるということは十分な刺激になります。
なんとなく甘えていたところが、しゃきっと身が引き締まる効果もあるでしょう。
新入社員が入ってこない会社もありましたけど。
独立後もそういった効果は欲しいものです。
人を雇っていれば自分が新入社員を雇うということもできますが、人を雇わないのであればそういったこともできません。
その刺激を得るためにだけ人を雇うというのはおすすめできないものです。
私は人を雇わないと決めているので、新入社員を雇うことができません。
その私がやっているのは、新たに独立した方と積極的に接するということです。
仕事で独立のサポートをしていることもあり、独立したばかりの方と触れることは多く、よき刺激になっています。
また教えを請うこともあり、そのときにも刺激があるのです。
自分もまだまだやらなければと。
(長時間働くとかはできませんが)
ハングリーさでいえば独立当初の方より今のほうが落ちます。
落ちてはいないつもりでも、牙は抜け落ちていないつもりでも、まったく同じハングリーさがあるかというとそうではありません。
ハングリーさ=モチベーションでもあるので、できる限り持っておきたいものです。
また、独立後の生き方を発信することによって、同様の効果を持つようにしています。
独立後の「転職」
そして独立前に、その環境を劇的に変え刺激を得るには転職という方法があります。
転職すれば、まったく違う仕事、環境を得られるわけです。
私の場合は公務員から税理士業界へ転職し、刺激を得ました。
系統は同じでも税理士事務所からIT企業へ転職したときも、それなりの刺激を得ることができています。
今の仕事とまた違ったことをやってみると、大きな刺激を得られるものです。
5年、10年のスパンで変えてみるのもいいでしょう。
私の場合、分野でいれば、IT、Excel、ブログ、プログラミング、写真、トライアスロンといったものがあり、メニューとしてはセミナー、個別コンサルティング、執筆というものを増やしてきました。
これらは刺激にもなり、売上の柱にもなるものです。
したい仕事があったら積極的に手がけていきましょう。
独立時にしていた仕事を完全にやめるということもできます。
(レシートをお預かりし経理を請け負う仕事はやめました)
当初の仕事をそのままにして、複数の売上の柱を持つというのもありです。
こういった刺激を入れつつモチベーションを保つようにしています。
ブログを書き続けている原動力も、モチベーションです。
センスや才能は劣っているかもしれませんが、モチベーションだけは負けていないつもりでいます。
モチベーションは大きな武器になり自信にもなりえます。
多くの方はモチベーションを失うものです。
食べていけるようになったらモチベーションはどうしても下がりますので。
そこに勝機があります。
多様な刺激を入れつつ、モチベーションを保っていきましょう。
■編集後記
昨日は、ホテルにこもって書籍原稿に集中。
無事、仕上げて提出しました。
デイユースプラン、ラン、ラウンジも楽しみつつ。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
セルリアン オフィスユースプラン
Sony 35mmF1.4
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
「ボウリングいったとき、1 、3、0だったよね」と。
前に行ったときのことで、なんのことやらと思ったら、スコア。
1フレーム目がパパ 1 娘 3 ママ0だったのです。
写真で確認するとそのとおりでした。
よく覚えているものです。
しかし、パパ1、ママ0……。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
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『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方