トライアスロン合宿の宿泊代は経費？自分で経費の基準を決めておこう

2015年5月11日

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昨日、30,300円の領収書をもらいました。
これは経費に落ちるでしょうか？

1 経費を増やせば、税金が減る！
2 経費に何を入れてもばれない可能性
3 経費は、自分の線引きを大事に

経費を増やせば、税金が減る！

経費が増えれば、利益が減り、税金も減ります。
この領収書は、30,300円なので、だいたい1万円くらいの税金が減るのです。

1万円の税金が減るのは大きく、ぜひとも入れたいところなのですが、この領収書は経費に入れません。

これは、館山でのトライアスロン・バイク合宿の宿泊費で、チームメイト2人の分を含めて私が便宜上カードで支払ったものでした。
（個別精算にするよりもてっとり早かったのです）
チェックイン時に、名前を書いているので、その名前で領収書が準備されていたというわけです。

今日の経理処理は、家計として、
「スポーツ　/JAL　10,100円」（JALカードで払っているため）
「立替金/JAL　20,200円」
としました。

トライアスロン合宿は、私の基準では経費にならないからです。

税金を減らしたい！という思いと、経費にするしないの判断は、また別のものと考えています。

経費に何を入れてもばれない可能性

この領収書を経費にしても、ばれない可能性は高いです。

「旅費交通費　30,300円」→宿泊費として
「研修費　30,300円」→研修したことにする
「交際費　30,300円」→接待に使ったことにする
「広告宣伝費　30,300円」→宣伝につながることにする
「福利厚生費　30,300円」→慰安のためにやったことにする
といった処理方法が考えられます。
研修はしていないし、チームメイトといっているので接待ではありませんし、宣伝につながるというのも厳しいし、福利厚生費はそもそも従業員のためのものなのでひとりビジネスでは厳しいです。

あえていうと普通に「旅費交通費」とすれば、ばれない可能性もあります。

ばれない理由は、
・税務調査がこのあと3年間入らない可能性もある
・税務調査があっても、見つからない可能性がある
からです。

ただ、「ばれない可能性がある」と考えてしまうと、なんでもありになってしまいます。
税金を減らせると思えば思うほど、間違ったことをやってしまうでしょう。

一方で、ばれる可能性もあります。
日曜日の日付で、館山というところで、プライベートでは？と疑われる可能性はありますし、ブログに書いてある記述でばれる可能性もあるのです。
今やネットがあるので、合宿の日付が検索でヒットするかもしれません。

ばれる・ばれない、税金よりも大事なのは、業績を正しく把握することです。
この30,300円を経費にしてしまうと、私の事業の利益が30,300円減ってしまいます。
でてきた数字は正しくないということになるのです。

もちろん、規模の大きな企業なら、30,300円はたいした誤差ではありませんが、ひとり社長、フリーランスは、その影響額が大きく、業績のブレは、判断を誤ることにつながります。

・割り勘して、全部を自分が出してないけど、領収書だけもらったもの
・人から領収書だけもらったもの
など言語道断です。

正しい数字がないから、判断を誤り、税金は発生しないけれどお金が残らない、いつまでたっても時間がないという結果に陥ります。

最近の支出だと、GWに上京してくれた両親と食べにいったお昼代や、両親、妹2人、甥っ子4人でいった居酒屋「ざうお」（釣りができる居酒屋）、