Appleの12インチのMacBookとiPad Pro。
どちらを選べばいいか、使い勝手はどう違うかを比較してみました。
※BALLOWER TERRACEにて。Sony α7
PCとタブレットの違い
PCとタブレットは大きな違いがあります。
・PCはキーボードがついていてタッチパネルがなく、作成にも使える
・タブレットはタッチパネルで操作し、閲覧用
Windowsなら、タブレットにもPCにも使えるもの、閲覧にも作成にも使えるものが出ていますが、Appleの場合は、現状、タブレットとPCを明確に分けています。
PCは、MacBook。
画面の大きさ、性能により、11.6インチのMacBookAir、12インチのMacBook,13.3インチのMacBookAir、13.3インチのMacBookPro Retina,15.4インチのMacBookPro Retinaがあります。
性能差でいえば、おおむね、MacBookAir→MacBook→MacBookPro Retinaの順です。
MacBookはうすさの代償として性能はやや落ちます。
タブレットは、iPad。
画面の大きさによって、7.9インチのiPadmini、9.7インチのiPadAir、そして12.9インチのiPad Proがあります。
MacBookとiPad Proを徹底比較!
今回は、12インチのMacBookと12.9インチのiPad Proを比較してみます。
画面の大きさ iPad Proがやや大きい
画面の大きさは、MacBookが12インチで、iPad Proが12.9インチ。
ややiPad Proが大きいです。
さらに、MacBookは画面の縦横比が16:10、iPad Proは4:3なので、使い勝手がちょっとかわり、iPad Proの方が、より大きく感じます。
MacBook
iPad Pro
どちらもRetinaディスプレイなのでやはりきれいです。
価格の違い iPad Proが安い
MacBookは、最も安いもので160,704円(消費税8%込。以下同じ),iPad Proは、最も安いモノで102,384円。
iPad Proの方が安いです。
比較表を作ってみました。
iPad Proは、Wi-Fi版とcellular版があります。
cellular版はキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と契約し、スマホのようにどこでも通信できるバージョンです。
ただし、MacBookとiPad Proを比較するなら、iPad Proはキーボードを含めて考えなければいけません、
Apple純正のキーボード(21,384円)を入れると価格はこうなります。
重さの違い MacBookが軽い
MacBookは、912g。
iPad Pro+キーボードは、1,046g。
ほぼ同等と言えるでしょう。
厚さの違い MacBookが薄い
MacBookは0.35cmから1.31cm、iPad Proは0.69cm、キーボード付きで0.7cmから1.5cmくらいです。
本体の大きさの違い iPad Proが大きい
MacBookは幅が28.05cm、高さが19.65cm、iPad Proは幅が22.06cm、高さが30.57cm。
iPad Proの方が大きいです。
使えるアプリの違い
MacBookはPC、iPad Proはタブレットです。
当然使えるアプリ(ソフト)が異なります。
MacBook
iPad Pro
同じようなアプリが使えますが、iPad Proは、遊びのアプリ(ゲーム、知育系)、手書き対応のアプリがあるのが特徴です。
MacBookとiPad Proのアプリで、気になる違いは、次のようなものがあります。
・Excelのマクロ。
iPad ProのExcelではマクロはありません。
【関連記事】iPad Pro版ExcelはSmart Keyboardがあってもオススメできない。編集は有料・マクロは使えない・入力しにくい | EX-IT
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・Windows
MacBookでは、Parallels DesktopというソフトでWindowsを動かせます。iPad Proではできません。
・Dropbox
MacBookでは、PC内の保存されているのですぐに使えますが、iPad Proでは、ネット上のDropboxにアクセスする形です。
複数のアプリの立ち上げ
MacBookは、PCですので、複数のアプリ(ソフト)を同時に使うのは得意です。
自由にレイアウトできます。
iPad Proは、2つのアプリを同時に使えますが、アプリがマルチタスクに対応している場合のみです。
4:3の画面ですので、2つのアプリを並べても使い勝手がやや落ちます。
キーボード、操作の違い MacBookの方が操作しやすい
キーボードは、MacBookはこんな感じで、
iPad Proはこんな感じです。
どちらもキーに厚みがなく、人によっては使いにくいかもしれませんが、私は気になりません。
さらに、iPad Proの純正キーボードはファンクションキーがなく、英字配列です。
ファンクションキーはPCで多用するので、ないと不便かと思いましたが、そもそもiPadのアプリでは使わないので影響はありません。
MacBookは、タッチパッド、
iPad Proは画面にタッチという操作方法があり、一長一短です。
TouchID iPad Proのみ
iPad Proには指紋認証で起動できるTouchIDがついていて便利です。
MacBookはパスワードで起動させます。
画面の角度調整 MacBookはできる
MacBookは、PCですので、画面の角度調整は自由です。
iPad Proは、一定の角度でしか使えません。
ひざの上で使うなら、ちょっと使いにくくなりますし、画面の方が重いので、安定感が落ちます。
電池の持ち 同等
電池の持ちは、MacBookが9時間、iPad Proが10時間と言うことですが、ほぼ同等です。
実際に使っていると、iPadProの方が電池がやや持たない感覚があります。
拡張性 MacBookの方がやや高い
拡張性は、MacBookが、USB-c、iPad ProがLightning(充電)。
USB-Cはアダプタを使えば、SDカードや通常のUSBをつなぐことができます。
カメラ iPad Proの方が優れている
カメラは、MacBookは自分を映すカメラのみ、iPad Proは、それに加えて通常のカメラもあります。
処理速度 iPad Proが上
大きな差が処理速度です。
MacBookは、8GBメモリですが、CoreMプロセッサというCPUで性能がそれほど高くありません。
処理速度やネットの速度にやや不満があります。
速度がやや落ちるテザリングだと、その差は大きいです。
iPad Proの方がさくさく動きます。
動画を撮ってみました。
左がMacBook、右がiPad Proです。
メインならどちらもすすめない。サブとして買うならiPad Pro
MacBookとiPad Pro、別物ともいえますし、比較すべきものでもないかもしれません。
ただ、どちらもメインとしてはおすすめできません。
できることに限りがあるからです。
メインで、Mac(Apple製品)を使うなら、MacBookAir(MacBookよりも安く性能がいい)、MacBookPro Retina(MacBookよりも高いが性能がさらにいい)を選びましょう。
サブとして使うなら、MacBookよりもiPad Proがおすすめです。
タブレットならでは使い方もできます。
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昨日、HOT POTを食べました。
AlohaTableというハワイ料理のお店の新しいメニューです。
火鍋のように2つのスープを選べ、肉、野菜を選んで楽しみます。
ケール、パクチーといった珍しい野菜もあるのも楽しみの1つです。
”女子鍋の大本命”とサイトにはうたってますが、男子も楽しめます(^_^;)
http://sweethomecafe-hotpot.alohatable.com/
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
BALLOWER TERRACE
原宿 AlohaTable
Hotpot
【1日1節】
時間術の本を1日1節書く。12月22日完了予定。
67/84(+1)
■著書
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