独立後、経費にならないものは、税金の負担を考えなければいけません。
経費にならないものを使うには、税金を考えると、その1.5倍の利益が必要となります。
※村上トライアスロンにて。 iPhone X
経費にならないものは必ずある
独立後、「経費」というものを考えなければいけません。
独立前は、そんなことをしなくてもよかったのですが、独立後は、これが経費、これは経費じゃないという判断をし、売上から経費を引いて、利益を計算しなければいけません。
その利益に応じて、税金を計算するわけです。
なんでも経費というわけではなく、経費にならないものは必ずあります。
自分なりのそれを決めておくべきです。
たとえば、
・食費(自宅で料理するのにかかるもの)
・家族との飲食
・家族旅行、個人旅行
・こどものおもちゃ
・100%自分の趣味
といったものは経費にできないでしょう。
(家族が両方仕事にかかわっているといった事例はあるでしょうが)
こういった経費にならないものは、税金を減らせません。
その点をざっくりとでも考えておく必要はあります。
フリーランスの場合の経費にならないものの考え方
売上ー経費で利益を計算し、利益をもとに税金を計算します。
この経費は、税金を減らせるわけです。
仕事に必要なPC、各種サービス、ソフト、書籍、セミナーなど、経費になります。
オフィスを借りていれば、もちろん経費です。
一方、経費にならないもの、たとえば、家族旅行だと、税金には関係しません。
たとえば、5万円のソフトを買うとき、5万円の臨時的な利益がもしあれば、その売上をもとに買うという考えもできます。
5万円ー5万円=利益は0になり、税金はかかりません。
逆に、5万円のソフトが欲しければ(必要であれば)、5万円の利益を考えることもできるわけです。
もちろん、やりすぎてはいけません。
利益が出なければ、手元にお金は残らなくなります。
仕事に必要か、仕事に必要か、仕事に必要か、仕事に必要か、本当に必要か?と5回唱えましょう。
悔しいかもしれませんが、税金を払ったほうがお金が残るのは真実です。
(もちろん、きちんと節税をしての話ですが)
一方経費にならないものはどうなるのでしょうか。
たとえば、トライアスロンは、経費に入れていません。
(私の場合)
トライアスロンのレースで、5万円使う場合は、税金を減らせません。
そう考えると、利益が5万円出たからといって、手放しで5万円を使えないわけです。
利益の5万円に30%の税金がかかるとすると、実質的に残るのは、3.5万円です。
3.5万円しか残らないのに、5万円使えば、マイナスになります。
利益が7.5万円ほどあれば、7.5万円×30%の税金が引かれ、5万円ほど残るのです。
個人の財布もフリーランスの財布の同じというのが現状ですので、こういった考え方もできます。
利益により、税率は変わりますが、まあざっくり30%と考えましょう。
逆算すると、経費にならないものの1.5倍の利益があれば、経費にならないものを使ってもいいと考えています。
5万円なら7.5万円です。
これが年間だと、家計に200万円必要なら、300万円の利益がないと、お金は苦しくなる可能性があります。
(その他、入金や支払いのタイミング、貯蓄、節税策などさまざまな要素がからみますが)
法人の場合の経費にならないものの考え方
法人の場合も同様です。
私は、法人で、上記のような考え方をしています。
今度、トライアスロン遠征があるから、その1.5倍は稼いでおかないとという考えです。
保育料も、その1.5倍、利益を生まなきゃなと考えました。
もちろん、法人の場合は、「給料」(役員報酬)という形で、自分に払えます。
この「給料」はある意味魔法の杖で、経費になって税金を減らせるし、その受け取った給料で、経費ならないものを自由に使えるのです。
レシートをとっておく必要もありませんし、税務署のおとがめもありません。
とやかく言われたくないものは、経費にせずにざっくり給料で受け取るのも手です。
ただ、世の中うまくできていて、
・給料には税金、社会保険料がかかる
・給料(役員へのもの)は、自由に金額を変えられない
という問題があります。
「給料には税金、社会保険料がかかる」という点を考えると、これも給料によって税率や保険料は変わりますが、だいたい30%と考えましょう。
そうなると、手取りで欲しい金額の1.5倍の利益が必要です。
利益がなければ給料は払えませんので。
「給料(役員へのもの)は、自由に金額を変えられない」というのも要注意で、思わぬ利益が出たからといって給料を増やせないのです。
原則として年に一度だけ給料を変更できます。
もし、それ以外に増やした場合、その増やした分は経費になりません。
(給料への税金や社会保険料は普通にかかります。)
私の考えや数字がどうかというの別として、確実に言えるのは、「経費にならないもの」のために利益が必要ということです。
これを考えずに、なんでもかんでも経費にしようとすれば、痛いしっぺ返しがきますし、利益を上げるという考えが薄まります。
あくまでも「売上」ではなく「利益」です。
ひとりで仕事をしているからといって、「利益」は少なくていいわけではなく、それなりに「利益」は考えなければいけません。
むしろ、利益を出すためにひとりを選んでいるともいえます。
そのためには、事業のお金、家計の両方を記録しておくことは、やっぱり欠かせないと思うのです。
フリーランス・ひとり社長は、事業のお金と家計の両方を管理しておくべき | EX-IT
昨日は、朝から新幹線で家族で新潟へ。
上越新幹線、機内販売や電源ないんだなぁと。
新潟でレンタカー借りて村上へ。
寿司屋に行き、トライアスロンの説明会に出て、買い出しして宿へ。
市場でのどぐろの刺身も仕入れられました。
(一緒に買ったヒラメもおいしかったです)
トライアスロンは半分の距離で開催することに決定。ひとまずできそうです。
家族で新潟へ
新潟から村上へレンタカーで。
村上の宿
スーパー原信
■昨日の娘日記
車が嫌いなのでなんとかあやしながら。
原信というスーパーが、アンパンマンカートがあってアンパンマンのお菓子コーナー、しまじろうボーロがあり、おおしゃぎ。
宿では部屋でご機嫌だったのですが、温泉が怖い。。と。
部屋に風呂がなく入らずじまいでした。今夜はどうするか……
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