やりたい仕事をやるなら、ニーズがあって自分がやりたいことをやるのが現実的です。
※自宅にて Pixel 3
独立後、自分がやりたい仕事はできるのか
独立する理由の1つには、「やりたい仕事をやりたい」というものがあるでしょう。
組織の理屈があると、やりたいことだけはできません。
権限を持っても(偉くなっても)、やりたいことができるわけではなく、むしろマネジメントの仕事が増え、ますます遠ざかることも。
これを迂回するためというのも私が独立した理由です。
じゃあ、いざ独立!となって、やりたい仕事ができるか。
この仕事はやりたい、この仕事はやりたくないと言っていては、食べていけない可能性があります。
独立して、デメリットがあるのに、やりたい仕事ができないという状況にもなりがちです。
独立当初の私もそうでした。
上司がいなくなってせいせいしていたのに、なんかお客様が上司っぽい・・・・・・余計に断れないし、これしんどいな・・と思っていたのです。
独立前は、ある意味何をやってもお金(給料)になっていました。
ところが、独立後は、何をやったからお金になるとは限りません。
無料のこともあります。
お金にならないやりたい仕事
か
お金になるやりたくない仕事
か。
後者をやらざるを得ないわけです。
では、やりたい仕事をあきらめなければいけないのかというとそうではありません。
徐々に入れ替えていけばいいわけです。
そのときに、考えたいのは、
・自分がやりたい仕事!
ではなく、
・ニーズがあるものを見つけ、その中で自分がやりたい仕事があるかどうか
ということ。
私は今でもそうしています。
今は、自分がやりたい仕事を先に考えることもできるようになりましたが、ニーズ→自分がやりたいかどうかを考えたほうが現実的で実現可能性が高いものです。
自分がやりたいと思っていた仕事に、さほどニーズがなく、その結果やりたくなくなったものもあります。
それはそれで、かまいません。
お客様のニーズにこたえることが大事であり、今のメニューにある、メールコンサルティングや個別コンサルティングやセミナーのラインナップは、ニーズにこたえた結果で、自分もやりたい・やり続けたいと思っているものです。
「たこやきたべる!」にこたえる
娘(1歳10か月)のニーズには、アンテナを張っています。
何に興味があるか、何に喜ぶか。
パパ大好きポイントを稼ぐわけではなく(その意味もありますが)、成長を考えると興味があることはできる限り体験してもらいたいということがあるからです。
先日は、「たこやきたべる!」と。
以前からたこやきが好きで、近所のたこ焼き屋に行っていました。
その日は、私と2人。
「たこやきたべる!」というニーズを満たすため、たこ焼き屋に行ってもよかったのですが、自分でもつくりたいと思い、たこ焼き器をこっそり注文していました。
つくる過程もみて楽しんでもらえればなと思ったからです。
つくったたこ焼きをおいしそうに食べてくれ、つくってよかったなと。
こういう感覚で仕事をしています。
たこ焼きに興味がないうちに、「たこ焼きつくろうか」と言っても、娘は、ふーんとなるでしょう。
ニーズがあって、自分がやりたいと思ったことをやるというのを繰り返せば、自分が目指す方向性に迎えるのではないでしょうか。
だからこそ、ニーズをつかむアンテナを常に動かしておかなければいけません。
ニーズをつかむために意識していること
ニーズをつかむために次のようなことを意識しています。
お客様の声
お客様の声(アンケート)をいただくことも多く、その中からニーズをつかみメニュー化することも多いです。
最強のセミナー営業・改善ツール!A4アンケート徹底活用法 | EX-IT
会話
お客様の声をあえていただかずとも、会話の中にもニーズはあります。
それはお客様だけではなく、友人、知人、家族などあらゆるところにあるはずです。
言い方を変えるならニーズ=ネタといえます。
ネタはあらゆるところにあり、それを受信するアンテナが敏感かどうかだけです。
本
本はなんらかのニーズをとらえるか想定して書かれていますので、その対象からヒントを得ることもできます。
だからこそ、自分がお役立てそうな方が読みそうな本も読んでいるわけです。
ネット
ネットで検索したり、定点観測したりすることでニーズを見つけることができます
検索キーワード
自分のブログやHPへ検索でたどり着いた場合、どんなキーワードで検索したかはある程度わかります。
これはニーズの宝庫です。
アウトプットすればするほど、そのキーワードは集まります。
そもそもアウトプットは、ニーズを想定して書きますので、いいトレーニングになるものです。
やりたくない仕事をやらざるを得ない状況でもあきらめないようにしましょう。
ニーズ→やりたいの流れでもやりたい仕事は見つかります。
そして、大事なのは、
・その仕事が見つかったときにすぐ動けるかどうか
・やりたくない仕事は、その前後でやめる
ということです。
そうしないと、入れ替えられません。
理想は、
・やりたい仕事がくる→やりたくない仕事をやめる
ですが、なかなかうまくいかないので、
・やりたくない仕事をやめる→空白をつくる→やりたい仕事がくる
というのが現実的です。
どのくらい空白をつくるかは、そのときの財政状況を見ながら決めます。
だからこそ日々の経理、お金の管理は欠かせないわけです。
■編集後記
昨日は、セミナー自主開催セミナーを開催。
福岡、沖縄、栃木の方にもご参加いただきました。
ぜひ、毎月開催&セミナー開催>セミナー参加を目指していただければ。
■昨日の「1日1新」
新宿の会議室
新宿 GARDEN HOUSE
新宿 tavern on S
■昨日の娘日記
小さいレジのおもちゃを買ってみると、バーコードリーダーで楽しそうに遊んでいます。
が、一緒についてきたお金(厚紙)をレジに入れて遊ぶことはせず。
普段レジでは、バーコードを読み取ってもらうところを見ていますが、カードかSuicaなのでお金のやり取りを見たことないからでしょうね。
無人レジ、セルフレジが普及すると、そのうち、レジ自体を知らないようになるのでしょう
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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