春。新入社員。
期待も不安もあるかと思いますが、未来をみすえて「独立」も考えて仕事をしてみましょう。
※国際展示場近くにて iPhone 7 Plusで撮影
会社というシステムの限界
新入社員には、通常は、
「がんばって会社のために働こう」
「会社で評価されるようになろう」
「会社を通じて社会へ貢献しよう」
と言うのが正しいのかもしれません。
ただ、その「会社」は永遠のものではなく、これからの時代、なおさらその傾向は強まるでしょう。
ずっと勤められるものではなく、ずっと給料を払ってくれるものでもありません。
今は気持ちよく仕事をさせてくれていても、
・部署が変わる
・上司、同僚、部下が変わる
・自分が変わる
・経済状況が変わる
・時代が変わる
ことにより、その状況が激変する可能性もあります。
右肩上がりの時代だったころは、会社というシステムが機能していました。
そうでなくなった今、会社とて盤石ではありません。
大会社だから、有名会社だから大丈夫ということではないのは、昨今のニュースからもあきらかでしょう。
会社がなくなっても、自分が生きていかなければいけませんし、生きていきたいものです。
だからこそ、自分を守ることは欠かせません。
独立という選択肢も考える
新入社員から30歳代くらいまでは、働くことはできるでしょう。
なぜなら、体力もあり、安く、扱いやすいからです。
これが40歳代になると、自分の考えももち、それまでの経験もあり、要求も増えてくるのでそうはいきません。
おのずの環境や待遇も相対的に悪くなります。
40歳、50歳で、状況が変わったら、軌道修正するのは大変です。
(不可能ではありません)
人生80年、100年の時代、その先もまだまだあります。
退職金、年金にも頼れませんし、頼れるのは己のみ。
だからこそ、新入社員から考えなければいけないのです。
これは今に限ったことではありません。
私がややフレッシュな新入社員だったとき(1997年)でも同じです。
少なくとも私は危機感がありました。
最初に入ったところは会社というより公務員。
だまっていたら定年まで勤められるところです。
それでも、「3年経ったら考える」と思っており、実際に3年で決意しその3ヶ月後に退職。
3年経ったら27歳。軌道修正はまだできると思っていました。
ずっといれるかどうかは関係ないんです。
自分が納得する人生を送れるかが問題でした。
(その後、4箇所に転職し、その後独立し今に至っています)
その3年で考えていたことの1つは、独立です。
自分ひとりで仕事を起こし、自分の力で仕事をする。
そのときは、人を雇わないことまでは考えていませんでしたが、会社に属せず働くイメージを持っていました。
(結果的に独立には資格が必要と考え、税理士資格をとりました)
いわれたことをやっていれば、多くの場合、給料はもらえます。
独立を考えると、いわれたことだけでは食べていけず、いわれないことを仕事としなければいけません。
固定で収入があるわけではないので、生産性、効率もより重要になります。
「やった分だけ稼げる」というわけでもなく、「成果を出した分だけ稼げる」という厳しさもあるのです。
独立を考えていたので、勤めていたときから生産性を重視していました。
残業に頼らず、スキルを磨くことができたのです。
そのとき身につけた、考え方やスキル(PC、IT、Excelなど)は今も活きています。
自分専用のPCがあったのは幸いでしたが、誰が教えてくれるわけでもありません。
会社が教えてくれるスキルは、多くの場合、会社のためのスキルです。
・他の会社にいっても食べていけるスキル
・独立しても食べていけるスキル
ではありません。
独立を考えていれば、どんなスキル、知識を身につけるかの視点が変わってきます。
独立する力があれば、昇進、転職もできる
・他の会社にいっても食べていけるスキル
・独立しても食べていけるスキル
は、そのまま会社にいても役立つものです。
会社のためにもなり、昇進・昇給につながることもあるでしょう。
・会社でも活躍できる
・転職もできる
・独立もできる
と、選択肢を増やしておくことで、リスクにも備えることができます。
私の時代は、「3年たったら考えよう」と悠長なことをいっていましたが、今は変化も激しいので3年も待つ必要はありません。
そのためには、会社特有の仕事、慣習、上司の好みなど、ほうっておけばいいのです。
根っこになるスキル、積み重なるスキルを身につけていきましょう。
(ただ、あからさまにスルーすると問題がありますので、うまくスルーしましょう。会社のためにという仮面は必須です。)
・大量の情報から必要な情報を読み取る(ネット、書籍)
・自分の意見を言う
・自分の頭で考える、自分ごとで考える
・情報を編集してアウトプットする
・文章を書く
・タイピング(音声認識が完璧でない以上、今後も必要でしょう)
・仕事のスピード(精度よりもスピード)
・仕事を改善する
・仕事をつくる
・お金、数字の知識をみにつける
といったものです。
牙をとぎつづけ、会社にその牙をぬかれないようにしなければいけません。
牙を抜かれたら状況が変わったとき、沈みかけている船から逃げることもできなくなります。
私の場合は、PC、IT、Excel、プログラミングなどをやりつつ、仕事の改善を進めていました。
自分のためにマニュアル・チェックリストをつくる、メモするといったことからはじめてみましょう。
働くのは会社のためではありません。
働くのは、自分が世の中に貢献するためだと思っています。
会社は仮の器でしかないのです。
昨日は新宿へ。
まず、妻のiPhone6sを売却。
auでSIMロック解除しないまま格安SIMを使っていました。
SIMロック解除するのとしないのとで買取価格が11,000円違うので、近くのauショップでSIMロック解除(3,240円、回線契約時だったら無料だったとのこと)して売却。
46,000円の買取が減額あり27000円。
iPhone 7 Plus Redの購入代金に補填しました。
ヤマダ電機で、洗濯機のリサイクル代金3,500円ほど返金の手続きも。
新洗濯機を買うときにいったん払い、旧洗濯機を引き取る時下取りできるならその代金が戻ってきます。
ややこしいのですがしかたありません。
なお、下取り代金は500円でした。。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
Apple USB-C Lightningケーブル
ヤマダ 洗濯機リサイクル代返金
au iPhoneSIMロック解除
【昨日の娘日記】
晩ごはんのときは、なぜか泣きます。
一緒に加わりたいのか、ずるい!と思っているのか。
毎回そうでしたが、昨日は寝てました。
はじめてのことです。
そのあとは、ぐずりましたが・・・
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