私の事業、会社は、1代で終えるつもりです。
誰にも引き継いでもらわないのも1つの生き方だと思っています。
※娘にも引き継がないつもりです。 by Canon R6+EF85mmF1.2
事業の引き継ぎ
「事業承継」という、どうやって事業を引き継ぐかという問題があります。
社長に万が一のことがあったときに困るわけです。
そうならないように、後継者を見つけ、事業が続くように工夫する必要があります。
従業員がいるならなおさらですし、お客様に迷惑をかけないためにも、早め早めに考えたいものです。
最も難しいのは、本人の引き際のタイミングではありますが。
この事業承継の問題は、独立後、誰もが考えなければいけないものです。
万が一ということもありえます。
ただ、私は、この代で終わり、引き継がないつもりです。
誰にも引き継いでもらわないという選択
私に万が一のことがあった場合、お客様に迷惑をかけないようはします。
継続のお客様、すでにご依頼いただいているお客様に、対応できるように今もしているのです。
「万が一ファイル」のすすめと5つの効果
ただ、事業自体を誰かに引き継ぐ必要はないかなと思っています。
人を雇っていませんので、従業員の中から後継者を選ぶということはできません。
そのために、人を雇うのも本末転倒な話です。
じゃあ、娘に引き継いでもらうかというと、娘の人生、そんな枷ははめたくありません。
税理士をすすめる気もないです。
「税理士になりたい」ともし言うなら別ですが、それ相応の覚悟は必要であることは伝えます。
試験もありますので。
税理士事務所は私の代で終わり、株式会社は、器として使う手もあるでしょうが、同じ事業をしてもらおうとも思っていません。
1代で終わりなんて、かっこわるいかもしれませんが、それもありかと。
無理に後継者をつくって、存続させる必要はありません。
通常は、事業をしていると、その売上を引き継がないともったいないという考え方もあります。
ただ、事業を引き継ぐと、それはそれで負担になりますので、別のもの(預金、金融資産など)で残したほうがいいかと。
このように引き継ぎを考えないようにすると、メリットもあります。
引き継ぎを考えないメリット
「引き継ぐ」と考えたときに、そもそも引き継げるのかという問題があります。
仮に引き継げるとすると、それでいいのかどうか。
独立後、ひとりで仕事をしていれば、他との違いをつくり、個性を武器にしているはずです。
引き継げるということは、違いがない、代わりがあるということになります。
それでいいのかどうか。
私は代わりがきかない仕事をしているつもりです。
このブログを誰かが書くことはできないでしょうし、メルマガ、本もそうですし、セミナー、YouTubeもかわりがきかず、税務顧問もそう思っています。
それくらいの覚悟がなければ、独立後に食べていくことはできません。
(実際はどうなるかわかりませんけど)
これが組織なら、その色は薄れ、よくも悪くも引き継ぎやすくなるでしょうが、ひとりなら、引き継ぐほうが難しいでしょう。
いっそ、引き継がないと決めたほうが、違いをつくり、代わりのない仕事をする覚悟が決まります。
躊躇なく違いをつくり、個性を出していきましょう。
引き継いで欲しいけど、誰にも真似できないという矛盾もなくなります。
引き継いでもらうがゆえに、仕事を標準化するのも変な話です。
(組織だとそうせざるを得ないのでしょうが)
直接的に引き継がなくても、間接的に引き継ぐことはできます。
自分の思考や行動を発信し、残していくことは、ひとりで仕事をしていても、できることです。
書く仕事、話す仕事をすることで、間接的に引き継ぐ、何かをこの世に残すことができます。
万が一なにかあっても、このブログや本、メルマガ、YouTube、動画などは半永久的に残るものです。
知識やスキルだけではなく、その生き方を見せることもでき、これはいいプレッシャーになります。
引き継ぎができない自らを鍛錬するいい原動力です。
背中を見られているという意識は持っておきましょう。
これは、娘に対しても考えていることで、一緒に過ごす中で私の生き方を見て、いいと思うものは間接的に取り入れてもらえばなと思っています。
「パパみたいにずっとおうち(自宅で仕事)じゃないほうがいい」
「またカメラ??カメラだらけになっちゃうよ」
「パパはゲームばっかりして、寝るのが遅い」「でも一番早く起きてる、なんで?」
など、いろいろ突っ込まれていますが。
雇わない生き方だからこそ、引き継ぎを考えず、引き継ぎができないくらいの域を目指すことができます。
(万が一のときや引退時のお客様への対応はしつつ)
■編集後記
昨日は、メルマガ税理士進化論限定のオフ会。
対象は、税理士受験生または独立前の方でした。
朝はリアルで、夜はZoomで。
いろいろと話すことができ、私も楽しかったです。
その間は、家族ですみっコぐらしスタンプラリー、プール。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
すみっコぐらしスタンプラリー
とある手続
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
すみっコぐらしスタンプラリーへ。
朝のすいているうちに行き、5箇所でスタンプ。
サンバイザーと缶バッジをもらって、喜んでいました。
夕方はプールへ。
ラッコ(ビート板をかかえて上向きに)を練習する予定がやはり怖いようで。
浮く練習だけしました。
■著書
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