仕事では少なからず文字を書きます。
文字を書くなら、外に向けてネットで書いておいたほうが、メリットは間違いなくあるものです。
※WordPressの画面 Pixel 3
ネット上に書いたのは800万字
このブログを運営するのに使っている WordPress には、さまざまな機能を追加することができます。
しかも、ほとんどの場合無料で、次から次に新しいものが出てくるのです。
その1つ WP Word Count というプラグイン(追加機能)では、これまでに書いた文字数をカウントしてくれます。
私の場合、約12年で 、8,426,823 文字でした。
記事だけでいうと4,992記事で8,122,223文字、平均は1,627文字です。
ブログを始めた当初は、何が何やらわからなかったこともあり、短い記事や一日に複数回投稿することもありました。
そのため、ブログを始めてから今日で4,366日目ですが、記事数は4,992記事になっています。
平均が1,627文字というのは全体の平均ですのでちょっと少なめです。
ここ最近でいうと、2019年5月が4,120文字、2019年4月が3,883文字という平均になっています。
最も文字数が多かった記事を調べてみると この記事で14,730文字でした。
出産までの247日間レポート。無力な夫が出産までにできること | EX-IT
娘が生まれて妻も娘も無事退院した次の日に書いた記事です。
記録を調べてみると432分の時間をかけていました。
取材に247日かかっていますし、感動と安心のあまり書いた記事です。
なお、このプラグインを入れて、Calculateタブを選び計算すると、これまでのすべての文字数が出てきます。
規模はいらないが影響力は必要
これまで800万文字以上書き、これからも書き続ける理由の1つは、影響力の拡大は考えているからです。
より多くの方の役に立つ、お役に立てる方に見つけていただくために、書き続けてきました。
誰も雇わず、オフィスも持たず、仕事数も少なく、拡大というものには原則興味がないのですが、唯一の例外がこの影響力です。
そもそも独立したときに悩んだことは、規模は拡大できないということでした。
私の仕事の1つ、税理士業ではひとりで担当できる件数は限られています。
もちろんその人のキャパシティにもより、どういった関わり方をするかにもよりますが、私が当初考えていたのは10件でした。
お客様0件で独立し、10件かなと思っていたわけですが、それと同時に、10人にだけサービスを提供するというのは、それはそれでいいようでいて、どうなのかなとも思っていたのです。
0件のくせに……。
かといって、20件、30件と無理をしても意味がありませんし、人を雇って任せて100件、200件と拡大していくのも私好みではありませんし、器はありません。
契約していても自分の目が届かなかったら何件あっても意味はないからです。
そう考えており 規模ではなく、影響力の拡大を考えた場合、早くからその答えとして導き出したのは、書く仕事と話し仕事でした。
本を出せばより多くの方に役に立てる可能性がありますし、ブログを書けばネットでご覧いただける可能性が高くなります。
セミナーをやれば、より多くの方に来ていただき、お役に立てる可能性があります。
ただ、この書く仕事・話す仕事につなげるためには、そのきっかけが必要です。
待っていても話は来ないでしょうし、こちらから営業をかけるといっても営業自体私は苦手でしたし、今も苦手です。
それでも何かやらなければというときに出会ったのがブログでした。
ブログが少なからず読まれるようになり、書く仕事・話す仕事も、今はできるようになっています。
多少微調整はあり、当初10件と思っていましたが、やっぱ5件かなと思い、今そこを限度にしています。
(しかも空きがあります)
話す仕事も大勢の前で話すというよりも、少人数で限定してより深く関わるほうが自分に合っているとわかってきました。
こういった調整もができたのも、やはり書き続けてきたおかげでもあります。
20%を外に向けて置く
書く、今でいえばキーボードで文字を打つことは、何かしら仕事の中でやるものです。
それをちょっとだけ、外に向けて書く、具体的にはブログのように外に向けて書くことで、新たな道を開行ける可能性が出てきます。
まったく書かなければ可能性はゼロです。
書くことでそれが0.1%でも1%でも何かにつながる可能性は出てきます。
とはいえ書くのは大変なものでそれなりに時間がかかります。
じゃあ全体のどれだけを割けばいいのか。
丸1日、ブログだけを書いていては食べていけなくなりますので、バランスが大事です。
私は今平均すると2時間ちょっとをブログにかけています。
日々8時間働くと考えると全体の25%
日々10時間働くと考えると全体の20%
です。
働くというよりもプライベートを含めて、日々の活動時間を24時間から睡眠7時間・食事や生活時間に3時間をひいて14時間と考えれば、そのうちの2時間なら14%です。
その日によっていろいろあるでしょうが、全体の20%程度をを外向けに費やしておくというのは、悪くないバランスではないかなと思っています。
どっちみち、何かしら日々書く(打つ)はずです。
そのうち、ちょっとだけを外に向けてみましょう。
もちろん、その2時間をすべてブログに向けるものでありませんし、今度やる仕事の準備も兼ねていたり、自分の思考の整理を兼ねていたり、営業を兼ねていたりといった副次的な効果もあります。
記事自体も直接売上につながるものもあれば、間接的に売上につながるものもあります。
最も文字数が多かった記事は直接売上にはつながっていませんが、間接的にはつながっているものです 。
私はブログをときどき書くことや1日20分でサクサク書くというノウハウは持っていません。
どうしても2時間程度、ときにはそれ以上の時間は、必要なものと考えています。
ただ、その2時間は積み上げられるものです。
1年、2年、3年と積み上げていくことにより、その効果は高まっていきます。
だからこそ、私は毎日積み上げることに躊躇はありません。
たとえ、具合が悪くても入院していても書き続けます。
それが自分の問題であれば、できる限りなんとかする覚悟です。
外に向けて積み上げていくということも考え、日々ネットに書いていきましょう。
■編集後記
オリンピック、開会式、閉会式、サッカーを申し込んでいましたが、あえなく外れ。
当選結果を確認する順番待ちが120万人とすごい数でした。
RICHO GRⅢ
■娘(2歳)日記
いい感じに髪が伸びてきました。
今年は七五三なので、それまで楽しみです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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