ブログ、本、セミナーなどでアウトプットしていると、「パクられたらどうするんですか?」と聞かれることがあります。
そのリスクを負ってまでアウトプットするかどうか考えてみました。
※名古屋AIセミナーにて撮っていただいた写真
アウトプットしなければパクられない
今、1対多のアウトプットとしては、
・メルマガ
・ブログ
・本
・セミナー
をやっています。
こういったアウトプットをしていると、
「パクられないですか?」
「パクられたらどうするんですか?」
「パクられてもいいんですか?」
と聞かれることも多いです。
「ライバル増やしてどうするんですか!」と言われたことも。
確かに、アウトプットしなければパクられずにすみます。
自分だけのノウハウとして内緒にして、門外不出、一子相伝、極秘のたれとして、利益をもたらしてくれるでしょう。
アウトプットすればパクられる
アウトプットすれば、言い方はともかくパクられる可能性はあります。
そのまま使われたり、それで商売されたり。
これまでだと、
・本に書いた内容を、経理雑誌の記事にパクられた
・ブログをパクられた
・微妙に変えているけど構成や論調は同じで、ブログをパクられた
・メルマガの内容をFacebookの投稿でパクられた
などいったことはありました。
ただ、アウトプットの総量から考えると、ごくごく少ないものですし、大きな被害があったわけではありません。
とはいえ、今後被害がある可能性もあるでしょう。
かといって、パクリ禁止!と強く言うのも変な気がします。
アウトプットしているのですから。
むしろ、パクってもらうためにアウトプットしているところはあります。
ガイドラインとしては、丸パクリ・コピペじゃなきゃいいかなという考えです。
(いいかな・・程度ではガイドラインじゃないでしょうが)
パクられるリスク<アウトプットの効果
パクられるリスクは常にあります。
ただ、そのリスクよりも、アウトプットの効果のほうが大きいものです。
アウトプットの過程、アウトプットの結果、フィードバックにより得ることは大きく、パクリを怖がってアウトプットしない損失は計り知れません。
むしろ、パクられないのなら、そのアウトプットの価値は低いということになるでしょう。
価値あることをアウトプットすればパクられる可能性があります。
とはいえパクられた損失がある(パクったほうがGoogle検索で上位にくる、またはそれしか出てこない。こちらがパクっていると思われるなど)のも事実ですので、一定の対策と、いざパクられたときには問い合わせるということは必要でしょう。
ブログでの対策として、「自分にしか書けない記事を書けばいいのでは?パクったらすぐわかるような」と考えていました。
自分なりの考え、他とは違う考えを出せば、パクられないのでは?と。
しかしながら、以前パクられた記事は、私にしか書けないエピソードのものでした。
対策として意味がないときはないのでしょう。
(指摘して消してもらいましたが)
巧妙に、写真を変え、固有の表現を変えていました。
ただ、これは特殊ケースで、自分にしか書けないというのはそれなりに有効ではないでしょうか。
知識やスキルだけを書いていては、コピペしやすくなります。
ブログで右クリックをしてコピーできないようにもできますが、そうすると読んでいただく方やシェア、引用していただく方にとって不便です。
そして、右クリックコピー禁止のサイトの記事もパクられるときはパクられます。
(見ながら入力したのかどうか)
パクリ対策の方法は他にもありますが、読む方の利便性を損なうものです。
セミナーの場合、私はシナリオ(スライド)どおりに話していないですし、ある意味丸パクリはできないかなと。
ただ、完全に防げるものではないでしょう。
となると、「パクられる可能性は常にある。対処しようがない」と考えておいたほうがいいのではないでしょうか。
「無断複製を禁じます」と書いても、「パクっちゃダメ」と書いても、それほど対策にならないでしょう。
パクられるリスクを負ってまで、アウトプットするだけの価値はあります。
パクリ、完全コピペ(巧妙に変えているもの含む)だけ気を付ければいいのかなと。
ちょっと似ているというのは、ありえますし。
何よりもパクリを恐れてアウトプットしないことだけは避けましょう。
そうそうパクられるものではないので、最初にパクられてから考えてもいいかと。
真似・パクリはOK・コピペはNG。オリジナルっぽいものを作るには。 | EX-IT
真似されているうちが華。真似を恐れないアウトプット。 | EX-IT
■編集後記
昨日は、朝、3人でスポッチャへ。
15時からは、個別コンサルティングでした。
■昨日の「1日1新」
スポッチャに3人で
新橋の会議室
■昨日の娘日記
スポッチャ(ラウンドワン)では、八百屋さんごっこやすべり台に夢中でした。
車(足でけって動かす)も慣れたようで、それなりのスピードで走れていたのが驚きです。
ランチはフードコートでたこ焼き。
喜んでいましたが、すぐ飽きました……。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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