ブログを書きつつ書く仕事が増えるとそれなりの負荷です。
書く仕事が複数あっても進められるように工夫しています。
※自宅にて Pixel 3
ブログ+〇〇はできるのか
ブログを日々書いていると、それだけでも「書く」エネルギーを使います。
文字数という量ももちろん、書くにはエネルギーが必要です。
そのブログに加えて、他の書く仕事があった場合、どうするか。
決して楽ではありません。
1つの考え方として、ブログは無料(お金につながらない)から、有料の仕事を優先するというものもあるでしょう。
同じ1時間を使うなら、有料のことに使ったほうがいいという考え方です。
もし、ブログで収入があったとしても、有料の仕事のほうが高いことならなおさらでしょうし、そのケースがほとんどでしょう。
しかし、しかし!
ブログにはお金以外の理由もあるはずです。
お金という理由でも、
・ブログで腕を磨き、今のお金ではなく未来のお金につなげる
・ブログで軸を磨き、いいお金の受け取りにつながる(いい仕事をいただける)
・ブログで思考を磨き、他の仕事にいい影響をもたらしお金につなげる
といったものもあります。
そういったブログを続ける理由があるのなら、他の書く仕事があってもブログは続けるべきでしょう。
ブログは書く仕事の基礎のランニングやストレッチのようなものです。
サッカーをやるにしてもバスケをやるにしてもテニスをやるにしても基礎の運動は大事ではないでしょうか。
だからこそ他の書く仕事があったとしても私はブログをやめません。
ブログを止めれば本が進むかどうか
仮にブログをやめれば、1日に平均して131分の時間をつくれます。
その分を他の書く仕事、たとえば本にあてれば、もっと速いペースで本を出せるかもしれません。
(オファーがあればですが)
ただ、そうとも限らないでしょう。
時間があるから本が進むわけでもなく、時間があっても本は本で難しいものです。
他の仕事もありますし、時間がぽっかり空くというわけでもありません。
時間が空けばその分他のことが入ってきてしまいます。
入ってきてしまうというよりも入れてしまうのです。
時間があるだけ使ってしまうというのが人間。
それなれば、やると決めたこと、やりたいと思ったことはまずやって時間を埋めておくというのが私の基本的な考え方です。
時間を埋めておけば、必要ないこと、本当はやりたくないことがわかってきますし、それらをそぎ落とせます。
そぎ落とした結果の限られた時間をどう使うか?というのはプライベートでも他の仕事でも同じことで、本の仕事が特別というわけではありません。
「集中して本だけ書いてくれ」と言われるなら、その仕事は断ります。
独立後1つの仕事に専念するというは、危険だからです。
(とはいえ、本の進みは早い方ではないので、改善点はやまほどありますが)
仮に1年分の売上がその本を書くことで得られるとしても私はやりません。
その1年食べていけても、その先食べていけなければ意味がないからです。
ブログには「食べていくため」という理由もあります。
それはお金だけではなく、自分の軸を磨く、出し方を工夫する、営業するといったことも含まれるものです。
そのトレーニング、走り込みを1年もやめるわけにはいきません。
「誰に何をどのように書くか」という区分け
そんな中、ブログを書きつつ、本を書くことをやるために工夫をしています。
それは、ブログと本で書くことを変えることです。
誰に、何を、どのように書くかということをちょっとずつ変えていっています。
そうすると、ブログを書いた後、本を書くエネルギーは残るものです。
同じような対象、内容、表現方法だと、なかなか書けません。
といっても変えているのは、その日の話です。
たとえば、今Excelの本、RPAの本を書いており、本を書く日は、ブログではそういった記事を書きません。
本に残しています。
今日は本を書く予定ですので、違う柱の記事を書きました。
そうすると新鮮な気分でまた「書く」ことができるわけです。
その分野の記事はしばらく書かないで本を日々書くという時期もあります。
ブログとメルマガを毎日書けているのは、「誰に、何を、どのように書くか」を分けているからです。
もちろん、ブログ、メルマガ、本、雑誌記事といったメディアの違いによって書き方は変わってきますが、それだけではなく、対象、内容、表現方法を変えたほうが書きやすくなります。
すべてを変える必要はなく、対象、内容、表現方法のいずれか1つだけでもかまいません。
もし、「誰に、何を、どのように書くか」がかぶる本の話が同時期に来たら1つしかできませんし、お断りせざるを得ないでしょう。
「売上の柱を複数持ちましょう」とおすすめしています。
その複数の柱の1つを本に、1つをブログに、というイメージです。
無料で提供し、日々のトレーニングであるブログでも、その複数の柱をイメージして書いておくと、そのチャンスは広がります。
もし、ブログで日々書いていて、本の話が来てその1つの柱を書くとなったら、ブログでは別の柱を育てるチャンスです。
・これまで書こうと思って書けてなかったこと
・書きたいけど怖くて書けなかったこと
・聞かれたこと、感謝されたこと、褒められたこと
などを書いていきましょう。
本を楽しみにしてくださる方もいらっしゃれば、ブログを楽しみにしてくださる方もいるはずです。
もちろん、本の仕事が来る前に書いておくことで本のチャンスも広がります。
本だけではなく、他の仕事のチャンスも広がるものです。
また、その他の工夫としては、
・タイピングで力を入れないようにし、つかれないようにする
・他の書くことを減らす(メール、SNS)→メールを減らすということは仕事の案件を減らすこと
・書く(タイピング)と音声認識入力を使う
・他の仕事とのバランスを常に意識
・書く環境(心)を整える
といったことをやっています。
ブログを書いている方なら「本を書きたい」と思っているはずですので、「本の仕事が来たらブログどうしよう」と考えず、躊躇せずに狙いましょう。
煮詰まったときはこの記事を参考にしていただければ。
■編集後記
昨日は、消費税入門セミナーを開催。
新しいスタイルで動画収録してみました。
後日販売の予定です。
■昨日の「1日1新」
九州の地魚料理 侍
消費税入門セミナー開催
Yetiでセミナー収録
■昨日の娘日記
昨日はママ友や友達と夜ご飯でした。
私は留守番で……。
「パパがいいー」と泣いていたそうですが。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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