心理的安全性を得るための独立

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「心理的安全性」という言葉があります。
独立後は、工夫次第で、この「心理的安全性」を保つことができるものです。


※通勤風景。行き先に心理的安全性があるかどうか。 by Canon R6+EF85mmF1.2

「心理的安全性」とは

「心理的安全性」という言葉が気になり、調べたことがあります。
本も2冊読みました。

心理的安全性とは、組織・職場・チームで気兼ねなく発言できる状態。
組織だと、発言はしづらいですし、「なんでも言って」と言われて発言すると、却下されたり、ときには怒られたり。
発言どころか、だまってその場にいるのも落ち着きませんでした。

私が経験した5つの職場では、心理的安全性はなかったといえます。
心理的に安全でない場所に通勤し、8時間×5日はいたわけです。
仮に昇進したとしても、その落ち着かなさは続いたでしょう。
気兼ねに発言できるようになったとは思えません。

仮面をかぶったような感じで、自分ではない何かを演じていました。

独立して15年たった今としては、そういえば、そんなことがあったなーと懐かしくも感じます。

「心理的安全性」のために独立するのもありでしょう。

「心理的安全性」のための独立

独立するルートは、2つあります。
1つは、独立したい!というもの。
もう1つは、雇われたくない!というもの。

前者のほうがかっこいいかもしれませんが、後者でもかまいませんし、私もそうでした。
そして、後者の「雇われたくない!」から独立という方のほうが多いです。

雇われたくない!ということは、組織が合わない・向いていないということ。
心理的安全性が確保できないということです。

独立すれば、自分が落ち着く場所、心理的安全性を得ることはできます。
今まさに、私は心理的安全性がある状態です。

気兼ねなく発言できる関係性で生きていますし、静かで落ち着いています。
ただ、独立後も「心理的安全性」があるとは限りません。
工夫が必要です。

独立後、「心理的安全性」を得るには

独立後も、心理的安全性がない場はありえます。
人と接すること・交友関係はありますし、コミュニティ、会に属することはあるからです。
気兼ねなく発言できない、落ち着かないということはありえます。

独立当初は、そういう関係性や場もありました。
どういう場を選ぶか。

私がやってきた、そしていまやっているのは、心理的安全性がある場をつくることです。
心理的安全性がある場を探して見つけることに加えて、心理的安全性がある場をつくることもできます。

コミュニティをつくることが多いのは、心理的安全性のためでもあるのです。
自分でコミュニティをつくれば、誰に属していただくかをコントロールできます。
誰とでも心理的安全性はつくれないのではないかと。

そのコミュニティをどうやってつくっているか。
それは、発信。
気兼ねなく話す前に、気兼ねなく書いているのです。

私が発信することで、その発信に共感してくださった方に集まっていただけます。
たとえば、このブログを通じて知り合った方々とは、心理的安全性が保たれているのです。
私とだけではなく、その方々同士も、気兼ねない関係、友人になっていますし、仕事でのつながりができたりしています。
ブログというフィルターがあるからです。
その精度はそれなりに上がり、変な人=心理的安全性を脅かす人はいらっしゃらないという自信はあります。

このブログだけではなく、メルマガもそうですし、オンラインサロン、セミナーもそうです。
たとえば、今日の午後開催するセミナー(ブログ入門)では、ご参加いただく方同士も含めて、心理的安全性はあるという確信はあります。
セミナーを広告やポータルサイトなどで広く募集しているわけではなく、私のメディアでしか告知していないからです。
私や参加者の方々の心理的安全性を脅かしてまで裾野を広げていません。

もちろん、仕事の依頼をいただく方もそのフィルターをくぐっていただいています。
価値を提供するために、心理的安全性は欠かせませんから。
気兼ねなく話すことにより、価値を十二分に提供できるものです。

独立後は、
・心理的安全性がある場を探す
・心理的安全性がある場をつくる
ということができます。

少なくとも独立前よりも心理的安全性は実現しやすいかと。
無理に属さなくてもいいので。
人を変えることはできません。
「誰と接するか」は思っている以上に大事なことです。

そして、心理的安全性がない場から徹底して距離を取ることも欠かせません。
私は、ある種の場に一切近づかないようにしています。
独立後は、もっと自由なのに、これを躊躇しすぎる方が多いので気をつけましょう。
心理的安全性がない仕事も含めて。

独立後も、心理的安全性を意識しましょう。



■編集後記
昨日は、日本橋・東京駅の書店めぐり。
新刊『「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル 』の発売日だったからです。
その後、帰宅して、税理士業、Zoom打ち合わせ→保育園のお迎え→夜は個別コンサルティング受講。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
日本橋高島屋スタバ(高島屋開店前)

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
最近寝起きが悪く、なかなか起きてきません。
夜に寝るのも遅いのですが。
寝る前のトランプが興奮してよくないのかもしれません……。
昨日は七並べ。
今回もパパが勝たせていただきました。

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