赤字の仕事はいつやめるべきか

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赤字、利益がマイナスの仕事は続けるべきか、いつやめるべきか。
私の考えを書いてみました。

※カメラマン業のメインカメラ&レンズ。利益は…… by  Nikon Z fc+26mmF2.8

赤字の仕事をやめる理由

赤字。
独立後に目にしたくないものです。
売上に対して経費がかかりすぎる、経費はかかっているのに売上が少ない(または、ない)という状況が赤字。

赤字だと、一般的に、自分のプライベートのお金でその分を賄わなければいけません。
その仕事を続けていいのかどうか。

そして、赤字は、お金だけの問題ではなく、時間の問題もあります。
時間をかけていても、売上が少ない(または、ない)のも赤字です。

こういった赤字の仕事はやめなければいけないのか。
私は別にやめなくてもいいじゃんと考えています。

全体の赤字か、部分的な赤字か

赤字には、2つあります。
全体の赤字と部分的な赤字です。

たとえば、全体で100万円の利益が出ていれば、その内訳は、
・200万円の利益と100万円のマイナス
・300万円の利益、100万円の利益、300万円のマイナス
・100万円の利益が3つ
など様々なパターンがあります。

これがもし、全体でマイナス500万円、内訳が、1000万円の利益、1500万円のマイナスだったらどうか。
全体がマイナスなのはよくありません。
1500万円のマイナスの仕事をやめるという選択肢もありでしょう。

全体で利益が出ている、食べて行けていれば、赤字の仕事があってもいいのではないでしょうか。
私にも赤字の仕事はあります。

赤字=赤点ではありません。
赤点が1つでもあるとダメというイメージで赤字を考えないようにしましょう。

ただ、そもそものその部分的な赤字は、正確なものなのか。
私は、そうではなく、正しく把握はできないと考えています。

部分的な赤字は測定できない

経理、会計の手法として、部門別会計というものがあります。
私はさほど重要視していません。
お客様に対しても自分に対しても。
数字を出すことはできますが、それが正しいかどうかはなんともいえないからです。

たとえば私の場合、売上を次のように分けています。
・税理士業
・個別コンサルティング業
・セミナー業
・講座業
・出版業
・顧問業
・ブログ業
・講師業
・執筆業
・メルマガ業
・Kindle業
・メールコンサル業
・コンテンツ業
・YouTube業
・カメラマン業
・音声配信業

分けるのは、売上だけ。
これらの利益を把握するのは不可能でだからです。

それぞれが黒字なのか赤字なのかは、わかりません。
全体で赤字ではなく、楽しければOKとしています。

このブログも赤字の仕事とも言えますし、そうでないとも言えます。
直接的な収入だとマイナスですけど、ブログを通じてご依頼いただいていますし、日々ブログを書いていることで整理したことをセミナーで話すことも多いです。

カメラマン業で考えるとカメラやレンズへの投資分の売上があるかどうか。
直接的な売上はありませんが、写真は、ブログ、インスタ、Kindle本などでも使っていますし、次回の新刊は、私の写真をもとに表紙をデザインしていただきます。
売上と経費を1対1で考えることはできないのです。

音声配信業も売上はすでにたっていますが、その時間を考えると赤字とも言えますし、そうでもないとも言えます。

こう考えると、やっていて楽しいなら続ければいいんじゃないかと。
ひとりしごとなら、赤字の仕事があるからといって、上司、ましてや株主からとやかく言われることはありません。
(妻と娘は、日々増えていくカメラやレンズなどが心配かもしれませんが)

そのかわり全体の利益、そして今後のお金については、きっちりチェックし、行動につなげています。

数字は行動の指針になるもの。
しかしながら、細かく見るところとざっくりでいいところの切り分けが大事です。
数字だけではなく、感覚も勘もそして楽しさも大事にしましょう。

独立後は、赤字だからといってやめなくてもいい自由があります。
そして、本当に赤字かどうかも考えてみましょう。
新しいことに挑戦すれば、赤字なのは当然ですから。

 



■編集後記
昨日は、早朝から新刊の原稿チェック。
無事チェックを終え、あとは発売を待つだけです。

午後からは、娘としながわ水族館へ。
ひさしぶりに行きました。
小さい水族館で、ちょっと行きにくいのですが、なかなか楽しめます。
アザラシショーもあり、めずらしいかもです。

1日1新Kindle『1日1新』
しながわ水族館のイルカショー、アザラシショー。
しながわ水族館レストラン

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ドクターフィッシュ(手を入れると魚がつついてくる)を目当てにしながわ水族館へ。
あいにく満員となり、体験はできませんでした。
その他のイベントは楽しめ、カワウソへのえさやりも。
ただ、手で上げるわけではなく、容器に入れて、ひもを操作してあげるものでした。
イルカショーが終わってからは、2人で宿題と仕事を。

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