独立後のスクラップアンドビルド

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独立後に、スクラップアンドビルドが必要なときもあるでしょう。
そんなときにどうしてきたか、どうしているかについて書いてみました。

※ビルの解体現場 by Panasonic S1

スクラップアンドビルドが必要なとき

独立するときに、なにもかもビシッと決まっていて、軸も定まっていればいいのですが、なかなか難しいでしょう。
手探り、試行錯誤で、まずは、「食べていく」を目指していくはずです。
その後、なんとなく「食べていける」という状態になったとき、それなりに調整が必要となるでしょう。

私は、そうでした。
私の場合、2007年に独立して、その3年後、2010年から2012年頃がその調整の時期です。

その調整が、微調整ですむこともあれば、スクラップアンドビルドであることもあるでしょう。
いったん壊して、つくりなおす
ということです。

壊すのは大変ではありますが、壊したほうが早いことも。
そのスクラップアンドビルドをどうやってきたかについて書いてみます。

自分だけのスクラップアンドビルド

自分だけで決めることができる、自分以外がからまないスクラップアンドビルドは、まだやりやすいほうでしょう。
かんたんではありませんが。

たとえば、これまで使っていたExcelやパワポを、0からつくりなおすことは、よくやっています。
スクラップ=壊すのは楽ですので。
サイトをスクラップアンドビルドすることもできるでしょう。
(ただ、ブログ記事を完全に消してしまうことはおすすめしませんが)

ネットやITのおかげで、スクラップアンドビルドがやりやすくなっています。
その他にも
・プログラムをゼロから書き直す
・セミナーのスライドをつくり直す
・仕事のやり方をアナログからデジタルにする、デジタルで使うツールを変える
・途中まで書いた原稿を捨てて、書き直す
・パソコンやその他の機器を買い替える
・オフィスや自宅を移転する(自分以外がからむ場合もありますが)
・定額で払っていたものをやめる、他のものに変える
など、自分だけですむスクラップアンドビルドもあるものです。

「もったいない」「これまでやってきたことが無駄になる」「◯◯円損する」という障壁もありますが、動かなければ、損はもっと広がります。
古いビルをそのままにしているように。

過去の自分を否定することにもなりますが、それはそれでいいことです。
今の自分を肯定できていれば。

スクラップアンドビルドを繰り返し、スクラップアンドビルド癖をつけておくのは、独立後の大きな武器になります。

自分以外がからむと、より大変ではありますが。

自分以外がからむスクラップアンドビルド

スクラップアンドビルドは、自分以外がからむことのほうが多いでしょう。
契約、約束、しがらみ、つながりなど、すぐにスクラップというわけにはいかないものもあります。

しかしながら、調整しきれないこともあるでしょう。
お金ですむなら、まだいいほうがです。
・違約金を払う
・払った分を忘れる、気にしない
という方法があります。

その後の売上を捨てるという方法も。

難しいのは、自分が100のうち30くらいの関係を望むのに、100を望まれること。
こうなると、0、つまりいったん関係を断たざるを得ません。
そして、また別の関係性を築いていくわけです。

自分以外がからむものこそスクラップアンドビルドが必要ともいえます。
ずっといい関係性、誰とでも仲良くというのが理想かもしれませんが、そうそううまくいきません。
独立当初は、自分の軸がブレていることが多く、そのブレに即して、意図しない関係性ができあがりやすくなります。

もしそうなら、スクラップアンドビルドをちょっとずつすすめていく覚悟も決めましょう。

ビルのスクラップアンドビルドと違い、独立後のスクラップアンドビルドは、ビルドを先にやるという方法もあります。
先にビルド、新しいことを始めたり新しいものをつくったりしてから、スクラップ、古いもの・今までのことを壊すのです。
ビルドを先にやって、スクラップせざるを得ない状況でもしなければ踏み込めない場合もあります。

ただ、ビルドを先にやろうとしても時間がなかったり、その気力がなかったりすることも多いです。
ビルドの時間や気力を得るためには、先にスクラップせざるを得ません。

私は両方やってきましたし、やっています。

スクラップアンドビルド、意識して動いてみていただければ。

 



■編集後記
昨日は、セミナー資料の仕上げを。
ニーアレプリカントもすすめました。

「1日1新」
プリングルスうま塩
clubhouse Android版

■娘(4歳2ヶ月)日記
昨日は焼き肉。
焼くのも食べるのも楽しんでいました。
最近、肉が好きでパクパク食べます。

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