独立後は、独学=自分で勉強するということが欠かせません。
※娘の独学用にも…。 Pixel 3
独学のメリット
独学=ひとりで勉強する、自分で勉強することには、メリットがあります。
なんといってもお金がかからないというのはメリットです。
まったくかからないわけではありませんが、自分で調べたり試してみたり本を読んだりする場合、講座に通ったり、セミナーに行ったり、教えてもらったりするよりは安く済みます。
お金がかからないのであれば時間をかけさえすれば、勉強できるということです。
勉強は、売上につながるものではありますので、ある程度のコストをかけても問題ないわけですが、かからないに越したことはありません。
できることが増えたり、勉強法を見つけたりすれば、独学する機会も増え、その勉強全体のコストも下がるのです。
私も独立当初に比べて、本代はそれほど変わっていませんが、セミナーやコンサルティング代というものは劇的に減っています。
まったくゼロというわけではありませんが、自分なりに勉強することができれば、コストを下げられるということということです。
そして、より勉強できるようになります。
独学のデメリット
一方、独立のデメリットは、成果につながらない可能性があるというものです。
自分なりに勉強して、それが間違った方向性であるなら、いくら勉強しても成果につながりません。
だからこそ、他者から教わってたほうが、近道の場合も多いものです。
試験であればその独学のデメリットは、さらに大きくなります。
一発勝負の試験で、多くの受験生がやっていることをやっていないというのは、成果を出す上で致命的なことです。
だからこそ、私は公務員試験も税理士試験も、学校に通い、セオリーを抑えつつ独学をやっていました。
そのときでも学校と独学の割合は独学の方が多くなるようにしていたつもりです。
誰から教わって、すぐ成果が出せるのであれば、ある意味楽でしょう。
しかしながら、世の中決してそのような魔法のようなことはなく、必ず他者からの学びよりも多い独学が必要だと思っています。
いわゆる「行動しなきゃいけない」という「行動」も独学のひとつです。
教わることと独学の割合は、1:9だと思っています。
2015年に書いた記事では2.8と書いていましたが、今の私の考えでは1対9かなと。
1を学んで、独学で10を目指すという感覚です。
独学のデメリットを補うために、その1は常に他者から学ぶということが大事だということです。
(読書は他者から学ぶものではあるのですが、コスト・時間の自由度から考え、独学に含めています)
セミナーやコンサルティングで、学びを提供する側としても、その1を伝えるようにしています。
何を独学すべきか
じゃあ、何を独学すべきかと考えたときに、次の3つが重なるものを意識しています。
お客様のお役に立てること
勉強を一生懸命やってるから売上が上がるわけでもありませんし、売上が後からついてくることはありません。
何かしら意識して勉強しないと、独学したことが売上につながることはないでしょう。
売上とは、そもそもお客様のお役に立てること。
売上につなげる「独学」というのはお客様のお役に立てることを勉強することです。
まんべんなく広い知識を学ぶことが、お客様の役に立つわけではありません。
ある意味できないことはできない、できることはできるというメリハリも必要ですし、同業を気にしすぎて高度な知識を勉強するというのも、方向性がちょっと違うかなと。
お客様のお役に立てるといっても、それを正確に判断することは難しいことでもあります。
だからこそ、「こういうことが喜ばれるのではないかな」「お役に立てるんじゃないかな」と仮説を立てて、独学し、それをメニューとして表現する(値段をつけて公開する)ことも大事です。
精度がいい打つ手は多いほうがよく、仮説の精度が上がれば上がるほどその効果は上がります。
今流行ってるから、儲かりそうだからというわけではなく、お客様のお役に立てるかなという仮説の精度を上げるほうが、独学を売上に活かしやすいものです。
(売上につながることがあれば独学するという方向性もありますが。)
お客様のお役に立ちたいと勉強する暇を削るのもよくないですし、売上を求めすぎて勉強ばっかりするのもよくありません。
自分が興味があること
勉強は少なからず興味を持たないとできないかなと思っています。
やらなきゃいけないからやるということができる方も多いかもしれませんが、私は昔からそれはできません。
興味がないことは勉強できませんでしたし、講師が苦手だったら途端に興味を失います。
税理士試験のときも、先生がはまったときは、合格しましたが(税理士試験は5科目を複数年で受験)、そうじゃないときは苦戦したり、違う先生を求めて遠くに通ったりしたこともありました。
今も学ぶときには、好き嫌いが結構あります。
興味がないことを勉強できる方もいらっしゃるかもしれませんが、興味があることなら、より勉強できるというのは、だいたい当てはまるのではないかなと。
興味があることはどんどん勉強してもいいでしょう。
ただお客様のお役に立てるかどうか人と違うことかという視点は必要です。
ガンダムシリーズとかマーベル、ゲームとかめっちゃ勉強してますけど、売上に直結しているわけではないのですが……。
人と違うこと
独立後に成果を出すということを考えると、「人と違うかどうか」というのは重要な要素です。
これは受験時の独学とは、異なり、受験時や在学時はみんなと同じことを勉強しますので、そのくせをとらなければいけません。
(会社もでしょうが)
独学するときに、人と違うこと・周りの人がそれほどやっていないこと・自分を同業とみなされる人がやっていないことを勉強すると、成果につながりやすいものです。
(私はそこを狙っています。)
ただ、まったくニーズがないことはお役にも立てず売上でもつながらない可能性があります。
しかしながら、人と違うことであり、めちゃくちゃ興味があることだったら独学の1つに加えておいて損はないでしょう。
独学といっても、1つのことをずっとやる必要はなく、複数のことを並行して勉強したり、ちょっとずつ勉強したりということはできます。
たとえば
・お客様のお役に立てることで自分が興味あることだけど、多くの方もやっていること。
・お客様のお役に立てないかもしれないけど、自分がめっちゃくちゃ興味があることで、誰もやっていないこと
・あんまり興味がないんだけど、お客様のお役に立てるもの
などといったことを分散して独学し、
そして、
・お客様のお役に立てて、自分も興味があり、誰もやっていないこと
という理想のものも探しつつ、学んでいきたいものです。
■編集後記
毛髪ミネラル検査というものを受けてみました。
髪の毛を郵送で送って検査できるもので、結果を見ると、なるほどーと。
日々の生活で意識してみようかと。
■「1日1新」
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■娘(2歳)日記
最近気に入ったムーミンのフィギュアを買ってみました。
全8種。
ひとまず一番お気に入りのニョロニョロを開けました。
動画も見せてみようかと。
■著書
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