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人前で話すのは、時間が長ければ長いほど、かんたん

by 税理士 井ノ上 陽一

人前で話すとき、話す時間が長ければ長いほどかんたんになると思っています。

※スピーチの様子 by Leica M10

人前で話すこと

独立後、人前で話すスキルというのもあったほうがいいと思っています。
今や、オンラインで話すので、「カメラの前」ですが。

ただ、「人前で話すスキルが絶対必要か」というとそうではないでしょう。
人前で話さない仕事もありますから。

私の場合は 独立当初から話す仕事をしたいと思っていました。
独立前に話す仕事、セミナーをしていたわけではありません。
行ったことがあるのは一回だけでした。
ただ、どんな仕事をするかを考えたときに、「人前で話すことで仕事になればいいな」とは思っていたのです。

小学校の頃から 人前で話すのは嫌いではありませんでした。
ただし、短い時間で話すスピーチというのは、今でもなかなか難しいなぁと思っています。

 

話す時間が短いと、難しい

人前で話す場合、1分話すのと1時間話すのとどちらが難しいかというと、間違いなく1分です。
1分に凝縮して話す、時間内に話すというのは今でも難しいなあと。

もし1分のスピーチをするとなると練習もしますし、リハーサルもします。

以前話し方教室に通ったときにも、スピーチの難しさを痛感しました。
曜日ごとに時間帯ごとにクラスがわかれていて、「クラスごとに代表者を3名選抜し、最終的なプレゼン大会で競う」というのが、卒業のメインイベントでした。

私は幸い代表に選ばれ、先生とカラオケボックスで特訓。
いまだにカラオケボックスを見ると、あのときは大変だったなとトラウマです

結果的に1位は取れず2位終わりましたが、今ではいい思い出になっています。
そのイベントのスピーチは3分。
時間をオーバーしてもいけませし、足りなくてもいけません。
時間をオーバーしてしまったら順位はつかないという厳しいルールも。

そして昨日、RPA の UiPath のイベントに登壇し、与えられた時間は5分。
やはり練習やリハーサルをやりました。
5分なので、3分よりも1分よりも難易度は低いのですが。

こういったスピーチとセミナーは、また別物ではないかなと思っているところです
難易度としてはスピーチの方がはるかに難しいので、ある意味スピーチができればセミナーもできるでしょう。

ただ、セミナーができるからスピーチができるわけではないと思っています。

話す時間が長いと、かんたん

セミナーは、話す時間がそれなりに長いものです。
30分ぐらいのものから、1時間、2時間、丸1日といったものがあります

スピーチに比べればセミナーはかんたんです。
その時間の中で融通が利きますし、微調整もいくらでもできるからです。

しかしながらスピーチに比べればというだけで、セミナーはセミナーで練習することは欠かせません
時間を調整するような工夫というのは、今でもやっています。

独立してはじめてのセミナーは、2時間で40分ほど余りそうになって焦りました。
今ではある程度、微調整はできます

今ではセミナーのリハーサルは一切やりません。
慣れないころは、冒頭部分だけ繰り返し練習していたことはありますが。
リハーサルをやらないのは、慣れているからという理由だけではなく、セミナーはある意味参加者の方の反応を見ながら、有機的に変えていくものだと思ってるからです。
途中に質問を受け付けることもありますので

話す仕事をやっていこうと思う方は、
・スピーチとセミナーは別物
・スピーチのほうが難しい
・スピーチが苦手からといったからといってセミナーをやらなきゃいけないが苦手というわけではない
と考えてセミナーに臨んでみるのもいいかと思います。

時間が短いスピーチのほうが体験の機会は多いものでしょう。
そのスピーチで、「話すのが向いていない」と考えるのはもったいないかなと。
スピーチのほうがはるかに難しいのですから。

 



■編集後記
昨日は、いろいろとあった日でした。
そのうち、ブログで語るかもしれませんが。

「1日1新」

UiPath friends 登壇

■娘(3歳7ヶ月)日記

ちょっとがんばったことがあったので、ごほうびに、アンパンマンの遊べる絵本を。
こういうのを買うと一気にやってしまいますが、結構なボリュームなので、ながらく遊べそうです。

 

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