選択肢を増やすための定時帰り。新刊『毎日定時で帰っても給料が上がる「時間のつかい方」をお金のプロに聞いてみた!』

  • URLをコピーしました!

新刊『毎日定時で帰っても給料が上がる「時間のつかい方」をお金のプロに聞いてみた!』が発売されました。
今も昔も、定時にこだわるのは選択肢を増やすためです。
DSC05426
※六本木にて。 DSC-RX100M3

仕事を制限しないと時間はできない

1日24時間誰もが知っていることです。

これを数字を使って、もうちょっと具体的に考えてみましょう。

・睡眠に7時間
・食事等に3時間
・仕事に8時間
使うと、残りは6時間です。

EX IT 2

1日6時間、自由な時間があればいろんなことができます。
ただ実際はどうでしょうか。
その6時間の中には通勤時間、家事も含まれます。

仕事が9時間、10時間、11時間・・・と伸びるにつれて、その自由時間も失われていくでしょう。
仮に2時間の自由時間が残っていても、仕事で疲れて何もする気が起きないという場合も多いのではないでしょう。
仕事の疲れには、体と心の2種類があり、心の疲れ(いらいら、疲弊、悲しみなど)のほうが深刻です。
長時間働くと、体も心も疲れてしまいます。

土日は休めるといういっても、土日は7分の2。
人生の大部分の7分の2しか自由時間がないとできることも限られます。
体と心の疲れがたまると土日も十分休めません。

1日の中で、どの時間を削ることができるのでしょうか。
効率よく睡眠して3時間だけ寝る、食事の3時間を削るというのは現実的ではなく、やはり仕事の時間をできる限り削るしかありません。
もちろん削るにも限界がありますが、少なくとも定時で終わることを目指したいものです。

定時で仕事を終わる、つまり仕事を制限しないと時間ができないということを意識しておきましょう。

定時に帰れば選択肢が増える

仕事を制限し定時に帰れば自由な時間が増えます。
自由な時間が増えるということは選択肢が増えるということです。

選択肢とは、
1 現状で成果を上げる
2 転職して成果を上げる
3 起業して成果を上げる
の3つをいいます。

もちろん、転職や起業は、リスクもありますので、1の選択肢を優先に考えるべきです。
その場合でも定時には効果があります。

定時に帰るとなると、
・仕事のスピード
・時間管理スキル(段取り)
・コミュニケーションスキル
・全体を見る目
・メンタル(周りに流されない)
などといったスキルが身につきます。

その結果、現状で(今の会社で)成果を上げることができるのです。
会社で成果を上げるには、長時間残っていればいい場合もありますが、それだと上記のスキルは上がらず、他の選択肢は見えてきません。

スキルを持っていれば、その会社で評価されなくても転職や起業で芽が出る可能性も上がります。
会社で一生懸命成果を上げても、その会社自体にも信用をおけません。
いまや、会社も永続するとは限らないのです。
なくならないとしても、別の会社に買収されるケースもありますし、上司、社長がかわるだけでも状況は一変します。

そんなとき選択肢、カードを持っておくことはリスクヘッジにもなるのです。

いわゆる「仕事ができる人」は、
・別の会社にいっても
・起業しても
活躍できます。

一方で、
・別の会社にいかないと
・起業しないと
活躍できない人もいるでしょう。

選択肢を持つ、スキルを磨いておいたほうがいいのは確実です。

さらには、定時で帰ると、
・考える時間
・動く時間
がうまれます。

選択肢を増やすにはお金も必要となりますが、時間も必須です。
考える時間も動く時間もなく、仕事だけをやっていれば、選択肢は減ります。

定時外の活動(遊び、自己投資、好きなこと)から仕事へのフィードバックもあり、仕事だけをしている人よりも成果を出せるはずです。

考える時間、動く時間がなくなると、ただひたすら同じ日々を繰り返すだけになってしまいます。

定時というのは、早く嫌な仕事終わらせてさっさと遊びに行こうというものだけではありません。
自分の質・価値を高め、考える時間・動く時間を作るために必要なことなのです。

これはフリーになった今も同じであり、フリーにも定時という概念は欠かせません。

『毎日定時で帰っても給料が上がる「時間のつかい方」をお金のプロに聞いてみた!』

「定時に帰っても給料が上がる」とは、楽して給料をもらうという意味ではなく、選択肢を増やすべく自己の価値を高めようという意味です。

転職、起業という選択肢を増やせるくらいなら、現状でも成果を出せます。
もちろん、その成果が給料に結びつくとは限りませんが、今の会社だけではなく、視野を広げ、選択肢を増やしておけば、給料アップ、つまりお金につなげるkとおができます。

私は、公務員の時は、定時帰りによりスキルを身につけ、税理士事務所時代は、それに加えて定時帰りでできた時間を資格試験に投資しました。
資格を取るのはよしあしですが、選択肢を増やす手段の1つです。
資格取得後、独立してからも定時帰り(終わり)により、スキルと時間を得ることができています。

新刊『毎日定時で帰っても給料が上がる「時間のつかい方」をお金のプロに聞いてみた!』には、細かいテクニックも書いていますが、大事なのはその目的です。
選択肢を増やすには自分の価値を上げなければいけません。
そのためにどういった時間のつかい方をすればいいかを書いた本です。

価値が上げれば、給料(収入)は上がります。
正確に言えば、価値を正当に評価していただくようになる選択肢を持たなければいけないのです。
その選択肢をもつために定時帰りはかっこうのトレーニングといえます。

6/17(本日)より都内の書店から並び始めます(本格的には週明けから並ぶ予定です)
キャンペーンもやりますので、ご参加いただければうれしいです。


はじめに
毎日定時で帰るのに給料が上がる「あの人」の正体とは
なぜ「お金が増える時間術」が生まれたのか?

Chapter1 時間とお金、どっちが大事?
1 時間とお金、どっちが大事?
2 人生では3万円が1円ずつ減っていく
3 時間をお金で買ってもトクしない?
4「好きなこと」に時間をつかえば仕事の効率は断然よくなる!
5 時間はお金より過大評価しがち
6 残業しないで給料が上がる人は自分の「時給」を知っている
7 残業マンは稼げない!
8 給料を上げるのは「組織」ではなく「個」の力

Chapter2 付け入る「スキ」を見つける時間管理術
9 俯瞰術で仕事のテコ入れ箇所を見つける
10 時間の管理は「お金」に学べ!「見積もり時間管理術」
11 時間はあらかじめ「天引き」したもの勝ち
12 稼げる力を上げる時間のつかい方は、「3つ」だけ

Chapter3 定時で帰って給料を上げる方法①時間を制限する
13 時間のマイルールを決める
14 「アクセル」よりも「ブレーキ」をタイミングよく踏め!
15 スタートダッシュとラストスパートはあえてやらない
16 「コツパ」がいいものに時間とお金を投資する
17 「どこでも」仕事しても「いつでも」仕事しない
18 「スキマ時間」をアテにするな!
19 時間泥棒の侵入を制限する「断る技術」
20 制限術の超味方!「ポモドーロテクニック」

Chapter4 定時で帰って給料を上げる方法②時間をずらす
21 「どこに」「何を」ずらせば時間とお金が手に入る?
22 読書に時間とお金を惜しむな!
23 3種の朝神器「読書・勉強・スケジューリング」
24 「朝型」にすぐ切り替わる4つのコツ
25 電車の睡眠時間をずらしなさい!
26 ネットの情報はすぐ見る、紙の情報はすぐ見ない
27 その反応、早すぎませんか?「メール・LINE対処術」
28 1日の最後を仕事で終えない

Chapter5 定時で帰って給料を上げる方法③スピードを加速させる
29 スキルを磨けば時間とお金が圧縮される
30 シュートカットキーをつかうだけで時間を「超」圧縮できる
31 自分だけのニュースサイトを作る「超時短情報収集術」
32 仕事スピードが一気に加速する「すぐメモ術」
33 フォルダーは新しく作らない!「超時短PC整理術」
34 仕事が速い人はミスをしない!「超時短チェックリスト作成術」

Chapter6 残業せずに給料が上がる人になる8つの習慣
35 時間術のゴールは「時間術を捨てること」
36 習慣① 日付を見ないで書けるようにする
37 習慣②「見えない化」で集中力を保つ
38 習慣③ 「人」と「PC」に仕事をうまく任せる
39 習慣④ 時間術最大の敵「ストレス」をコントロールする
40 習慣⑤ 全力で健康を気遣う「タイム&ヘルスマネジメント術」
41 習慣⑥ 「めんどくさい」感情を大事にする
42 習慣⑦ 「人のため」に時間をつかう
43 習慣⑧ 遠回りにみえても「思考の整理」を毎日続ける

おわりに





【編集後記】

昨日は終日税務の打ち合わせ。
帰宅後は、ブックオフ宅配買取の準備、翌日からの長崎・五島行きの準備をしました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

iMovieで新しい機能を試してみた
ハーゲンダッツサイト
新方式になってからのブックオフ買い取り

  • URLをコピーしました!