定時に帰宅する、つまり残業しない仕事術の本でおもしろいものがありました。
”ま、帰宅部がいちばんのエリートですから”
今回読んだ本は、『定時帰宅。~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~』。
脱社畜ブログの管理人、日野 瑛太郎さんの新刊です。
(Amazonレビューは悪いのですが。。)
帯には、
”ま、帰宅部がいちばんのエリートですから”
と書いてあります。
今も昔も、定時に帰宅する、残業する方がダメで、ガンガン残って仕事をする方がエリートというイメージです。
この意味では私はダメ社員でした。
働き始めた1997年はまだしも、最後に勤めた2007年ごろには、ワークライフバランス、残業ゼロなどが提唱され、このイメージも覆されつつあります。
しかし、それでも、働いた量で評価される風潮はまだまだ残っているでしょう。
仕事が好き、仕事を一生懸命やるといったことと、仕事にかける時間は本来関係ないはずですし、みんな帰りたいはずです。
人生という限られた時間を考えると、仕事だけが人生ではありません。
定時の17時、18時に帰ると、寝るまでの時間は自由に使えます。
それを勉強に使ったり、家族との時間に使ったり、友人と過ごしたり、起業の準備をしたりすることができるでしょう
もちろん、仕事が終わってなかったら仕事をすることもできます。
あくまで仕事は選択肢の1つのはずです。
定時後を自由に使いたい方は、一読することをおすすめします。
仕事ができるキャラ
たとえば、本書には、「まず先に仕事ができるキャラから確立する」と書かれています。
定時に帰る、早く帰るには、仕事が終わってなければいけません。
ただし、仕事ができる人である必要はなく、仕事ができるキャラであることが重要だとあります。
たしかに、きちんと仕事をしないで帰ることはできません。
スピードや対応で仕事ができるキャラを作れます。
その他、コミュニケーション力も必要です。
仕事の段取りは自分1人ではできないこともあります。
コミュニケーションをとっておかないと、早く帰れないのです。
私も残業はしてしませんでした。
そのとき気をつけていたことは、スピード、スキルを磨くこと、それ以上に対応やコミュニケーションです。
「あいつは帰るやつ」
「あいつは仕事速いから仕事終わってるんだろう」(たまに終わってないことも。そもそも仕事の終わりの定義はまちまちですが)
「今日は早く帰ったけど仕事終わってるんだろう」
と思ってもらう方が得でしょう。
究極的には、早く帰ってもなんだかんだ思われないキャラというのが必要です。
定時帰宅力を高めておく
定時帰宅力を高めておくと、仕事全般に役立ちます。
仕事のスピード、効率化は必須だからです。
本書には、”コスパのいい仕事”という観点が書かれていました。
つまり、他人からみて、仕事ができる!と思われやすい仕事です。
書いてあったのは、
・コンピュータを駆使した仕事
・エクセルのマクロを利用した仕事
でした。
まさに私が会社員時代にやっていたことがばれたという感じです(笑)
もちろん、これらの仕事はかなりの効率化を図れますし、自分のためにも会社のためにもなります。
身につけておいて損はないでしょう。
・スキルを身につける
・コミュニケーションをとる(友好的になる)
・帰るという意識
この3つが定時帰宅力を高める秘訣です。
(究極的な定時帰宅力は、職場を選ぶことだったりもします・・・)
なお、定時帰宅力があると、独立・起業してからも役立ちます。
来週のアイアンマンに向けて、バイクその他のアイテムをトライアスロンショップに持ち込みました。
整備してもらって、日曜日くらいに配送してもらいます。
あらかた準備は終わったので、あとは体調管理と、当日早朝にちゃんと飛行機に乗れるかどうかです。
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