やりたいことがあるならやってみるのが、時間をつくる秘訣だと思っています。
やりたいことをやらなくても時間は過ぎていくからです。
※シェアサイクルで豊洲ぐるり公園 by Leica Q
事故後半年トライアスロンのトレーニングをやっていない
2019年6月5日に交通事故に遭い、3ヶ月入院し、退院後3ヶ月経った今も、トライアスロンのトレーニングらしきものはほとんどできていません。
88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと | EX-IT
事故の前は膨大な時間をトライアスロンに費やしていました。
事故後半年、退院後3か月たって、普通に歩けますし、小走りくらいはできますし、立ってセミナーをやるのも普通にできます。
トライアスロンのスイム, バイク, ランのうち、禁止されているのはランです。
シーズンも終わっているのでレースに出ることもできず、マラソンのシーズンではあるのですが、ランができないので断念しています。
12月10日に地元宮崎のマラソンを申し込んでいましたが、走るのはやめました。
(11月末の診察の決断をぎりぎりまで待ちましたが)
航空券は取ってるので帰省だけしてきます。
申し込んでたといってもフルマラソンなのでではなく、10㎞マラソンなので、何とか走れるかなと思ったのですが、ランが禁止されているのでしかたありません。
骨はくっついてきてはいるようですが、まだ折れた線はあり、念のため激しい運動、たとえば高いところから飛び降りたり走ったりというのはやめておいたほうがよいとの医師の指示です。
折れた大腿骨がくっつかないと、最悪の場合人工のものに取り替えなければならず、その経過は3,4年見なければいけません。
ランはできないのですが、スイムとバイクはできます。
しかしながら、寒くなるとスイムに行きにくくなるのは、健康なときも同じでした。
言い訳にはなるのですが、バイクとランをやるからこそスイムをやっていたようなものですし、レースという目的があってこそだったので、スイムはやってもいいといわれても、なかなか気が進まないのです。
バイク=自転車に関して、事故後トライアスロンバイクには乗っていません。
家の中で乗れなくはないのですが、なんとなく気分的に。
路上を走るのもまだ抵抗があります。
後ろからぶつかられたという恐怖心もありますし。
冒頭の写真はシェアサイクルです。
(たまたま好きな赤です)
安全な歩道や広い公園を通って豊洲まで行けるので、ときどき乗っています。
事故後6ヶ月の昨日、トライアスロンバイクに乗ろうかなと思ってましたが、事故のときにシューズが壊れていたのに気づいてやめました。
自転車をこぐ自体は問題なくはできますが、自転車に乗り降りで、右脚を上げるときに、まだ痛みます。
骨折部分が傷んでるのではなく、骨折をつなげるために手術したときの傷口周りの筋肉が、いまだに痛むのです。
自転車にまたがるときや降りるときはやっと気合を入れなければいけません。
「ふんぬー」と痛みに耐える桜木花道や大空翼のような感じです。
やりたいことをやらなくても時間は過ぎ、膨張していく
トライアスロンやマラソンのトレーニングやレースの時間がなくなったからといって、前半の入院時の3ヶ月はともかく後半の退院後3ヶ月、めちゃくちゃ時間が余ってるわけではありません。
何か仕事をガンガンこなしたわけでもなく(そんなに仕事がないですし)、家が片付いたわけでもなく、ゲームを存分に楽しめたわけではなく、その代わりに何かをやったわけでもないのです。
リハビリに週2回通っており、1回あたり往復の時間も含めると3時間ありますが(電車は空いている時間なので仕事できます)、トレーニングの時間やレースの時間はもっと多かったわけで、もうちょっと時間に余裕があってもいいのかなと。
楽しいのですけど、レースの準備、買い物、交通の手配などすさまじい時間がかかります。
このことから感じるのは、やりたいことをやらなくても時間は過ぎていきますし、そのぶん他の時間が膨張してしまうということです。
私が常に戦ってるものに、「パーキンソンの法則」があります。
「人は時間があればあるだけ使ってしまう」というものです。
たとえば1時間で終わることでも3時間あると、なんとなく3時間だらだらとやってしまうと。
仮に50分しかなければ50分で終わらせられる可能性をもあります。
だからこそ私はプライベートでも仕事でもやりたいことがあれば、まず手掛けてやってみればいいというスタンスです。
そうすれば無駄なものがそぎ落とされますし、時間の緊張感が高まります。
本当はやめたいものをやめることできますし、苦渋の決断、別れもできるものです。
(食べていくためのお金のコントロールはしなければいけませんが)
トライアスロンはトレーニングにも膨大な時間がかかりますし、レースにも時間がかかるので、2010年に始めるときは躊躇していました。
ただ、始めてみると、他のことをそぎ落としたり効率化のことを考えたり、仕事の依頼の受け方を考えざるをえなくなったので、時間管理のスキルは大幅に上がりました。
やりたいことを5分でもやっていく
一応、退院後の3ヶ月、トライアスロンのかわりに時間を使ったものには、写真があります。
カメラを新しく買い、持ち歩くようにし、勉強することには時間を費やしてきました。
立ち止まって写真を撮る機会も、膨大に増えましたし。
トライアスロンが戻って来たら、また時間管理スキルを1ランク上げなければいけません。
ただ、それでいいと思うのですそのときにやりたいと思うことをやっておかなければ、仮にやりたいと思うことをやらないとしても時間は過ぎていきます。
どうせ過ぎていく時間であれば、やりたいことをやっといたほうがいいでしょう。
やりたいことがあったときにちょっとでも体験するしてみることがおすすめです。
ちょっとでも体験すると現実味が増します。
私がトライアスロンを始めたときも、トライアスロンショップに行ったのが、きっかけであり起爆剤でした。
今回のカメラも実物を見に行ったことで、一気に加速しています。
仕事上のことでも無料でダウンロードしてみるとか、ソフトを買ってみるとか、検索してみるとか本を読んでみるとか、その最初のスタートはできるだけ早く5分でも1分でもやってみるのがおすすめです。
そして、今回の事故で思ったことの1つは、やり切っておくと後悔がないということ。
今後、脚がどうなるかわかりませんが、走れなくなるということはないとはいえトライアスロンはできないかもしれません。
できたとしても、最も長いトライアスロン(スイム3.8 km バイク180 km ラン42.195km)は、できない可能性があります。
仮に、人工の骨になったとしてもランニングはできるだろうという話ですが、バイクの姿勢は脱臼の可能性があるので難しいという話もあります。
トライアスロンが今後一生できないとしても、一応最も長いトライアスロンは完走できましたし(2013 五島 2014アイアンマンジャパン 2015 五島・佐渡 2016宮古島 2017五島)、1つの区切りは乗り越えた感はあるので、その部分に関してなら、後悔はありません。
これがもし、やりたいことをやらずに骨折していたらもっと悔やんでいたでしょう。
もちろん復帰できるに越したことはありません。
これまで56戦のレースに出ていて、数は中途半端ですし。
100まで行きたいとは思っていますので。
今は2020年7月の地元宮崎のレース(スイム1.5㎞ バイク40km ラン10 km)での復帰を目指しています。
そのときに走れないとしてもスイムとバイクはできるので、いざとなったらスイムとバイクまでやって後はリタイアするか、歩いて10 km をクリアするかとか考えているところです。
ランのときに歩いてるとへばってると思われるのも嫌なので、脚をおさえる演技をしたほうがいいかなとかいろいろ考えています。
プラカード持って走るとか。
「事故にあってランはできないので歩いてでもゴール目指します」と。
というわけで、話を戻すと、やりたいことがあれば、今日、明日、明後日にでも、ぜひ5分だけでもやってみていただければ。
今日が12月6日。
「来年は」というともったいないぐらいの時間、日数はあります 。
■編集後記
豊洲のららぽーとに行くと、紀伊国屋書店が閉店するとのことでした。
書店が閉店するのはめずらしくなくなりましたが、書店は書店で、楽しみがあるので、残念なことではあります。
アナ雪2 カフェ
■娘(2歳)日記
昨日は、アナ雪2カフェへ。
メニューは、アナ、エルサ、オラフ、クリストフ&スヴェン、サラマンダーをモチーフにしたもの。
娘が選んだのは、エルサ(パスタ、マフィン)とオラフ(ごはん、ミートボール)。
おいしそうにパクパク食べていました。
カフェに映し出されたアナ雪2のPVを観ながら。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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