「時間を作るために何をしているか?」
私は、結構いろんなことを総合的にやっています。
なぜ時間が足りなくなるのか?
時間は平等に24時間あるはずです。
しかし、なぜか足りなくなります。
その理由としては、
・やることが多すぎる
・無駄に時間を使っている
・時間を固定されている
・スピードが遅い
・決断が遅い
・集中力がない
・時間をうまく使う方法を知らない
・時間の使い方をトレーニングしていない
・時間がかかる仕事を選んでいる
・時間をうまく使おうとしていない
・時間が余ることを望んでいない
などといった理由があるでしょう。
そうそう簡単に時間は作れない
「時間は作るもの」といっても、そうそう簡単に作れません。
それは、時間を作る、つまり仕事術・時間術のうち1つのテクニックや知識を使っただけでは到底うまくいかないからではないでしょうか。
時間を作る魔法はありません。
複数のことを総合的にやりつづけないとなかなか時間は作れないでしょう。
性格、好み、環境により、何をやるかは変わってきますが、複数の工夫を組み合わせて効果が出るものです。
私が時間を作るためにやっていること20
私が時間を作るためにやっていることを挙げてみると、次の20個がありました。
フリーランス、ひとり社長の立場という前提がありますので、そこを踏まえていただければ。
1 お金の管理
「時間の管理なのに、お金?」と思うかもしれませんが、お金の不安が大きくては自由に時間を使えません。
まったく不安をなくすことは不可能ですが、極力減らしたいものです。
日々、経理をし、先々のお金を計算しているのは、時間を作ることにつながります。
2 コスト削減
事業のコスト(経費)、生活のコスト(生活費)を減らそうと考えて続けています。
日々の経理のそのためです。
コストを減らせば、無理に仕事をしなくてもすみます。
コストが大きいと、その分売上を上げなければいけません。
売上を上げるには、時間も必要です。
(時間をかけずに売上を上げる方法もありますが)
コストがかかりすぎていると、時間もなくなります。
3 ストレスを抱えない
ストレス、いらいらがあると、その分時間を使います。
ストレス発散のために、さらに無駄な時間を使うという悪循環もあるでしょう。
4 時間を選べる仕事もする
時間が固定される仕事、締切が集中する仕事が増えると、時間はなくなります。
時間を選べる仕事、たとえば、執筆、ブログ、出版、自社開催のセミナーなどをやっているのはそうならないためです。
他社開催のセミナー、研修講師は、時間を奪われます。
(出版も締切間近はつらいですけどね)
5 時間を作ることを考え続ける
毎日、いつでも「時間」について考えています。
それは時間管理のExcelやブログを書くことでも増強されていることです。
常に考えていると、次第に時間を作れるようになります。
6 時間を作ることを勉強し続ける
私が根こそぎ情報収集しているものの1つは、時間です。
書籍、ネット上の情報、セミナーなどから学び続けています。
7 「普通」、「常識」を捨てる
人と同じことをやっていては、時間は作れません。
普通や常識を捨て、違うものを見て、違う場所にいて、違う時間を過ごすことにより、思わぬ時間を作れます。
8 言葉に気をつける
忙しい、ばたばた、もう○時、もう○月、あっという間など、時間がない状態を表す言葉を使っていません。
書く、話すなど、言葉にしてしまうと、それは言い訳に過ぎないからです。
9 残り時間を意識する
私がうまれてから今日で15,166日、42歳まで175日、45歳まで1,271日、80歳前14,055日です。
残りが少ないということを日々意識することによって、時間を大事にすることができます。
10 体調管理
おいしいものを3食食べるようにし、食事を抜くことはしません。
料理すれば、おいしくて安いものを食べることができます。
一緒に食べる人によってもおいしさは変わりますし、いい影響があるので、気が進まない飲み会には行きません。
深酒もしませんし、睡眠もきちんと取るようにしています。
体調を整えることは、時間を作ることにつながるのです。
11 早起き
早起きをするのは、まとまった、自分だけの時間を作るためです。
4時に起きれば、9時まで5時間も自分の時間が作れます。
12 邪魔を排除
時間の邪魔になるものを、シビアに排除しています。
スマホ、TV、ニュース、周りの雑音、人付き合いなどです。
13 すきま時間を読書に
電車での移動中、ちょっとした待ち時間には、読書をします。
本を常に持ち歩き、本が読めないときはiPhoneでKindleです。
この時間に、前述に「時間の使い方の勉強」もできるのです。
14 やらないことリスト
やらないことリストを作り、毎日見ています。
このリストのおかげで迷い、悩みが減りました。
「やらないって決めてるからしょうがないか」とあっさり決断できるのです。
悩んだり、迷ったりすると時間がなくなります。
そのためのやらないことリストなのです。
(それでもまだまだ迷うことはありますけどね)
15 ブログを書く
ブログを書く時間は、毎回1時間から2時間、ときには4時間かけることもあります。
これを毎日やると決めているので、時間を作らざるを得ません。
時間の作り方を毎日トレーニングしているようなものです。
16 どこでも仕事する
いつでも仕事しませんが、どこでも仕事をします。
PCを持ち歩き、ネット環境をととのえ(iPhoneのテザリング、au-Wi-Fiなど)、どこでもフルパワーで仕事できるようにしているのです。
旅先でも海外でも遜色ありません。
どこでも仕事できることで、仕事する機会を増やせば、時間を生み出せます。
17 メニューを作り、公表する
自分が提供できるもののメニューを作り、公表しています。
こうすることで、値段交渉をしなくてもすみますし、相見積もりもされません。
単価のコントロールもできます。
問い合わせがきてから、迷う時間も少なくなります。
18 PCを使いこなす
PCやITをうまく使えば、時間をいくらでも使えます。
研究する価値は十分にあるのです。
また、PC自体にも投資し、毎年PCを買いかえています。
遅いPCで待ち時間があれば、それだけでロスです。
積み重なれば大きな時間損失となるでしょう。
19 時間があまったらやりたいことがたくさんあるようにする
時間が余ったら、やりたいことが山ほどあります。
トライアスロンのトレーニングもしたいし、友人と過ごしたいし、旅もしたいし、ゲームやサッカーも楽しみたいし、料理も研究したいです。
Excelの勉強もしたいし、ブログも改善したいし、本も書きたいし、セミナーやイベントも企画したいと思っています。
だれもがやりたいことはあるはずです。
時間がないから・・・とあきらめずに、その欲を開放し、実現するために時間を作りましょう。
20 自分が決めたルールを100%守る
キリがいいので、20でやめます(^^;)
最後は、全般的にいえることです。
自分がこうやると決めたら、そのルールを徹底して守るというのが、「時間を作る」ことにつながります。
時間はただ(無料)です。
使っても使っても、一見減りません。
ついつい自分に甘くなってしまうのです。
『イノベーションのジレンマ』『イノベーションのDNA』の著者でもあるクレイトン M.クリステンセンの言葉にこういったものがあります。
”自分のルールを100%守ることのほうが、98%守ることよりもたやすい”
”「 この状況なら一度くらい許されるだろう」という誘惑に打ち勝ったことが、私の人生で最も重要な判断の一つであったことは間違いない。なぜかというと、人生は「 例外が許されてもいい特別な状況」が果てしなく続くものだからである。”
ブログを毎日書く
メルマガを毎日(土日祝除く)書く
経理を毎日する
数字を毎日見る
やらないことリストを守る
禁句を守る
仕事を選ぶ
など、自分のルールを守るというのが、時間を生み出してくれているともいえます。
自分のルールをまず決め、それを守り続けてみましょう。
結構書いちゃいましたが、こちらのセミナーでも「時間の作り方」についてお話しします。
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