向いていない・やりたくないことから逃げ、向いている・やりたくないことをやめ、向いていない・やりたいことをやる。

向いている、向いていないというのは誰にでもあります。
ただ、向いていないことでもやりたいことはあるはずです。
この「向いていない・やりたいこと」をやると、やりたくないことをやっている暇がなくなります。

※ロタトライアスロン（スイム2.0km、バイク90km、ラン20km）のゴール前

向いている・向いていないはわからない

向いている、つまり得意なことをやった方が楽です。

ただ、その向いていることは、そうそう見つかりませんし、自分でも気づきません。
以前の私がそうでした。

・何が向いているのか
・何が好きなのか
・何が得意なのか
が曖昧で、なんとなくもやもやしていたのです。

当然、好きを仕事にする、得意なことを仕事にするなんて考えられません。

向いている・向いていないがわかったのは、向いていないことから徹底的に逃げるようにしてからでした。

向いていない・やりたくないことから逃げる

私がフリーで働いているのも、組織で働く、会社勤めが向いていなかったからです。
一応、8年6ヶ月勤めており、公務員、個人事業主、会社と異なる形態で5カ所経験した上で、「向いていない」と判断しました。

ブログ、HPなどネット営業しかしていないのも、交流会に行ったり、商談したり、紹介してもらったりする営業が向いていないからです。
独立当初さんざん（自分なりに）にやって判断しました。

Excel、ITを使った仕事術をやっているのも、紙や手書きの仕事が向いていないからです。
紙の整理も苦手なので、デジタルで管理しています。

人を雇っていないのも、人を雇うことが向いていないからです。
いろいろ気になってしまいますし、任せることも得意ではありません。

早起きしているのも、夜の予定が苦手だからです。
たばこ嫌い、酔っ払い嫌いで、会合も苦手。そもそもつきあいも向いていません。

トライアスロンやマラソンをやっているのも、運動神経がなく球技が向いていないからです。
野球はボールがとれないし、バットに当たらないし、ゴルフもボールに当たらないし、テニスも当たらないし、バスケやればけがするし・・。
以前、こんな感じで投稿されたことも・・。

小さい頃からそうでしたので、運動といったら走るしかありません。
（トライアスロンをやっている人がみんなそうではありません。やはり運動神経がいい人が速いです）

かといって、今やっていることがすべて、向いているとは思っていません。

フリーで働くのが向いているかというとそうではなく、少なくとも「稼ぐ」という点に関しては落第点です。
できないこと、できない仕事もたくさんあります。

税理士に向いているとも思えませんし、Excel、ITだって、もっと優れた使い手はいますし、トライアスロン、マラソンも向いているとはいえません。

だだ、私がやっていることは、向いている・向いていないはありますが、少なくとも、やりたいことです。
「やっていることすべてが向いている」というのはなかなか難しいでしょう。

こう考えると、私が逃げてきたのは、「向いていない・やりたくない」ことです。

向いていない・やりたいことをやる

向き・不向きのアプローチも大事ですが、やりたい・やりたくないことのアプローチも大事にしましょう。

注意したいのは、向いている・やりたくないこと。
これはついついやってしまう、やり続けてしまうことです。
意識してやめなければいけません。

向いていない、かつやりたいことをやるのも、いい影響があります。

トライアスロンも、特にスイムはさんざんでした。
トライアスロンを始めた5年ほど前なんてこんなんです。
（注）まじめに泳いでいます

【関連記事】「海がこわい・海で泳ぐのが不安」でもトライアスロンをやり続ける工夫 | EX-IT
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それでも、やりたいからやり続けてきました。
今では多少泳げるようになり、スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2kmのレースも完走できており、ある程度の自信がつきました。

冒頭の写真も、こんなに筋肉があっては邪魔なだけです。
この脚がスイムでも海に沈みます。

体も硬く、そもそも運動に向いていません。

それでもやっているのは、やりたいからです。

彼らも、この巨体（2人で180kg）で、アイアンマンやウルトラマラソン（100km）を完走していますし、マラソンも4時間を切っています。
決して向いているとはいえないのですが、やりたいからやっているのです。

やりたいことをやっていれば、多少は向いてきます。

独立に向いているかいないかよりも、やりたいならやる
人前で話すことに向いているかいないよりも、やりたいならやる
人を雇うことに向いているかいないかよりも、やりたいならやる
ITに向いているかいないかよりも、やりたいならやる
ブログを書くのに向いているかいないかよりも、やりたいならやる
トライアスロンに向いているかいないかよりも、やりたいならやる

そのためには、
・向いていない・やりたくないことをやめることを考える
・向いていない・やりたいことをやめることを考える

とともに、
・向いていない・やりたいことに挑戦する

ことがおすすめです。

向いていない・やりたいことは時間も労力もかかります。
（私のブログやトライアスロンや新しい仕事のように）
ただ、やり遂げた満足感も大きいですし、向いていない・やりたいことをやっていれば、やりたくないことをやっている暇はありません。
やりたくないことを、より排除できます。

向いている・やりたいことを見つけてやるのが近道ですが、そこを目指そうとすると、なかなかうまくいきません。
周りから消していくと、
・向いている・やりたいことが見つかる
または
・やりたいことが「向いている」になる
ということになっていきます。
（私の場合、多少向いている程度ですけど）

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【編集後記】

昨日は、午後から個別コンサルティング。
時間管理、Excelマクロについて。
時間管理は、つきつめて考える、ルールを作る、個々の事情に合わせるのが大事です。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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