田植えをしたときに聞いた話です。
「雑草を抜いておかないと、栄養をすいとられてしまう」と。
これはわれわれ人間も同じだと思っています。
草取りをする理由
先日、人生ではじめて田植えをしました。
今回の企画は、複数人(15名ほど)で田んぼの1区画をそれぞれ借りて、田植えから収穫までやるものです。
まったく知識がなく、自分でも勉強するとともに、先日ご一緒させていただいた方(数年前から田んぼをやってらっしゃる方)からも、いろいろ教わりました。
その1つが草取りの重要性。
田んぼには、雑草がにょきにょき生えてきます。
この写真は、田んぼに到着したときのもので、苗のように見えますが、これは全部雑草なんです。
(水面に浮かぶのは藻で、これはあってもかまいません。)
まずは、この雑草を抜くことからスタートしました。
今回抜いても、また1週間ほどで生えてくるそうで、また抜きにいかなければいけません。
雑草は栄養を吸い取ってしまうからです。
7月頃、稲の花が咲くまで、雑草をきちんと抜いておかないと、稲が育ちません。
ここで稲に栄養がいきわたらず育たないと、収穫量がまったく違ってくるとのことでした。
来週も草取りに行く予定です(^^;)
外の雑草をこまめに抜く
「雑草に栄養を取られる」というのは、自分自身でも常々感じています。
これまで、ブログ等では、「ノイズ」と表現していましたが、自分の成長を阻害するものを、こまめにちょっとずつでも排除するようにこころがけています。
人、環境、役割など、さまざまなしがらみがあり、これらにすべて関わっていると、栄養が吸い取られるからです。
・集中力に欠ける
・いらいらする
・つかれる
などといったことをさけるため、周りの環境を整えるようにしています。
田んぼで、稲を成長させようとして、肥料や水をガンガン与えても、それほど効果はないでしょう。
自然の栄養分があるので、それを阻害する雑草を抜けばいいわけです。
人間も、成長させようとして、いろんな勉強をしたり、お金をかけたりしても、周りの環境が整っていないと効果は半減するでしょう。
雑草を抜いて環境整える、自分の機嫌をとることが大事だと思っています。
同じ能力なら、好きで機嫌よくやった方がパフォーマンスを発揮できます。
(好き嫌い関係なくパフォーマンス発揮できる方もいらっしゃるのでしょうが、私には無理です。。)
もし、環境が整わず、抜いても抜いても雑草がはえてくる、雑草がどうしても抜けないなら、田んぼを変えるしかありません。
自分の中の雑草にも注意
そして、自分の中にも雑草は生えている気がします。
変なプライドや、わだかまり、集中力のなさ、自信のなさ、不安など、まさに「雑念」とうい言葉があるとおり、自分が生んでいる雑草もあるはずです。
これらもちょっとずつでも抜いていかなければいけません。
身をもって雑草取りを経験したときに、自分の外と中の雑草取りを日頃から心がけていることが改めて意識できました。
日課である、経理(レシート整理)、タスク管理、ブログ、メルマガ、掃除、整理整頓などは、自分の雑草取りでもあるのです。
人の可能性は果てしなく、誰しもがのびしろを持っています。
自分の外や内にある雑草をこまめに抜くことで、自然にその可能性を発揮できるはずです。
情報やネット、スマホも雑草になりやすいでしょう。
無理な成長や拡大だけを目指さずに、成長を阻害する雑草取りを意識してみてはいかがでしょうか。
昨日、マル秘ミッションに関する打ち合わせ。
まだ形になるかわかりませんが、おもしろくなりそうです(^_^)
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