Home ■ひとりしごと雇われない雇わない生き方 仕事は環境が9割。特に「繊細さん」なら。

仕事は環境が9割。特に「繊細さん」なら。

by 税理士 井ノ上 陽一

仕事の成果を出すには、思っている以上に環境は大事です。

※仕事の環境 by Leica M10

環境を選ばず成果を出せるのがプロ……かも

仕事の環境を整えることが大事と思い、全力で環境を整えています。
私は、環境により成果が増減するからです。

どんな環境でも、環境を選ばずに成果を出せるのがプロかもしれません。
ただ、私はそうではなく、「環境さえ整えば成果を出せる」(そこそこですが)タイプです。

今は、「独立」という環境を選び、さらに微調整し続けています。

・どんな場所で仕事をするか
・どんな音がするか
・どんなにおいがするか
・何が見えるか
・どんなものを使うか
そして、
・誰と仕事をするか
・どんな仕事をするか
などにこだわっているのです。

この仕事の環境を選ぶために独立しました。

最初に勤めた公務員で、「環境が整わないと成果を出せない」と感じたからです。

仕事の環境を選ぶ理由

公務員のとき、最初はさいわい気に入った仕事でした。
ベストな環境ではないにしろ、仕事は、Excelやプログラミングを使って、データを扱うもので、どちらかというともくもくと仕事ができたからです。
(他部署と多少の交渉や調整は必要でしたが)

上司にも恵まれていました。
ただ、雇われていれば異動というものはあります。
この異動が怖かったのです。
「あの仕事はしんどいな」と他の部署を眺めていたり、「あの人と同じ部署になったら……」「上司が違う人になったらどうしよう」とか恐れていました。
仕事の環境が変わるのが怖かったのです。

実際、異動がきっかけや、人間関係が原因で、休職している方もいました。

仕事の環境について考えたきっかけは、当時よくみていたF1や海外サッカーの影響もあります。(海外サッカーは今も続いています)

F1のドライバーやサッカーの選手は、環境に結構左右されるのです。
監督が変わって調子を落としたり、チームメイトと合わずにパフォーマンスを落としたり。
その逆もあります。「一流の選手でも環境大事なんだな」と感じていました。

もちろん、私は、そういった一流の選手ではないので、そんな四の五の言わずに働かなきゃいけないのかもしません。
ただ一方で、「そんな一流の選手でも環境が大事なんだ」「そういうタイプもいる」という見方もできます。
(もちろん、どんな環境でも成果を出す選手もいますが)

そう考えていた矢先、異動がありました。
移動先は、仕事も人も合わないところ。
ここで人生を浪費するなら……と辞めることを決めました。

ただ、辞めて他に行っても一緒だろうと考え、独立を考えて税理士という資格を選んだのです。
その公務員だけではなく、アルバイト時代にも環境を選んでいましたし、その先もそうせざるを得ないだろうとは想像がつきました。

結果的にその選択は当たりで、その後の職場(税理士事務所→税理士事務所→IT企業→税理士事務所)でも、もんもんとする日々は続き、1つの職場が続きませんでした。
税理士資格をとるため(お金も必要、2年の職歴も必要)に我慢できたところもありましたが。

そもそも異動や転職がなくても、仕事をする環境はいいものではありませんでした。

今はないものを挙げてみるとこんな感じです。
・いろいろと話しかけられる(雑談もふくめて)
・長く残るのが正義
・帰ろうとすると「なんかあるの?」と聞かれる(なんもなくても帰るし)
・飲み会至上主義
・同じようにやることを求められる
・あ、今日は機嫌悪いんだという日があって、気を使う
・怒っている声が聞こえると落ち着かない
・なんにもやっていない人(それでいて給料が高い)が気になる
・電話がなる(自分の用事じゃないのにとらなきゃいけない)
・暑い、寒い(温度調整できない)
・タイピングの音が大きすぎる
・タイピングのテンポが遅すぎて気になる
・マウスカチカチがやけに大きい
・お茶をすする音がする
・香水がきつい方がいる
・仕事のやり方は選べるが、大枠は外せない

今思い返すとなかなか厳しいものでした。
普通かもしれませんけど、私にとっては。

そして流れ着いたのが独立です。
独立後は、仕事の環境を整えることができます。

仕事の環境を整える工夫

仕事の環境は、思った以上に大事ではないかと思っています。
知識やスキルを上げることも大事ですが、環境も大事です。

10の知識・スキルでも60%しか発揮できなかったら、6になります。
8の知識・スキルで、90%発揮できたら、7.2。

後者のほうが、成果は出ます。

もちろん、知識・スキルのアップは欠かせないもので、日々欠かさないのですが、その一方で、環境を整えることもやっておきたいものです。

環境に左右される(イラッとくる、気になる、悲しくなるなど)なら、なおさらでしょう。
そして、環境に左右されるなら、独立という道も必然です。

私は、そうでした。
「繊細さん」といわれる、外部の刺激を受けやすいタイプなら、特に。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

ただ、独立後も油断はできません。
既製の環境から逃れることはできますが、自分の環境を整えなければいけないからです。

環境とは、仕事をする場所だけではなく、
・人を雇わない
・電話が鳴らない
・静か
・仕事が多すぎない、時間に追われない、繁忙期がない
・無駄に人間関係を広げない
・土日、夜は休む
・望む方向性のお客様から依頼をいただく
・仕事を選ぶ
などといったことも含まれます。

こういった環境を整えることは不可能ではありません。
独立当初は、その環境を整えるのに苦労したこともありました。
どんな環境だと成果を出せるか、試行錯誤も欠かせません。
「雇われない雇わない生き方」も「繊細さん」が成果を出す道の1つです。

同様に感じる方は、独立後の環境を整えることに全力をつくしましょう。



■編集後記
昨日は、朝9時から『リモート経理完全マニュアル』の出版記念セミナーを開催しました。
その後は、家族で散歩。
夜は、スイム練習。

「1日1新」
近くのベンチ
『リモート経理完全マニュアル』出版記念セミナー開催

■娘(3歳11ヶ月)日記
プリキュア図鑑をみていて、「このプリキュア、パパのにあるんじゃない?」と。
Amazonプライムビデオで探してほしいということです。
無事、ありました。
昨日は、プリキュアで終わるかと思いきや、やはり鬼太郎も。
2話観ました。

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