弥生会計オンライン+ScanSnapでスキャンデータ取込。実用レベルではない。

弥生会計（オンライン）でスキャンデータ取込ができるようになったので、試してみました。
実用レベルではありません。入力した方が楽です。

※オフィスにて　iPhone 6s

データ入力の手間をスキャンで効率化

経理のデータ入力はかなり大変でめんどくさいものです。
会計ソフトも使いやすいものはありません（消去法で使わざるを得ない状況です）。

私はExcelに入力して、会計ソフトに取込方法をメインに使っています。
【関連記事】入力はExcelで！Excelに入力した経費データを弥生会計に取り込む方法 | EX-IT
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このデータ入力をスキャンで効率化する方法があり、弥生会計（弥生会計オンライン）でも使えるようになりました。
レシートを、スキャナーで読み込めば、データを入力できるのです。

はたしてうまくいくのでしょうか？

弥生会計でスキャンデータ取込するには

弥生会計でスキャンデータ取込をするには、次のような条件が必要です。
・スキャナーで取り込む（現状、スマホ対応していません）
・弥生会計（デスクトップ版。PCにインストールするタイプ。）を買い、弥生会計のあんしん保守サポートに加入→最低でも年28,080円
または
弥生会計オンラインを契約→年28,080円

ソフトの場合、保守料を払わないと使うことができません。

スキャナーは、デスク上におけるくらいコンパクトなScansnapがおすすめです。

このIX100は、Wi-Fi接続できます。
20,562円です。

弥生会計では、このIX100の5年間の無償レンタルサービスもありますが、条件が厳しくなります。
買ってしまった方が楽です。

私がもっているS1100は、USB接続ですが、14,800円。
どっちみち手元でスキャンするので、USB接続でも問題ありません。

弥生会計でスキャンデータ取込してみた！・・・けど

弥生会計オンラインでスキャンデータ取込をしてみました。
弥生会計オンラインだと、Macでも使えます。

ただ、使い勝手は実用レベルではありません・・・。
【関連記事】弥生会計オンライン。 いちブロガー（ときどき税理士）のファーストインプレッション | EX-IT
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弥生会計オンラインでのスキャンデータ取込

①まずは、ScanSnapの設定を確認しましょう。
PDF1つにつき、1つのレシート画像が必要ですので、
ScanSnapの設定を次のように変えます。

②レシートを1枚ずつスキャンします。
いったん、スキャンデータをPC内に保存しなければいけません。
直接取り込めないのがめんどくさいです。

③弥生会計オンラインで、［スマート取引取込］→［スキャンデータ取込］を選択します。

取り込んだデータをドラッグアンドドロップすると、取り込めます。

④取り込んだデータを確認します。
この場合はうまく取り込めました。

⑤［確定］すると、データ（仕訳）の確認画面にうつります。

・・・「文房具カフェ」で「旅費交通費」と科目がついてしまいました。
この科目は、弥生会計で自動推測します。
使い込めば学習するはずです。
たぶん。

この場合、ややこしいのですが、文房具カフェで文房具を買ったので、「消耗品費」に変更しました。

また、スキャンしたものは、すべて「現金」で処理されます。
現状ではこれを変えられません。
「小口現金」にしたい場合もあるでしょうし、「役員借入金」で処理したい場合もあります。
設定で変更できるようになって欲しいです。

⑥さらに、［送信］すると、データとして登録が完了します。

「摘要」の問題

無事取り込めたわけですが、この場合、「摘要」が「文房具カフェ」になっています。
消費税法上、経費は、「文房具カフェ　文房具」と、支払先・内容を記録しなければいけません。
実際に使う場合には、こう入力すべきです。

※厳密には、「取引先」に「文房具カフェ」、摘要に「文房具」と入るのですが、取込時、「摘要」に「文房具カフェ」と入ってしまうので、入力箇所も修正するかどうかは悩みどころです。

読み取りの精度

スキャンで気になるのは、読み取りの精度。
正確に読み取れるかどうかです。

店名がこういったロゴだとダメでした。

俺のスパニッシュもダメ。

店名がロゴでも、スタバはOK。
電話番号から読み取っているのかもしれません。

ドトールはダメ。

おしゃれすぎてダメ。

上島珈琲もOK。

ヤマダ電機はダメ。金額もダメ。

ヨドバシは金額のみ

有隣堂はOK。

ホテルのレシートは日付もダメです。

こういうのもダメ。

手書きの文字、店名がはんこの場合もダメ。

こういうのはOK。

科目の推測は、期待できません。

もちろん、読み取り状況やレシートの状態で精度は変わって来るかと思います。
ただ、今回15枚読み取ってみて、
科目まで完全にOKだったのは、0枚。
科目以外までOKだったのは、7枚。
金額エラー　3枚
日付エラー　4枚
店名エラー　8枚
という結果でした。

正直厳しいです。
確認して修正する手間を間が考えれば入力した方が速いでしょう。

レシートは現物保存

レシートをスキャンしても現状は紙で保管しなければいけません。
2月には、弥生会計で、レシートを電子保存できるようになるようですが、タイムスタンプの問題、コスト等はどうなるかわかりません。
手続きも必要です。

仮に電子保存（レシートをスキャンして捨てることができる）となっても、この精度だと厳しいでしょうね。
従来どおり紙で保管した方が楽となる可能性もあります。

電子保存については改めてレポートします。
【関連記事】スキャナ保存の厳しすぎる要件。3万円以上の領収書がスキャンできるようになっても中小企業・フリーランスが導入できない理由 | EX-IT
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会計ソフトfreeeでも試してみました。

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【編集後記】

昨日は朝、午前中、午後と、2時間ずつ、バイク、バイク、ランのレッスンでした。
レスパス通いの成果か、動きがよくなっていて、できなかったストレッチも多少できるように。
徐々に効果が出ているようです。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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