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残業とこづかい制に反対する理由。時間とお金の制限の違い

by 税理士 井ノ上 陽一

残業とこづかい制。
この2つは似て非なるものであり、私はどちらにも反対です。
自分でもやっていません。
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※千駄ヶ谷 猪八戒にて。iPhone 6s(写真はイメージです)

制限があってこそ時間をうまく使える

時間をうまく使うには、「制限する」ことが欠かせません。

「あと1分」となると、思わぬ力を発揮できる、いつもより速く走れるということがあるはずです。
仕事でも、時間に制限があり、「18時までに会社から出たい」となれば、日中の効率は上がります。
上げざるを得ません。

これが、
「どうせ今日も22時まで帰れない」
「19時半から会議がある」
「帰りづらい」
となると、効率は下がります。下がらざるを得ません。

だからこそ、残業には反対なのです。

制限があってこそお金をうまく使える

お金をうまく使うためにも、「制限する」ことが欠かせません。

限られたお金で暮らそうとすれば、管理スキルは上がります。
無駄遣いをすると、大事なもの、必要なものが買えないからです。
・コンビニで飲み物を買い
・ランチに行き、帰りにコーヒーを買い、
・夜は日々外食
となんとなく使っていると、お金はすぐになくなってしまいます。

お金を制限する、たとえば、月々一定の額を貯金してそれ以上使わないことは、お金の管理スキルアップには有効です。
そして、一定額しか使えない、こづかい制も、その制限の1つといえます。

しかしながら、私は、このこづかい制には反対です。

残業とおこづかい制の相違点と反対する理由

残業に反対するのは、時間を制限した方が効率が上がり、時間の使い方がうまくなるからです。

こづかい制も、お金を制限した方が使い方がうまくなるものなのですが、反対しています。
なぜなら時間の制限とお金の制限は意味合いが違うからです。

時間は増やせませんが、お金は増やせます。

お金を増やす方法は、
・時間を使う
・お金を使う
の2つです。

こづかい制だとこのうち「お金を使ってお金を増やす」ことができません。
お金を使う=つまり自分へ投資をしてお金を増やせなくなるのです。
セミナーや勉強会に参加する、書籍を読む、IT機器を買うなどができなくなります。
こういったものは、すぐに成果になるものではありませんが将来的にお金を増やす可能性があるものです。

会社に勤めていても、リスクはあります。
自分のスキルを高め、会社がつぶれてもやっていけるくらいのスキルや覚悟は身につけておかなければいけません。
そのためにはお金管理スキルは必須であり、本当の意味でのお金管理スキルは、こづかい制では身につかないものです。
損して得をとる、トータルでリターンを得るといった考え方も欠かせません。
お金は使ってみなければわからないところもあるからです。

時間を制限すると、行動や思考が広くなりますが、
お金を制限すると、行動や思考が狭くなります。

 

もちろん、成果報告は必要で、1年に1回、お金が増えたかどうか、何に使ったかどうかの業績報告はすべきです。
細かくチェックして、あれはダメ、これはいいと判断を仰いでいてはお金管理スキルは身につきません。
ただ、業績報告であまりにもマイナスなら、おこづかい制に戻すのも手でしょう。

「こづかい制にしなければ(悪い意味で)遊んでしまう」という危惧もあるかもしれませんが、お金がなくても遊ぶ人は遊びます。
おこづかい制にすれば、へそくりを作るケースも多いです。
給料の一部を別口座に振り込んだり、ボーナスやインセンティブをごまかすなど、いくらでもやりようはあります。
そして、そうやってごまかして得たお金は、多くの場合、無駄にぱぁーと使うものです。

残業をしないことで時間管理スキルを磨き、こづかい制をやめることでお金管理スキルを磨くことは、将来のために欠かせません。
会社はいつなくなるかわからないのですから。

こづかい制で、行動や思考がせまくなる

結局会社で長時間働いてしまう

残業が増える

残業代に頼る(出る場合は)
時間管理スキルが落ちる、個のスキルが上がらない

いざというときに対応できない

といった悪循環に陥ってしまいます。

男っていつまでたってもやんちゃなところがあるので、こづかい制をやめて自由にさせた方が、もっと稼いでくるかもしれませんよ。
(まあ、人によるでしょうが)
こういうおもちゃを買うのは多少目をつぶって・・・。
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ただ、その稼ぎ方が重要で、残業代で稼いでくるのではなく、副業や残業に頼らない給料アップ(インセンティブ、ボーナス含む)・キャリアアップ(転職による給料アップ)を目指しましょう。

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【編集後記】

昨日の夜は、トライアスロンチーム「ポセイ丼」の新年会。
軽く泳いで食事。
今シーズンのレースに向けて誓いを新たにしました(はずです)。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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